小さくても大きな一歩

アリスの見上げる先には、



いつもジャスミン。

それにしても、ぶっとい二の腕ねぇ♪
……って、それって、



ドルマンスリーブ？。
モモンガ、ムササビのように、脇の下がタプタプしているのだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムッ！


ま、なんであれ、アリスはおねぇちゃんのことを慕っている♪



そんなアリスが、朝一番にすることは、



私のベッドに行くこと。

夜寝る時はケージに入れられてしまうアリス。
それに引き換え、ジャスミン（猫）は、夜寝る時に私の後を追って来て私の寝室に来るのだ。

それが羨ましくてたまらないらしい。
朝ケージの扉を開けてやると、私を無視して私のベッドにまっしぐらに走って行くのだ。



気が済みましたか～？

それで気が済まないのが、



このヒト。



必ず、次の瞬間には、主が入れ替わっているのである。
おもしろいねぇ。



そんなふたりの駆け引きを楽しく見ているのだが、今朝は思わぬ展開があった
残念ながらその時の写真はないのだが、床に寝転んでいたアリス（犬）に向かって、そろり、そろ～りと
ジャスミン（猫）が近づいたのだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イメージ図


アリス（犬）は寝ぼけまなこでジャスミン（猫）を確認するも、眠いせいか動かない。

すると
ジャスミン（猫）が更に一歩近づいて、アリス（犬）のお尻をクンクン嗅いだのだ！



お尻を嗅ぐのは犬同士の挨拶で、猫の場合は鼻をくっつけるのだと思ったが、どちらにしても、
ジャスミン（猫）が一歩踏み込んだことに固唾を飲んで見守っていた！



そしてその後、ジャスミン（猫）が扉の陰に隠れて、アリス（犬）のことを待ち伏せをしたのだ☆！
残念ながら、またまたその時の写真が間に合わず……。



何も知らずにトコトコとジャスミン（猫）の後を追いかけたアリス（犬）に向かって、扉の陰から猫パンチをしたのだ☆

ワッ☆！とびっくりするアリス（犬）。
そこへ背中を膨らませながら扉の影から飛び出したジャスミン（猫）。
その後、追いかけて、追いかけられて……、なんだかとても楽しそうなふたり！

そうですよ！　私はそうやってふたりで遊んでもらいたいんですよッ！



私は大きな声で笑い、満面の笑みをふたりに向ける。
せめて、「こうやるとオカァサンが喜ぶ♪」とふたりに知らせる為に！

ね、ジャスミン、アリス（犬）と親しくなるには、何も難しくなかったでしょ？
だって、アナタは跳ぶことが出来るんだから！



ふたりの溝を飛び越えなさい！

もう少し、後少し☆！


※去年の今ごろ　　2014/1/28　　「気分良いヒト、悪いヒト」

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