風に吹かれたアン

旅歴、40年~世界中を放浪するのが夢。
40ヵ国は行ったけど、コロナで一時中断。
今年はまた挑戦するぞ~(笑)

「上海 2・・・虹口」

2015-10-29 11:00:00 | 旅行(海外)香港・中国・アジア
上海の虹口(こうこう)は、戦前、
たくさんの日本人が暮らしていた地域で、
「租界」と呼ばれていた。

その頃、上海には10万人もの日本人が住んでいたということだ。






★★歩いたコース

★地下鉄8号線「虹口足球場」で降りる。



→魯迅公園→魯迅記念館・魯迅のお墓→内山書店旧址→

魯迅故居→多倫路文化名人街→横浜橋→

「莉蓮蛋撻餅屋:リリアンベーカリー」(LILLIAN BAKERY)本店→

地下鉄3号線「東宝興路」→旧フランス租界へ行く


★「内山書店」旧址は、現在は銀行になっている。





1階で、銀行のスタッフの女性に声をかけてみた。
「2階にどうぞ」と言ってくれたので、
一人で2階の展示室に上がって行った。

きちんと日本語の説明付きで整理されて、資料が綺麗に展示してあった。
歴史の重みを感じて、胸がちょっとキュンとなった。

「魯迅故居」を訪ねた後、道すがら数件のお店で焼き鳥やら、
美味しそうなお菓子を買っては食べ、のんびりと散策した。


★幸運なことに、リリアンベーカリーの本店を見つけた。

今回は、店内では美味しいチーズケーキを食べた。
濃厚な味で美味しかった。紅茶に良くあった。

ティーカップも素敵。





もちろん、有名なエッグタルトもしっかりと、持ち帰り用に買った。
ホテルの部屋でゆっくりと食べた(笑)


「上海 点描」・・ひとりの時間

2015-10-25 11:00:00 | 旅行(海外)香港・中国・アジア


10月は、札幌に行き、上海に行き・・・と、慌ただしかった。
でも、こんな忙しい時の方が元気が出てくる(笑)
好きなことは全然苦にならない。

一人旅で何が楽しいかというと、当たり前のようだが、
自由なひとりの時間を持てることだろう。

日本にいて、家族と一緒に住んでいると
自由な時間を持つことがなかなか難しいのだ。



旅に出ると、ホテルの部屋の中でボーっとしたり単にごろごろする。
これがすごく楽しい(笑)

一人で部屋にいても、誰にも何も言われない。
電話もかかって来ないし、訪問者も押しかけて来ない。
チェックアウトの日までは、完全に自分の「お城」のようだ。

上海で滞在したホテルは、地下鉄にも歩いて数分と近く便利だった。



作家の魯迅にも縁のあるホテルで、館内に写真や資料も展示してあり、
期待通りに面白かった。



あまり豪華過ぎず、女性一人でもリラックスして楽しんで泊まれる
良いホテルだった。
洗面所では、お化粧するときに便利な「拡大ミラー」もあって嬉しかった。
眉やラインなど、細かい作業をする時に便利なのです(笑)


外に出ている時はもちろん楽しみたいが、室内にいて本を読んだり、
リラックスしたりする時間も旅の重要な部分だ。

日本にいる時だってそんな時間を持てそうだが、なかなか難しいのだ。
「非日常」ということが、人間には必要なのかもしれない。


LCC春秋航空で、羽田から上海へ~

2015-10-22 11:47:00 | 旅行(海外)香港・中国・アジア
★5年ぶりの上海は



20日、火曜日に上海から帰国した。
短いが、かなり面白い旅だった。

上海を訪れたのは、かれこれ5年ぶりになる。
2010年の上海万博の1週間前に行って以来だ。

今年は「LCC体験年」(笑)ということで、春秋航空で5社めになる。

香港エクスプレス、ピーチ、ジェットスター、バニラエアー、そして春秋航空。
 
やった~これで、主要なLCC五社を利用することができた。
家族の不評を買いながらも、何とか年内に達成できた。

今回の春秋航空の乗り心地も、思ったよりも良かった。
機内は、暖房が適度にきいていた。

CAさんもテキパキとして感じ良く、日本語もある程度できるスタッフが
乗っていた。
もちろん、乗客の7割ぐらいは中国系の人のようだ。

ただ、LCCがかなり知られるようになったので、日本人乗客も
だんだん多くなっている。



市内は5年前に比べて、地下鉄のラインが大幅に増えた。
万博の年には、確か 10号線ぐらいまでが運行していた。

今回訪ねると、16号線まで開通している。



地下鉄交通網がかなり便利になっていて、
私のような観光客でも簡単に乗り降りできた。

最初、浦東国際空港の地下鉄入口で、「上海公共交通カード」を購入した。

東京圏の「Suica」のようなものだ。そのカードに、チャージ金額を入れておく。
私が交通カードを 買った「カード購入窓口」の男性職員は、親切だった。

このカードを使って地下鉄やバスなどに乗ることができる。

一回一回、切符を買わなくて済むので、中国語がわからなくても
かなり自由に動き回れる。

ありがたい~


天王洲 「銀河劇場」 にて

2015-10-13 12:06:35 | 日記・エッセイ・コラム
昨夜は「マザー」という劇の千秋楽だった。



評判通りの良い舞台だった。

第二次世界大戦末期、鹿児島県知覧町からは連日のように
特攻隊が飛び立っていった。

軍指定食堂「富屋食堂」の主人「鳥濱トメ」と、
若い特攻隊員との心の交わりの物語である。



内容は重いが、出演者の真剣な演技が私たちの胸を打つ。

大林素子さんのスポーツウーマンイメージも、良い意味で覆された。

舞台終演後、大林さんをはじめとして、阿藤快さん、ワッキーさん、
出演者の皆さん全員が見送ってくれた。

ワッキーさんと握手ができて、ちょっとラッキー?(笑)

特攻隊員と同年代の出演者たちのひたむきな芝居を見ていると、
70年も前のことが今の現実のように迫ってくる。

世界が不穏になっていく中、平和の尊さを改めて考えた。

平和って、強い意志で守っていかないと、
いつのまにか手からこぼれ落ちてしまう。

夜の劇場の周りを歩きながら思った。



LCCバニラエアで 「札幌ひとり旅」

2015-10-08 09:59:49 | 旅行記・・国内
昨日、札幌3日間プチ旅から成田空港に戻った。





今年の私の年間目標のひとつ?に、「様々なLCCに乗る」というのがある(笑)

一昨年まで東京エリアでは、LCCはどうなの?という評判が多かった。
というのは、成田と羽田にはLCCがあまり飛んでいなかったのだ!

知らないものには、人間どうも消極的になる。怖い気分が先に立つ。

私自身、今年2月に初めてピーチに乗るまでは、不安の塊でした。
ところが、百聞は一乗りにしかず~、自分で経験してみて色々とわかった。

「大手との違い」が不安につながっていたが、その違いがまた面白い。

面白いと思える人には、サービスの少なさや時間帯の不便なことは
「冒険」気分につながる。

今回はバニラエアに挑戦~

お天気もちょうど良い貴重な3日間だった。
3回目の札幌訪問なので、フツーの場所を選んで歩いた。

北大はホテルからも近いので、広大なキャンパスをのんびり散策した。





図書館に入ったり、池で鴨を眺めたり、食堂に入ったりした。

カラスまでのんびりしていたのには、心が和んだ。



再生中のポプラ並木も風情があったが、



すぐ横にサフランが綺麗に咲いていたのを
発見した。

誰にも遠慮しなくていい、気分次第足任せの旅だった。

JR札幌駅周辺のビル群には驚いた。

街は綺麗になっていて、
アジアからの人々も楽しそうに観光していた。

街の規模があまり大きすぎないので、グルメも買い物も楽しめる。

今の季節は、どこかヨーロッパの気候にも似て過ごしやすかった。

ちょっとした冒険の手段として、LCCは心強い応援団になりつつある。