自分がいなくてもまわるチームをつくろう!山口 正人,豊田 圭一明日香出版社/クロスメディア・パブリッシング(発行)このアイテムの詳細を見る |
キーワード:不在のマネジメント、チームマネジメント、スケジュール管理、ルーチンワーク、マニュアル化
手持ちの本は3月末14刷。初版は1月末だから相当売れている。帯には「いいかげん『自分でやった方が早い』から卒業しよう!」とある。
現場の下っ端でそれなりに忙しく「作業」していると、たとえばアルバイトとかにその作業をやってもらうために説明するのがめんどくさくて、帯のような文言をつぶやいてしまう。でも、それでは仮にマネジャーになっても、いつまでも作業員のまま。まぁ人手での少ない中小企業ではよくある光景だけれども。
実は、多分「自分」がいなくても、チームも会社もまわるものだ。もちろん情報や業務内容が共有されていなければそれなりの混乱は起こるだろうけど、いずれ沈静化していって、何事もなかったかのようになる。でも当然、会社にとってもお客さんにとっても、短い間でも混乱は困るし、「自分」なしにチームや会社がまわるのならそれに越したことはない。
「自分」なしでまわるのなら、別の貢献ができないと存在価値がないってことになる(君は必要ない!)。しかし、これは逆で、別の貢献を可能にするために、時間を管理し、チームを管理し、ルーチンワークをマニュアル化していくわけだ。そのための方法がいろいろと説明されていくわけだが、なんかこう、あんまり目新しいところがないような…。
ルーチンワークのマニュアル化ってのは、最近必要性を強く感じているので、やらなくては!という気持ちにさせてくれました。情報共有の決定打みたいなのはないのかなぁ。ずぼらな人間でもできるやつ(定期的なミーティングとマメな報告書作成しかないか、やっぱり)。それを探す旅は続きます。
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