私のベッドは、ジャスミン(猫)には開放しているがアリス(犬)には開放していない。
それは、甘えベタなジャスミン(猫)が、唯一私に近づこうとしている場所だとわかったからだ。
可哀想だが、アリス(犬)にはケージで寝てもらっている。
朝、ケージの扉を開けてやると、いつもすっ飛んで行くのだ、
私のベッドの上に。
一応、いけないとわかっているようで、遠慮勝ちに端っこにいる。
私が部屋に探しに行くと、慌てて飛び降りてリビングに走り去るのだ。
今朝のこと。
ふたりとも姿が見えない。
寝室を覗きに行くと、
やっぱり、ね。
ん?ジャスミン(猫)は見つかったが、アリス(犬)はどこ?
部屋を出て行こうとしてびっくりした
あれ!? ジャッスミンッ!
アナタ、そこにいたの?
じゃあ、あのこんもりモゴモゴしたカタマリは……?!
ペロッとめくってみる。
やだ! アリスまで! アリスはこれが羨ましくて仕方なかったらしい。
ジャスミン(猫)は、どうもご不満のようだけど。
自分で言えば?
アリス(犬)は私に見つかってしまったので、しぶしぶベッドから出て行った。
向かった先は、いつもの所。
そんなに潜り込みたいのなら、カンガルー袋に入ってくれれば良いものを、これは見向きもされない……。
せっかく作ってやったのに。
しばらくして目をやると、
ジャスミン(猫)が、なんとはなしにチョッカイを出している。
ジャ~スミ~ン、オカァサンがアリス(犬)に声を掛けてあげようか♪?
そして夜。
もうすぐ晩ご飯の時間だ。
体内時計に自信あるジャスミン(猫)は、さっきからウロウロ落ち着かないが、アリス(犬)はまだ居眠り中。
ジャスミン、アリスを起こしてあげれば?
そんな様子を私に見つかって、ちょっとはにかむ猫。
この頃なんだか微笑ましい。
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