アリス（犬）が、またトイレ掃除のジャマをしに来た。
というより、間違って学習をしてしまったのだ。
このトイレの枠におもちゃを置くと、オカァサンはポ～ンと放ってくれるよ、と。
違いますッ！ ジャマだから放っただけなのに……。 
トイレの上がダメなら、次は私の膝の上である。
どっちもダメです！ やぁ、困った困った。
私が留守中、兄に世話をお願いした時はそんなことは一度もなかったらしい。
とにかくふたりとも、とても良い子でいてくれた。
ジャスミン（猫）は、常に高い所に居て、
兄はなかなかジャスミンと触れ合えなかったらしいが。
なので、「ジャスミンがそばを通りかかった時、尻尾を握ってやったら怒られた。」と言っていた。
そりゃそうだ。ジャスミンは悪くないよ～♪
その時、アリス（犬）に関していえば、私の甘やかしが露呈した。
夜、アリス（犬）を寝かしつける時のこと。
それまでは夜食のオヤツでケージに誘い込んで、ケージ内で寝かせていたのに、
兄が居た時は、なにもおびきよせなくても自分でサッサとケージ内のベッドに行って寝ていたのだ。
兄が帰ってからも、数日はそれが続いた。
今では頑としてソファから離れない。
ソファカバーを畳んで私が部屋から出て行くと、仕方なくケージに入るが、ケージの扉を閉めようとすると
慌てて飛び出し、鳴くわ騒ぐわ大騒ぎ。
結局今では元通り……オヤツで釣ってケージ内に誘い込んで寝かしつけている。 甘いッ。
ただ、困った習慣でひとつ直ったことがある
それは、夜、カーテンを閉める時のこと。
何故か、いつからか、足下でアリス（犬）が「抱っこ、抱っこ！」とびついて来たのだ。
抱きあげてやらないと大騒ぎ。
仕方なく、抱っこをしながら各部屋のカーテンを閉めていた。
そんな甘ったれアリスも兄にはそれが出来なかったらしく、以来、その悪癖を忘れている。
お蔭で私は、今、静かにカーテンを閉めることが出来ている♪
ところが、その反動か？
私がパソコンに向かうと「抱っこ！抱っこ！」攻撃に会い、いつも膝上に乗られている始末。
カーテンの時のほうがラクだったんですけど……。
兄に言わせると、「おまえはジャスミン（猫）アリス（犬）に甘い。 かまい過ぎ！」
はい、重々承知しています……。
そんな兄に、先日諭された。
「おまえの回復力に驚く。早く治そうと努力しているからだろうが、ゆっくり無理せずやりなさいよ。」
「体操の選手になるわけではないからな。」
ごもっともッ☆！
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