母が亡くなった。
昨年の秋から1年２ヶ月の病院生活だった。
８９歳の年齢相応に認知症もあった。
だが、脳梗塞で倒れたことが入院の直接の理由だった。
社会がコロナの期間ということもあり、様々な制約があった。
自宅で看護するか、病院で最後まで看護してもらうかを
昨年の秋に家族で選択したのだった。
そして、天寿をまっとうして亡くなったのだ。
ありがとう、お母さん。
ありがとう、病院のスタッフの方々。
そして皆さまへ、ありがとうございました。。
全国旅行支援を使って、一人旅をした。
行く先は、今回は近場で探してみた～
東京のすぐ隣の川崎や横浜もいいな（笑）
もちろん、いつもは日帰りで遊びに行っている。
でも、やはり泊まるというだけで旅の情緒が１００倍になる。
特に女性にとっては、家事や家族からの解放感タマラナイ。
家族や友人と行く旅もいいが、
一人旅の良さは「孤独」や「空間」を感じることができる。
知らない人にも積極的に話しかけてみたり、
自分以外の人にいつもよりも親近感を持ったりする。
寂しいということは、いい面もあるのだな～
きっちりと決まりきった生活から、一瞬でも離れるのも必要かもしれない。
秋の良い気候が続き何となく足も軽い。
旅行シーズンになり、全国旅行支援にもワクワクしていた（笑）
ところが、千代がスーパーに買い物に行くと。。。
クリーニング屋さんに洋服を出しに行くと。。。
ガーン、ガーン！
ニュースの中だけだと思っていたことが、
実際に千代自身にも降りかかっていた～
あらゆるものが、生活必需品まで値上がりしていたのだ。
最近、旅行や趣味のことで頭がいっぱいになっていたが、
お財布の中は知らないうちに中身が減るばかりだった～
１０月最後の土曜日、嬉しいことがあった！
いくつになっても、憧れの人というのは必要だ（笑）
胸もときめかない毎日だとしたら、長生きするのも？？？ですよね～
俳句を始めてまだ４年ほどだが、言い訳になるがほとんど上達していない。
小説や詩に比べて、ちょっと私にはむいていないかもしれない。
な～んて、中だるみ気味の今日この頃だ。
せっかく新しい趣味に挑戦しているのだから、何とか 喝！を入れようと思っていた。
そんな時、恩田侑布子さんの講演があると知った。
現代俳句協会主催の講座で会えるというのだ。
友人を誘って「現代俳句講座」に参加した。
ネットではお目にかかっていたが、本物はやはり１0０倍良かった！
お話も面白かったし、朗読する声もハリがあって演劇のようで感動した。
図々しくも、最後に握手をしていただいた。
いつもなら引っ込み思案の私だが、「喝」を自分に入れるためにも
恩田氏に質問までしてしまった（笑）
質問して少しでも「恩田さんの記憶に残ろう」という不純な動機だった。
元気がもらえて、オバサンは今年も乗り越えていけそうだ。