電脳馬牧場-Electric Ranch

カタログ人間による本,映画,ジャズ,古本屋巡り,ニュース拾い

ラブ・アクチュアリー(UIP・2003年)

2005-06-09 00:29:35 | 映画・ドラマ


クリスマス前の数週間。人々の恋愛模様を描く。
勝手にオムニバスだと思っていたのだけど、そうではなくて一つの物語の中で、並行にそれぞれの物語が描かれ、時に結びつきながらストーリーが進められていく。

正直その結びつきはご都合主義的なもので、ありえねーよという感じはするけど、それはそれ。
うまくいく恋もあればそうでない恋もあり、浮気もあれば、どうにか自分の想いを伝えるというエピソードもあって、どれかに感情移入できるかも。

ちょっとDVDのメニューが使いづらかった。

12人の優しい日本人(ニュー・センチュリー・プロデューサーズ・アルゴプロジェクト・1991年)

2005-06-06 00:40:04 | 映画・ドラマ


三谷幸喜と東京サンシャインボーイズによる脚本で、今だったら三谷幸喜が前面に押し出されるだろうけど、当時は監督の中原俊が「櫻の園」で賞を取った直後で、「やっぱり猫が好き」で名を売り始めたばかりの三谷さんは、まだメジャーシーンではパッケージに大きく書かれるような存在ではなかったようだ。

タイトルからわかるように、ピーター・フォンダの「十二人の怒れる男」のパロディ。
但し、一人の男が無罪を主張し始めたオリジナルとは違って、こちらではみんなが無罪を主張する中で、一人の男が有罪を主張し始める。

オリジナルは社会派を気取った感じで、なんだか説教クサイが、こちらはコメディ。
無罪と有罪の間で揺れ動く陪審員たちのやりとりが面白いのだ…けど、なんだかそれほどでもないような。

演劇版の配役表ってのがこちらなのだけど、みたいよなー、これ。
映像残ってないのかな。NHKあたりでやって欲しい。

そういえば江口洋介を起用して近々再演されるってニュースを聞いたような。