多摩川から旅立ってしまった、西部邁氏。
博学で、頑固で、有名で、芯のある方だった。
私自身は、専門的なことはわからないので
彼の考え方・思想についてはとやかくは言えない。
ただ、多摩川で亡くなったというニュースはショックだった。
最初、三島由紀夫の時のことを思い出した。
そして、ミレーの「オフィーリア」の絵。
今の社会や日本に何か言いたかったのだろうか?
「朝まで生テレビ」の時代は、私も若かった。
熱い議論に、「何か変わるかもしれない」と期待を持ったものだ。
考えは違ったが、息子が西部氏の本をよく読んでいた。
自分の子供がどんな考えを持っているのか、
興味もあり私もこっそりその雑誌を読んでみたものだ。
内容をめぐって親子喧嘩をしたことも懐かしい。
入水のことも、当日午後に子供から連絡が入り始めて知った。
多様な人々・世代に影響を与えてくださった方だ。
ありがとうございました。