てんやわんやの犬猫生活

~猫(ジャスミン/ブリショ)と私のワンダーランドにアリス(チワワ)がやってきて右往左往な日々~

大人のワイワイ散歩 ~深川編・後編~

2018年02月13日 | 日記

~前編の続き~

昨日は膨大な写真を見ながらせっせと「ワイワイ散歩」を書いていたのですが、
どうにもこうにも多過ぎて……。

こりゃあ今日中には間に合わないゾ、ということで前編・後編と分けることにしました。
それで安心して、夕飯に取り掛かれた次第です。

さて、続き。



後発隊と揃って「深川江戸資料館」に入る。



昔、両国国技館の近くにある「江戸東京博物館」に行って、ものすごく楽しんだことがある。
ここも規模は小さいながらも館内一歩入ると、江戸深川の町並み☆ 辺りは夜だ。



どこかで猫の鳴き声が聞こえると思ったら、屋根の上に猫が居た。



家のサイズから考えると、猫が大きいけど。 あ、顔が動いた♪



町並みのある下の階に下りて行くと、



ここは八百屋らしい。 野菜を手に取ってみると、本物そっくり☆
ここは、どんどん触ってもいいというのが嬉しい。



KくんもUくんも上がり込んで、鉄瓶のフタを開けたり、火鉢の引き出しを開けたり閉めたり。



路地に「木戸」がある。これは朝に開けて、夜になると扉を閉めるそうだ。
閉門しても中の住人たちがわかるように表札が出ているのだという。

映画映像監督をしているIくんは、ここを借りてロケをしたので詳しい。



鶏を飼っているここは、



お米屋さんだ。



更に路地を歩いていると、手ぬぐいがぶらさがっていた。



干しているのかな?と思っていたら、



どうやら担いで売り歩くらしい。



道端にお稲荷さんが売られていた。



火の見やぐらのあるここは、



船着き場。



そこには船宿があり、



船の安全を祈願する神棚があり、



宴会が出来る小料理屋のような場所だったらしい。



火の見櫓の足元では、犬がオシッコしていた♪



屋台のお蕎麦屋さんや



天ぷら屋さん。 やぁ~!この食材が本当に本物みたいな感触☆



手に手にチェックをするKちゃんFちゃん♪ 『ほんとだぁ~♪』



どえらく大きなノコギリを置いているこの家は木場の木挽き職人さんの家。
そして、子供のワラジが置いてあると思ったら、「半わらじ」と言って大人用だそうだ。



木を挽く時に重心を掛ける爪先だけの、職人用ワラジだそうだ。 
現在の、姿勢強制などに使われている半分のスリッパみたいだ。

隣りの家の土間を上がった所に、ん? なんだか見たことがあるような……?



「ちぐら」か? よく「猫ちぐら」というので見たことがある。
案外猫が居たりして、と覗き込む。



居た☆
猫を飼っている人じゃないと、中まで覗き込まないだろうな。



なので、猫を外に出してやる♪



長屋の庶民の家が連なって、



生活感に溢れている。



これはどうやら燃えないゴミ(割れた瀬戸物入れ)のようだ。



家々の前にはスタッフさんが立っていて、家の説明や暮らしぶりを丁寧に解説してくれる。



長屋の路地裏に、稲荷社の縁日・こどもの祭りの「初午祭り」の飾り付けが。
初午(はつうま)は2月最初のウマの日のことらしい。今年は2月7日だったそうだ。

そのうち祭り太鼓の音がすると振り向けば、



Iくんがトントン♪トトトン♪))))))))と打ち鳴らしていた。

あ~、遊んだ遊んだ♪ 面白かった~♪

表に出た途端、急にみんながいなくなったな、と思ったら、



あっちの佃煮屋、



こっちの佃煮屋と群がっていた。

そこからテクテク歩いて、



「清澄庭園」に向かう。



ここは、東京都が管理している庭園のひとつだそうだ。



ザ・日本庭園の趣き。



視界にビルが見えるのが残念だが、



池の水面に景色がクッキリ映っていて素晴らしい眺め。



こういう細い橋が苦手な私は、当然渡らない。



……と思っていたら、エエエ~~!? これ、渡らないといけないのぉぉ~?!



続いて……あれもぉぉ~~?! こういうの、ほんと、苦手!



ぶ~たれながら後に続く。



ま、はしゃいでいるけど♪

庭園を後にして、次のコースへ。
車の行き交う道路に立っている街路灯が素敵。家の形をしている。



ん? 目線を下に落として初めて気が付いた。 誰か縁台に座っているんですけど。



「松尾芭蕉」さんだ!
ほら、おじぃさんも座って座って!と、



代表してTくんを差し出す。



ここが「芭蕉俳句の散歩道」と言われても、あまりにも風情がない……フツーの川沿いの道。



みんなが集まってワイワイやっているのは、芭蕉が「奥の細道」の旅に出る前に、
この「採荼庵(さいとあん)」という住居から奥州へと出発したとある。

そしてそれよりも、



これって、お茶じゃなくて線が一本多い~! こんな字があるんだ~!
知らない字って、いっぱいあるよね~と大騒ぎ。



続いて向かったのが、



「深川えんま堂」と言われている「法乗院」。
閻魔大王の前にある各種祈願別のコップ状の賽銭箱にお金を投じるようになっている。



チャリンとお金が入ると、照明が変わり大音響と共に閻魔大王のお告げがある。



でも、なんだかどの祈願もお告げがいまひとつ的を得ていないようで、理解しにくい。
そんなことを言ったら舌を抜かれるか? でも私は舌を何枚も持っているから平気♪

その後少し歩いたところで、Kちゃんは用事があるのでお別れ。またね~♪
我々は更に歩き、



昭和の酒場の路地を通り抜け、「深川不動堂」へ。



本堂があまりにもアートでユニーク!

見たことのない象形文字のようなものが壁面いっぱいに描かれている。
「真言梵字壁」と言うそうだ。お不動様の真言が描かれているらしい。




お不動様に馴染みのない私は、神社なら「阿吽の像」があるがこれは何だろう?



奈良のマスコット「せんとくん」の製作者・薮内佐斗司氏が作ったような像だ。
知らないけど。




本堂での参拝で、隣に居た男性は二礼二拍手していたが、それは神社じゃないか?
お不動さんはどうやって参拝したらいいのかわからない。 私は頭だけ下げておいた。



そこからまたテクテクテクテク門前仲町までひたすら歩き、予約してあった焼き鳥屋を目指す。

店には、ここから参加のCちゃんが先に到着していて我々を待っていてくれた。



やぁ~、今年もワイワイ賑やかに、おもしろ可笑しく美味しく年が明けました。
今度集まるのは春だね♪ ……って、もうすぐ春なんですけどね。

そんなわけでね、ジャスミ~ン(猫)、



アリス(犬)~、



今後とも、よろしく、ね♪

※長文にお付き合い頂きまして、有難うございました! (幕)

 尚、江戸資料館館内の写真がほとんどどれもブレブレにてシツレイしました

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