風に吹かれたアン

旅歴、40年~世界中を放浪するのが夢。
40ヵ国は行ったけど、コロナで一時中断。
今年はまた挑戦するぞ~(笑)

朝顔に思う。。。

2020-09-24 20:51:21 | 日記・エッセイ・コラム


秋が日増しに濃くなっていくのを、肌で感じられる。

今年は、例年になく朝顔に楽しませてもらった。
先週の晴れた日には、朝顔の花が100以上も咲いたのだ!


いつもの年ならば、緑のカーテンのゴーヤが我が家の
バルコニーの主役だ。
ところが、今年はあまりの暑さゆえか、ゴーヤの世話もままならなかった。

コロナ関連の対策に気持ちが行ってしまい、「植物はまあそれなりでいいか」
なんていう感じだった。



★今年、朝顔は「育てるのも簡単だし、花も咲くから」なんていう気持ちで種を蒔いたのだった。



それが、最近は「できるだけ長い期間咲きて続けてほしい」などと、
欲張りな考えが出てきた。
朝と夕方の水やりをする時、何ともいえぬ生命の力強さを感じることができる。
花の色や、土の乾き具合、蕾のふくらみ方などが、
毎日違うのが楽しみでもあった。



青・赤・紫・ほのかな白・・花が咲いた時の嬉しさは、ことのほかだ(笑)
それに合わせて、「花がら」摘みにも励んでしまった~



花がらにも、表情があり、なかなか綺麗なところもある。

そういえば、母がまだまだ元気だったころ、花が咲いたあとの
花のカスを良く取っていた。
その時は「物好きだな~」ぐらいに思っていたが。
まさか、自分自身が「花がら」を喜んで摘んで、
世話をするとは想像もしなかった(笑)



朝顔もゴーヤも仲良くまだ頑張っていてほしい。




夏目漱石と「栗」

2020-09-15 20:48:39 | 文学・映画・芸術

 

「絵所を栗焼く人に尋ねけり」(漱石)




俳句を始めてから、「自然」が以前よりも身近に感じられるようになった。

先日、お昼ご飯を食べているとき、栗の話が出た。
秋といえば、栗やさつまいもが美味しい季節だ。

友人は器用な女性だ。 
八百屋さんで栗を買い、自分で栗をむいて自宅で栗ご飯を作る。

私は栗を剥くのが面倒なので、栗ご飯は買って来る(笑)



夏目漱石のロンドン留学時代の俳句に、栗を詠んだものがある。

「絵所を栗焼く人に尋ねけり」




絵所は美術館などのこと。明治34年2月1日の真冬。

Dulwich Picture Gallery の場所を聞くのに、焼き栗屋で栗を買いもとめた。
そのおじさんにギャラリーへの行き方を聞いたらしい。
英会話恐怖症?になりかかった漱石の日常が垣間見られる。

「もう英国は嫌になり候」と虚子に宛ててはがきを書いたのもこの頃だ。

わかる わかる~



一人旅でロンドンを旅した時、地図を持ってはいてもよく迷子になった。



道行く人に、片言の英語を話しかけるのさえ嫌になった覚えがある(笑)
右を向いても外国人、左を向いても外国の人。
現地の人から見れば、こちらが外国人なのではあるが・・・

日本では秋の季語の栗。



漱石のこの俳句を知った時、彼がすごーく身近に感じられた。


「四面楚歌」を吹き飛ばせ!

2020-09-07 20:50:36 | 日記・エッセイ・コラム


え~ん、え~ん。。。シクシクシク。。。

★人間、泣くということは体にいいらしい。
こんな私でも、何もかもが嫌になってしまう時もある。
去年までだと、ふらっと一人旅に出たり、好き勝手に色々と楽しんだり。。

今年は、誰でもがそうだが、いつものようにはいかない。
学生は学生なりに、社会人はもちろん、老若男女問わず厳しい年だ。

コロナ君のせいばかりとは言わないが、そんな変わった年になった。
でも、つらい時の居場所・逃げ場所があるというのは有難い。

このBlogを書いているというだけでも、何だか活気を取り戻してきた(笑)

動いたり、悩んだり、戸惑ったり・・・
それぞれやれることがあるのは幸せなのだろうか?

★上野の東京都美術館へ



8月に「浮世絵展 2020」に行った。
大きなイベントだが、オンライン予約したので
会場ではゆっくり見ることができた。

帰りは、ショップで手ぬぐいを2枚買った。
しばらく飾って、あとはキッチンの食器拭きに使おう!



★私が行ったのは前期だが、後期は今月22日まで開催。
友人が後期に行くというので、またまた「後期」にも行くことにした。
展示作品の入れ替えもあるので、楽しみだ。







と、楽しみをチョコチョコと積み重ねていくのだ。
何だか、元気になってきた~笑



親を訪ねて三千里~半年ぶりの訪問~

2020-09-01 20:45:28 | 介護・家族・健康


半年ぶりに父母に「直接」会った!

電車で行けば二駅ぐらいの、すぐそばだ。
車で行くと、30分もかからないところに彼らは住んでいる。

父と母は、隣の市に昨年まで二人で住んでいた。
だが高齢になっていて、家事もだんだん大変になった。
昨秋から、妹の家族の家に同居している。


そんな彼らを、訪問して昔話をするのが、私の月に一度の習わしになった(笑)
今年2月に会って以来、コロナの心配があるので訪問をずっと遠慮していた。

3月は、父母の家の玄関前で「武漢シェイク」を脚でした。
お土産を玄関先で渡すのみで、家の中にも入らなかったのだ!



「不要不急の外出は控えて」「高齢者を守ってあげて」と言われて
半年間、生真面目に守ってきたが。。。。



先日、母親が急に消えてしまう夢を見た(笑)
要は、会わないでいるうちに「母親が他界」してしまったという夢をみたのだ。ガーン!

母親の手を最後に握る時の感触があまりにも生々しかった。



うーん、これはまずい。。。
急遽、父母を訪ねて行ったという次第だ。

私がずっと、訪問を遠慮していた間も、別に住んでいる弟家族は、
犬まで連れて普通に遊びに行っていたらしい(ショック~)




「不要不急の外出」という言葉の意味は難しい。
悩みもせず、自分にとって必要だからと思える人はいい。
だが、私のように色々と悩む人もいる(笑)

スローガンというわけではないが、
変な言葉に自分の気持ちを押しつぶされるところだった。



怖い怖い~
皆さん、鵜呑みって怖いかも。。。