電脳馬牧場-Electric Ranch

カタログ人間による本,映画,ジャズ,古本屋巡り,ニュース拾い

猟奇的な彼女(シンシネ・2001年)

2005-01-30 14:26:21 | 映画・ドラマ
去年の頭から、いくつか韓国ドラマを観ている。
はじめは拒否反応があったけど、見始めると面白い。
だけど、恋愛モノはどれも似たり寄ったりで、ドラマの後半でつまんなくなることが多かった(つーか長すぎ。全16話とか、全24話とかあるもんねー)。
冬ソナのブームで似たようなドラマが輸入されているってことがあるんだろう。
尺が違うドラマと映画は比べられないだろうけど、この「猟奇的な彼女」も似た傾向なのかなーと思ってた。

が、いいじゃない、これー。

ドラマの構成は前半戦・出会いと付き合い始め(コメディ色強し)、後半戦・二人の交際と別れ(徐々にラブストーリー色強し)、延長戦・その後の二人(切なくも素敵な)。

恋愛モノといえども、これくらい笑わせてくれると僕でも最後まで観られるし、この男の子がいいじゃないか。チョン・ジヒョンもまぁかわいい。

DVD買うかも。

オーシャンズ12(ワーナーブラザース映画・2004年)

2005-01-25 22:51:01 | 映画・ドラマ
ニヤニヤできるところがいっぱいのコメディ、というとチープな感じだな。
ちょー豪華なエンターテインメント。
12番目のメンバーはジュリアなんだろうけど、役にたったのは「あの人」なんじゃないかと思う…。

どんでん返しが何度か。伏線張りまくりで、意外と気が抜けない。
暗証番号がわかんないよー。

1/23の獲物

2005-01-25 22:35:25 | 古本・今日の獲物
なんだか日曜日に仕事するのが当たり前になってきたな…。
それだけじゃつまらないので。

ブックオフ鹿児島宇宿店
近頃いいなぁ。毎回獲物がある。数年前の天文館店みたい。
ここはオープンしてしばらくたつけど、いつも元気だね。
で、以下獲物。

エコノミスト・ミシュラン田中秀臣編著・野口旭編著・若田部昌澄編著
田中秀臣他『エコノミストミシュラン』(太田出版・2003年)→800円
コレも探していたのだ。

空中ブランコ奥田英朗著
奥田英朗『空中ブランコ』(文藝春秋)→650円
シリーズ一作目『イン・ザ・プール』とともに読みたかった本。
面白そう。一作目が見つかるまでとっとこう。

最近の獲物

2005-01-16 23:36:38 | 古本・今日の獲物
今日の獲物もこちらにお引っ越し。

このところ、久しぶりに古本屋通い。で、以下獲物。

1/10の獲物
ブックオフ鹿児島荒田店
そういえば、単行本の均一価格、いつやめたんだ?
シンセミア 上阿部和重著
阿部和重『シンセミア(上)』(朝日新聞社・2003年)→900円
阿部和重が芥川賞取った。この人は取らないものだと勝手に思っていた。
しかし、『アメリカの夜』がいつまでたっても見つからん。

奇術探偵曾我佳城全集泡坂妻夫著
泡坂妻夫『奇術探偵曾我佳城全集』(講談社・2000年)→1650円
装丁が面白くて買ってしまった…。

1/16の獲物
ブックマーケット姶良店
シンセミア 下阿部和重著
阿部和重『シンセミア』(朝日新聞社・2003年)→500円
あ、あった。下巻。

ミスター・ヴァーティゴポール・オースター〔著〕・柴田元幸訳
ポール・オースター『ミスターヴァーティゴ』(新潮社・2001年)→500円
なんからしくない表紙…。

どんどん橋、落ちた(講談社文庫)綾辻行人〔著〕
綾辻行人『どんどん橋、落ちた』(講談社文庫・2002年)→200円
そうか、もうこんなに前か。結構話題になったよなぁ。
暗黒館も読みたいな。

ターミナル(ドリームワークス・2004年)

2005-01-13 01:05:04 | 映画・ドラマ
あんまり観たいのなくて…。ハウルは観る気しないし…。
で、私はちょっと感動したいと思ってトム・ハンクス主演の「ターミナル」を観る。

(中身にもちょっと触れます。)

映画のテーマは「Life is waiting」。巨大空港のターミナル内で待ち続ける男の話。
映画はよくできていて、とにかく前半は笑わせて、後半のお涙頂戴に持って行くドラマの王道。
面白くて、笑える。3分の2ほども話が過ぎて、男はなぜ待ち続けるのかという、その理由が明かされていくのだが…。

……が、9ヶ月も待ち続けるにしてはちょっと動機が弱くないかい?
知らなかったのだけれど、ジャズが絡んでくる。「伝説のジャズサックスプレイヤー(!)ベニー・ゴルソン」が登場するのだが、一体何人知ってるんだ、この映画見る人で…。
ちょっと聞きかじってる私は、「あ、ベニー・ゴルソンってまだ生きてるんだ…」と思うことができます。つーか、この人ぐらいだったのかな、まだ生き残ってる大物が。あれ、ロリンズもまだ生きてるんじゃなかったっけ?ロリンズだったら、僕も感動できたのになぁ。

というわけで、コメディとしてはまずまず。感動作としてはどうだろう。まぁいい話には間違いないが。

マイルス・デイヴィス、アート・ペッパー、クリフォード・ブラウン、ハービー・ハンコック

2005-01-12 01:52:07 | JAZZ・音楽
この間HMVがトリプルポイントやってたので、4枚ほど購入。いくら買っても減らない購入候補を絞りに絞って以下4点。


ライブ盤。ジョージ・コールマンってサックスプレーヤーは知らないなぁ。
あとは、ハービーと、ロンとトニーのお馴染みさんだ。
マイルス、吹きまくりの一枚。マイルスって言うと僕は、「Kind of Blue」とか「Cookin' 」とかのミュートプレイがやっぱり印象深い。格好いい。
吹きまくりってのでは、今リーモーガンにはまっているけど、また別の話。

アート・ペッパー「モダン・アート」(東芝EMI・イントロ・1956-57)
ジャズの世界にはウエストコーストジャズってのがあるらしくて、この時代のアートペッパーはそのシンボルの一人。
これとか、あと「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」なんかの評価が高い。僕の印象は一言で言うとお洒落。ウエストコーストジャズってのは全体的にクールなのだそうだが、この人はホットなのだそう。それでも、やっぱりクールだよ。

クリフォード・ブラウン(&マックス・ローチ)「クリフォード・ブラウン=マックスローチ」(ユニバーサル・エマーシー・1954-55)
ブラウニーの形容詞は「夭折の天才トランペッター」。でも僕にはその天才ぶりが未だによくわからない。これも大傑作とか最高傑作とか言われるんだけど、なんだか似たような曲が多くて、それほどのものかと思ってしまう…。まぁまだ2回しか聴いてないから。味が出てくるのをまとう。

ハービー・ハンコック「処女航海」(東芝EMI・ブルーノート・1965年)
ブルーノートの有名盤。トランペットがフレディ・ハバードなだけで、あとは一番上のマイルスのアルバムと同じメンバー。エレキに入る直前の「スピーク・ライク・ア・チャイルド」がジャケットも含めてよろしいような気がするが、いかが?