さっきから「遊んで♪」と「抱っこ♪」をねだられていたが、わざと無視してパソコンを打っていた。
諦めたのか、ひとりで遊んでいたが、しばらくすると静かになった。
…って、あれ~? それって私のひざ掛け。
膝に掛けていた筈なのだが、いつのまにか床にずり落ちたのだろうか?
それにしてもチャッカリと。うまい具合に丸く巣作りをしている。
しかも……グッスリと。
でも、ここで甘い顔をしてはいけない。そろそろケージのベッドに行って寝てもらわないと。
アリスの耳元で「アリス~、おねんね~、おやすみ~♪ いい子だね~♪」と呪文のように呼びかける。
この呪文を何度も囁いて、アリスがうっすら目を開けた隙に、一気にソファカバーも毛布も畳んで積み上げる。
そして、私は部屋から出て行き扉を閉める。
お風呂から出てきた後は、そ~っと音をさせないように扉を開けてアリスの様子を探る。
(イメージ図)
大体これで諦めて、アリスは自分のベッドにいるのだ。
そして、この後が大変。
そっと近づいてケージの扉をしめなくてはならない。
私がケージの扉に手をかけた途端にアリスはベッドから飛び出して、鳴くわ、吠えるわ、甘える声をだすわ。
それでもサッと扉を閉めて、ケージにカバーを被せて……一丁上がり。
アリス~、おやすみ。
一方、ジャスミン(猫)は……。
私がお風呂もパソコンも終えてジャスミンを探すと、
パソコンデスクのすぐ近くの食器棚の上で、ドロリと流れ出ていた。
ジャスミンの場合は自由な場所で寝させているので、このままでも良いのだが、「気が付いたら私がいない」では
可哀想なので、必ず声を掛けてやる。
「ジャスミ~ン、寝ますよ~。」
そしてこの部屋の電気を消す。私が寝室に行ってしばらくすると……、
ヒョコっと現れる。
ジャスミンが入れるように、必ず少し隙間を開けて置いてやるのだが、この、恥ずかしそうに
後を追いかけて来て、入口でモジモジしている猫は、たまらなく愛おしい。
「ジャスミン、おいで。いらっしゃ~い。」
自分の冬ベッドに跳び乗って、
ひとしきりふみふみ))))至福タイム。
ゴロゴロぶぅぶぅ喉を鳴らしながら、
夢み心地で一心不乱に毛布を揉んでいる。
ジャスミ~ン、もうそろそろ電気を消してもいいですかぁ。
ジャスミンのフミフミもみもみは延々と続くのだ。
そしてこの日の夜は、
寝に来たのかと思ったが、これからまだ遊びたいそうで……。
私が振り回してやるレーザービームを待っているのだ。
わかりました……、1回戦だけね。
もうすぐ1時……、オカァサンはもう寝たいんだけどね。
夜型猫には通じません……。=3
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