Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

このブログについて

たまに更新します。
最近はnoteに記事を書いていますので、Earth Spiralのnoteもご覧ください。
note Earth Spiral
星々のことば/猫の言い分/Plant Medicine/白魔術研究所ほか

創造する力

2021-06-24 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]
わたしは東京に住んでいる時にアロマセラピスト&ボディワーカーとして仕事をしていたのですが、ある時、いろいろなことに違和感を感じて、地球と共生する暮らしをしたいと思い今住んでいる裏磐梯に移住をしました。

移住直後の2011年3月11日に東日本大震災があり、その時に、自分が思い描いていた様々なことがいったん白紙に戻るという体験をしました。人生には自分の想い通りにならないことが起きる場合があるのだけれど、振り返ってみたら、それを通しての学びがとても大きかったことに、後から気づきます。

人が持っている最大の資質は創造性、クリエイティブな能力です。そして芸術は、創造主と直接接触できなくなった人間に創造主が与えた恵みであるというようなことを、ルドルフ・シュタイナーがいっていたかな、と思います(勝手に捏造はしていないと思う(;^ω^))

まさに、困難に直面したときに現実を創り出す創造力は、誰もが持っているもの。

自分の敷地にある古い建物をリフォームしはじめた時には、ド素人なので右も左もわからずに始めました。無理と思いつつ、やりたいという内なる欲求だけが推進力となり、自分ができないとすぐに人に頼る、ちょっとでもうまくいかないと諦める・・・などなど、そんな自分が一掃されたのがこの時の体験です。



しかし、コンセプトを現実まで降ろしていく。それを可能にしたのは、パーマカルチャーを学んでいたからに他ならないと思います。勢いだけでやるという方法ももちろんあるのだけれど、緻密に着々と進めていくことの重要性と持続可能性を体験しました。

3.11後に自分の中で不足していると思ったのは、人間の見えない部分への正確な理解。何となく自分で感じているだけではなく、自分が死んでも続く永遠なる叡智を学ぶことが、困っている人をサポートしていくうえでは欠かせないと感じました。

というわけで、スピリチュアリティについても学び、ヒーリングという実践方法を得たのですが、私の中では、パーマカルチャーデザインで、アイディアを現実化することと、そう離れていることではないと感じています。

人間は神の似姿、とは古代の叡智により言われていることですが、つまりは、人間は創造者であるということです。この現実世界を創造する知恵を責任を持っています。

今のような時代の変化の混乱期において、そうした自覚と、自分の中にある創造的な力に気づくことがどれだけ大事か、ということは、言葉を尽くしても伝えきれるものではありません。

ただ一つ言えることは、自分の日常生活を通して、日々の選択を通して、それを実践し続けるしかないのだろうなと思います。



こびっとハウスの制作プロセスはこちら⇒Earth Spiral「地域のお茶の間 こびっとハウス」

オンラインショップ『こびっと百貨店』オープンしました!

2019-04-19 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]
Earth Spiralが運営するオンラインショップ『こびっと百貨店』をオープンしました。



本日4月19日@満月に発売の惑星ハーブティー、
月と太陽のセットもご購入いただけます。

星々とハーブの関係性について解説同封。
限定20セットのみ天然木で作成した惑星オラクル(月と太陽)のおまけつき。



●Herbal Meditation~惑星ハーブティー太陽&月セット 1600円(税込)送料別
*惑星オラクル(月と太陽)おまけつき限定20セット
*直接、裏磐梯でご購入予定の方はご予約受け付けます。

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【Earth Spiralについて】
磐梯朝日国立公園に位置する裏磐梯で、
パーマカルチャーにもとづいて場のデザインをしつつ暮らしています。
持続可能な暮らしや、ホリスティックな世界観にもとづく
個人セッション、ワークショップ、講座などをやっています。

2019年の講座ワークショップ案内をアップしました。

メインウェブサイト Earth Spiral

もりとアートの学校
森の薬草使い塾/薬草占星学/ハーバルタロットなど。

Earth Spiralリトリートルーム
魂とつながるエクササイズ/ハーバルタロット/アート・オブ・タッチ

ウェブショップ『こびっと百貨店』
惑星ハーブティーなど販売しています。

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地球暦を使ってみよう!

2018-04-03 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]
●地球暦と種まきカレンダー

先日、ウグイスが鳴いているのを裏磐梯では
初めて聞いたので地球暦に書き込んでおこうかなと思い、
眺めている間に、いろいろやりたくなりました。

新しい種まきカレンダーがまだ来ないのですが、
地球暦に月の運行を色分けして塗ってみると、
直観的に何か分かって良いのでは?と思い、やってみました。
5月以降は新しいカレンダーが来てから。

ついでに12サインも入れてみて、
占星術とバイオダイナミックで扱うサインの角度のずれなども、
だんだん書き込もうと思います。
カラフルになって楽しい。




●こびっとBOOKSが「太陽系時空間地図 地球暦」の
販売代理店になりました~。

ここのところ、もりとアートの学校の講座でも、
「時間」という感覚を、自覚的にする、
ということをやってきました。

薬草使いとして知っておきたいこと③
に書きましたが、時間とはヘルスケアの土台です。
それは、今後の講座などの基本として、
お話していきたいことです。

時間を意識するのに「地球暦」はとても役に立ちます。
どのみち、講座で活用するからということで、
多めに購入しようと思っていろいろ検討していたところ、
地球暦の販売代理店になることにしました。

ネットで買うと送料がかかったりするので、
仕入れて、自分が使う分と、使ってみたい方に販売する、
という方向にいたしました。

そんなわけなので、当面はネット販売はしない予定ですが、
対面販売はしていますので、Earth Spiralまで、
ご連絡くださいませ。

裏磐梯にいらした時には、プラッと寄ってください。







プロセス任せのプロセスワーク勉強会を終えて

2017-09-28 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]
パーマカルチャーを学んだ後、実践を考えた時に、コミュニティづくりの重要性に気付いた。
その時に出逢ったのがプロセスワーク。

この秋分の日という節目の時に、プロセスワークの存在を教えてくれた
友人の村松家に裏磐梯で勉強会をやってもらえたこと、
後になってじわじわと感慨深く思っています。

震災後、何もできなくなった私は、みんなどう感じているのかを
シェアすることぐらいしか出来ないと思い、
その時にプロセスワークしかないと思いました。
今となってはいろいろな方法はあると思うけれど。
その時はそれしか知らなかった。
そこで、裏磐梯での後、飯舘村の有志で対話をはじめた。
その後、郡山でも対話の会をはじめた友人たちもいて、
それは震災後にずっと続いている。

閉塞した社会に、世界観の狭さを感じる。
多くの人が狭い世界観の中で生きていて、
そこに風穴を開けてくれるひとつの見方をプロセスワークが提示してくれ、
私たちが震災後の福島で自分の体験をどうとらえていくかという時に多大なる力となった。

10年ほど前に、フェルデンクライスメソッドというボディワーク
(というかソマティックエデュケーション)のトレーニングを受けたけれど、
その時にも同じような感覚だった。

重要なのはいずれもアウェアネスなのです。
気付く力。起きていることに気付く力。真実を見る力。

個を超えた大いなる力や見えない力のことも知っておきたいと思い、
エネルギーを扱う分野も学んだけれど、それも私の中では、
アウェアネスを身体という物質レベルから、
物質的にはないところに延長することのように感じています。

ヒーリングの場合はエネルギー体に名前がついているので、
プロセスワークと違う言語を使うけれど、矛盾はしない。

人間の気づく力、認識の力というものは、とてつもなく幅広いものであり、
人間の存在意義はそこだと言っても過言じゃないのかもしれない。
思考停止した瞬間に、感じることをやめた瞬間に、死んだも同然。
思考停止が悪いというよりは、思考停止している自分に気付かないのが致命的。
思考停止している自分に気付いて、今は見たくないので後で・・・
という意志を持って選択してるならオッケー。

人間の認識力は広く深いという前提に立てば、
その成長は死ぬまで終わることがなく、死んでも終わることはない。

スピな世界では、自分のワクワクすることや好きなことをすればよいと
呪文のように唱えられるが、それは一つのステップでありエントリーにすぎない。
その先にまた、壁にぶつかったり葛藤したり思い悩んだりすることは繰り返され、
それでもワクワクについていけるか、という体験の方が重要。
その葛藤は、人間が物質的な自分と霊的な自分の間で揺れ動き、
成長しようとしている証拠だからだ。

プロセスワークが凄く良いと思ったのは、葛藤や自分のシャドーに何か大事なものがある、
という世界観を持っていて、実際にとりくめば、やっぱりそうだからだ。
普通は恐いし見たくないものに取り組む。
だから、私にとっては葛藤の扱い方を知ることは生きるための大事な道具なのだ。
錆びないように磨き続けないといけない。今回のような勉強会はとても大事な時間。
また、継続していけそうなので、嬉しく思っています。

講師として来てくれた康太郎さん、参加してくれたみんな、
参加予定だったのに来れなくなったり、
途中で帰らなきゃいけなくなったみんなも含めて、
このプロセスに参加してくれてありがとう。

そして、このプロセスに加わってみたいという人にも、
こびとの出入口wを用意する予定です。

カラダ感覚を高めよう! ボディワーク講座2 (こびっと もりのくらし道場)

2014-08-17 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]

肩がこる、首がはる、腰が重い、などの症状を、
自分でケアできたらなと思いませんか?

多くの人は、自分のいつも一緒にあるカラダなのに、
カラダのことをよく理解していません。
自分自身が、どんなことをやって、肩を凝らせているのか、
首をはらせているのか、腰を重くしているのか、
そうしたことに自ら気づいて行けば、
わからないから専門家に頼る、
という地点から、一歩も二歩も進むことができます。

今月のBody workは2回目になりますが、
今回初めて参加という方も歓迎です。

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8/24『ボディワーク2~センタリング』

ボディワークⅠ~Ⅲでは、いつもい一緒にいるのに良くわかっていない自分のカラダのことについて取り組みます。初回は、そもそも、カラダって何?ということで、見えるからだ・見えないからだ、それを体感するワークとセルフケアの方法をお伝えします。

●ボディって何?~見えるからだ・見えないからだ
人間はボディ・マインド・スピリットからなると言われますが、さらに細かく見ていくとボディというのは、目に見える肉体レベルのみならず、いわゆる「気」といわれる目に見えないボディも一緒にそこに存在しているものです。両方含めてボディという意識を持つことで、もう一度、自分のケアの方法を考えてみましょう。

●カラダを感じるワーク(フェルデンクライス・メソッド)『体感部(胸部・腹部)』をテーマにやります。
●見えないカラダってなんだ?
●センタリング…3~5のチャクラについて。
*日常のケアに使えるセンタリング(中心感覚)の香油つくります。

日時:8月24日 12時30分~16時30分
*休憩時間あり
参加費:5000円

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*8月23日は『エネルギーシフト』ワークショップがあります。
https://www.facebook.com/events/829432243747456/
*宿泊必要な方は近くの宿を紹介します

【申込み・問い合わせ】
フェイスブックでメッセージか
anju.earthspiral(あっとまーく)gmail.comまでメール。
*参加ボタンを押しても申込みにはなりません。投稿
*24時間以内に返信がない場合はメールの不具合が生じている可能性があるので、別な手段でご連絡ください。

ボディワーク1 グラウンディング~こびっともりのくらし道場6-2

2014-08-16 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]

6月の2日目はボディワークです。
プロセスワークでは自分の内面のことが中心ですが、
ボディワークでは、自分のカラダを通して、
いろんなことに気づくというのをやります。

3回あるので、
1回目は骨盤、第1~2チャクラ、土台づくりのグラウンディング、
2回目は胸部、第3~5チャクラ、センタリング
3回目は首から上、6~7チャクラ、スピリチュアリティ
という感じでやっていきたいと思っています。

ボディというと、カラダですが、
ここで扱うボディは、見えるからだだけではなく、
エネルギー的なものも含んでボディと考えています。

最初は、目に見えるボディから。



まずは、自分のカラダをじっくり観察してみます。
立っている時、歩いている時、あおむけに横になっている時、
自分のカラダが今何をしているかに意識を向けるところから、
フェルデンクライスメソッドのレッスンをはじめました。

今回は、土台となる骨盤を意識してワークを組み立てました。
45分ぐらいのレッスンを一つ終えた後は、
重心が安定して、痛いところがあった人は痛みがなくなったり緩和した、
という感想もありました。

2つ目のワークは、赤ちゃんがどうやって動きを覚えていくかを
追体験してみよう、ということで、写真のようにゴロゴロするワーク。
これが、意外と気持ち良くて楽しいのです。
次回も、続きをやっていきたいなと思っています。
赤ちゃんの学習段階を体験してみましょう。





後半は、目に見えないエネルギーの体を感じてもらうことをやりました。



普段は意識されていないものなので、まずは、触れてみるところからやっていきます。
暖かかったり、ピリピリしたり、見えないからといって、
そこに何もないわけではないということを感じてもらいました。

その後、チャクラのお話。



チャクラとは、カラダのセンターに7つあるといわれていて、
そこからエネルギーが出入りする場所です。
それぞれのチャクラと、その役割があり、
下に行けばいくほど、土台を安定させる役割を持っています。

今回のテーマがグラウンディングなので、
第1~2チャクラを取り上げました。
このチャクラに関係する香りのブレンドをつくって、
日常のケアに役立てるために、香油づくりをします。





忙しかったり、あわてたり、不安感があって気があがっていきやすい時に、
この香りを嗅いで深呼吸したり、瞑想にもつかえます。



カラダって、痛みがあったり、何か症状があって、目を向けるものですが、
それだけではなく、身体には意識があり、そこに働きかけることで、
自分の状態をコントロールしたり、よりよく保ったりすることができること、
しかも、人に頼らずとも自分自身でできるということを
感じて、身に着けてもらえたらなと思います。

次回のボディワークは8月25日。
テーマは、センタリング(中心軸をしっかりする)&体感部(胸部・腹部)です!






植物の力~こびっともりのくらし道場6-1

2014-08-16 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]

さてさて、6月の裏磐梯は新緑すぎて春~初夏の感じでしょうか。
植物も出そろったなという時期、
植物が持っている様々な力を感じてもらうために、
6月は「植物の力」です。

私たちの暮らしは衣食住のほとんどを植物に頼って暮らしてますね。
震災後、放射能問題で、直接自然に触れることが遠のいていることは、
それでなくても、現代の生活は、自然から遠のいているのに、
さらに遠のいてしまうのは、人間の暮らしとしてどうなのでしょう?と思います。

まあ、霞が関の机の前で仕事している人たちには、
こういうことの価値は解らんのかもしれませんが…。

おっと、愚痴から始まってしまいました…。

というわけで、まずは、2010年に私たちがやった敷地の植物調査をみんなに見てもらいました。



100種類以上の植物があり、薬用70、食用60ぐらいあります。
薬用にも食用にもならなくても、何か作るのに使えるとか、
人間にとっての有用性を持つものが多いものです。

そして、植物にできてほかの生物にできないことと言えば、
太陽のエネルギーを変換して蓄積できるということ。
これって、すごくないですか?

そんなこんなを話しながら、敷地の植物観察をしました。
あいにくの雨ですが、植物たちは生き生き。



ひとつひとつ見ていると時間が足りないので、
今回は、後半の植物療法でも使う、薬草と良い香りのする植物を中心に見ていきました。



わさびもうろつく。



薬草は比較的、裏磐梯に限らずどこにでもありそうなものを10個ピックアップして紹介しました。



私の手描きの薬草の説明書付。

敷地の植物を観察するというのは、パーマカルチャー的には、
その場所を知るということで、重要なことです。
何が生えているかを知ることで、土の状態や環境が分かったり、
暮らしに役立つものがどれぐらいあるかを知ることは、
暮らしのデザインにも関連してきます。

そうした、植物を知る意味や楽しさを少しでも感じてもらえる時間となれば幸い。



また、植物を知るには、当然のことながら、見つけたものの名前を調べます。
名前を調べる時に、科ごとの特徴がわかっていれば、あたりがつけやすく、
ネットでも本でも、調べるのが楽になります。

そこで、敷地をみて気になった葉っぱなどをとってきてもらい、
科ごとの特徴を見る時間も少し作りました。



後半は、こびっとハウスにもどって、植物療法の話と実習です。

薬草をどのように使うか?に関しては、
簡単な原理原則があります。
そのあたりのお話をした後に、
虫刺されの時に役立つクリームづくりと、
香りのある植物をとってきて、
その香りをアルコールで抽出することをやってみました。

クリームは、最初の写真の植物たちを
あらかじめ浸出油を作るために油に付け込んでいました。



成分が早く抽出されるように、天気の良い日にソーラークッカーでオイルを温めて、
温浸法で浸出油をつくりました。

虫刺されのかゆみに効果があるといわれているフキやヨモギ、
他には、香りをよくするためにカキドオシやペパーミントなどをいれて
浸出油をつくりました。



緑のきれいな色になった浸出油にミツロウを混ぜて、
こんな風に緑のクリームができました。

その後、使っていますが、蚊に刺されたあとに塗ると
ちゃんと効果を発揮しています。

色々やろうと思うと、4時間あっても足りないですね。
植物の力といえば、染色をしたり、クラフト作ったり、
もっともっと、いろんなことができるのです。

またの機会に、他のことも企画できたらなぁと思います。






プロセスワークⅠ 自分の物語を知り、自分を阻むものを超える~こびっともりのくらし道場5-2

2014-08-16 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]

5月の2日目は、プロセスワークです。
こびっともりのくらし道場の肝とも言えます。

私たちが震災後、さまざまなものを乗り越えて、
自分らしく進めてこれたのには、プロセスワークの世界観というか、
モノの見方を知ったことが大きかったからです。
そして、プロセスワークは、最初に話したホリスティックな世界観を
体感し、体現していくのに役に立つものだと思っています。



タケさんから、プロセスワークの基本的なお話と、
2人組のワークで進められていきました。

今の自分となりたい自分がいて、それを阻んでいるものは何か?
そして、自分の中でいつも繰り返されるパターンはなんだろう?



2人組になって、今の自分と門番の対話をやってみます。
話をしたり、体を動かしたり、実際に、パートナーと一緒にやってみると、
考えているだけでは気づかなかったようなことが分かったりします。

私の場合、スピリチュアリティは大事と思っているのですが、
私の門番は、スピリチュアルなものや人を見ると、怪しいと思ったり、
そんなフワフワしていていいのか!と言います。

その門番と対立したり、自分が委縮するのではなく、
どうやったらいともに進んでいけるか、ということを、
対話や動きを通してやってみるのでした。

私の門番は、実際にやってみたら磐梯山でした。
磐梯山がど~んとすわっていてくれるので、
私は安心して見えるものから見えないものまで、
いろいろなものを感じていったり来たり出来るということがわかりました。
もし、この門番がいなければ、行ったり来たりすることも
出来ないんだなということに気づきました。
門番は怖い存在なのではなく、自分のバランスをとるために、
無くてはならない存在なんだな、というようなことがわかりました。



また、自分が子供のころによく見た夢を思い出すということをしました。

それは2回目にも続いていくのですが、自分の子供のころの夢は、
うまく言葉で言い表すことができず、人に言っても解りにくいので、
誰にも話すことなく封印していたような夢です。

それについて考え始めることで、
こびっと道場の日が終わっても、
自分の中にを及ぼしているような感じです。

結構、わたしは自分の思うように生きていると思っていたのですが、
それでも、自分に制約をかけていたり、見えていなかったりするものは、
まだまだたくさんあるのだということに気づきました。

終了後はフェイスブックのグループで、タケさんがフォローしてくれているので、
日常に帰ってどんな変化があったかなどをそれぞれシェアし合い
単にワークショップをやっておわりではなく、
実際の変化につなげていける感じで進められています。



ホリスティックな世界観とセルフケア~こびっともりのくらし道場5-1

2014-08-16 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]

だいぶ報告が遅くなってしまいましたが、
こびっと もりのくらし道場の第1回目「ホリスティックな世界観とセルフケア」
のレポートを書きます!

世の中のいろいろな問題は、機械論的な世界観の土台の上で、
物事が進められていることによる歪みが噴出していることがほとんどです。
生まれた時から、機械論的な世界観にのって生きてきたので、
私たちの中には、無意識にそれが刷り込まれています。

そこをまず、自覚しようということで、
第1回目に、この、世界観の話を持ってきました。

まず初めに道場がはじまるにあたり、
参加者の方に歓迎の言葉を送らせていただきました。



それは、こちらをご覧ください。
こびっと もりのくらし道場 歓迎の言葉「道化師から魔術師へ」

新しい世界をつくるには、常識にはとらわれない、
クリエイティブな道化師のパワーが必要ということで、
このお話をさせていただきました。

さて、世界観についてですが、
私たちが今まで土台としてきた機械論的世界観は、
心や体、その他の物事について、バラバラに分解して考える方法です。
かたや、これから目指す方向であるホリスティックな世界観は、
すべてのもののつながりを大事にする、見えるもの見えないもの
両方を同じものとして大事にする、そういう世界観です。



私は、アロマセラピーに出会ってから、ホリスティックな世界観を知りました。
人にかかわる仕事は、心と体、人と環境をバラバラに考えていてはうまくいきません。
そこで、出会ったのがこの世界観です。
その人にあった香りを選ぶのにも、その人の心や体の状態、
体質や価値観など、その人のすべてを考慮に入れて、選んでいく必要があります。
人を丸ごと見るということです。

そんな感じでアロマセラピストをしていた時から、私のホリスティックな世界観は、
少しづつ変容していきました。
変わるきっかけの一つが、パーマカルチャーとの出会い、
次が2011年の震災でした。

その変遷についてお話させていただき、
現時点でのホリスティックな世界観についての考えをお話ししました。



先日書いた、日本ホリスティック医学協会の仙台シンポジウムでもお話したのですが、
ホリスティック=丸ごと、と言った時に、
今の世界は、物質に一番価値が置かれている状態で、
目に見えないスピリチュアリティなどは、一番端っこに追いやられている状態です。
見えないもの、見えないつながりは無視された状態で現実の社会は進んでいます。

スピリチュアリティを取り戻すことが、
全体性を生きるといった時に、一番重要なことかもしれません。

物質主義的な日常の中で、それを取り戻すことは、
容易いことではありません。
こびっと道場は、スピリチュアリティを取り戻し、
道を見誤らないための道しるべとなれたらいいなと考えています。

この日は最後に、これから半年間、参加者の皆さんが道場で学び、
日常の暮らしの戻っても、自分の力を失わず発揮していけるように、
力になってくれるであろう、裏磐梯の自然と対話する時間を設けました。



私も、みなさんと一緒に、自分の力になってくれそうな場所を探したのですが、
庭に生えているクローバーと、名前は解らないのだけれど、
近所の方からもらった黄緑色のきれいな葉っぱをもつ植物がある場所に
心惹かれました。緑と黄緑色の色合いや、黄緑の植物が、
去年にもまして生き生きしているあたりに惹きつけられたのです。

そこには、「この庭も5年目を迎え、いろいろあったけれど、
だんだんと整ってきて、良い空間になってきているなぁ」
という感慨深い感覚だったように思えます。

その後、確かに、わたしにとっては、朝、この庭を眺めることが、
エネルギーの源になっています。
参加者の皆さんは、どうだったでしょうか?

こうしてスタートした、こびっともりのくらし道場ですが、
半年が終わることには、それぞれがどういう地点にいるのかが楽しみです。

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『第1回 こびっと もりのくらし道場 ホリスティックな世界観とセルフケア』
をまとめたテキストは、電子書籍としてウェブ上から購入することができます。

すべてをメディスンに~ホリスティックな世界観とセルフケア


こびっと アートビレッジをつくろう2

2014-08-09 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]

こびっと アートビレッジをつくろう1の続き

こびっとハウスづくりの次なるミッションとして、
こびっとアートビレッジ&こびっと裏磐梯ライフスタイル研究所
の2つが浮かんできた。

なんか、面白くないから、移住者増やそうかという計画。
しかし裏磐梯に移住のネックは、雪が2メートル積もること。
ということは、これを楽しめる人じゃないとね・・・ ってことです。

冬の景色はこの世のものとは思えないぐらい素晴らしい。
そして、冬の時間の過ごし方もいろいろ。
1年中、何かしていないと落ち着かない場所と違い、
どうどうと、何もしないで引きこもろうと思えば引きこもれる。
その間に創作活動やグリーンシーズンではできないことを
じっくりやるのである。

ルドルフ・シュタイナーは、
地球の魂は冬に最も目覚めており、
夏に眠っているという。

解る気がする。真っ白な雪景色の中、
宇宙に思いを巡らすには、冬が一番なのだ。
雪に閉ざされた中で、見える世界と見えない世界を
行ったり来たりすることができるのだ。

そんなことに楽しみを見いだせる人が住むととても良い場所。
(そんな人いないっていう話も…)

芸術家とかモノづくりやってる人がいいんじゃないかと思うのです。
もしくは、修業が好きな人。

でも、それで食っていけるのか?っていう話ですよね。
そこで、「こびっと裏磐梯ライフスタイル研究所」が必要なのです。
裏磐梯で、自分に合った持続可能な働き方をしている人のやり方を研究したり、
裏磐梯以外でも、既存のライフスタイルや、
新しいライフスタイルを営む人々の中にヒントを見出したり、
ライフスタイルから作り上げてアートにしてしまえ!
というのもアリかもしれません。

既存の仕事に自分を当てはめるのではなく、
自分の仕事は、どこにあるどれでもない、
というところからスタートしてみたら、
何かみつかるのではないだろうか。

そんなことを妄想中です。