電脳馬牧場-Electric Ranch

カタログ人間による本,映画,ジャズ,古本屋巡り,ニュース拾い

プロデューサーズ(コロンビアピクチャーズ・ブルックスフィルムズ・2005年)

2006-04-17 10:32:23 | 映画・ドラマ
ミュージカルは結構楽しい。
確かに、突然歌い出したり、踊ったりするってのにはリアリティのかけらもない。
タモリの言うことにも一理ある。
でもなんだか、歌には楽しさや悲しみを増幅させる力があるように思う。

で、「プロデューサーズ」。
メル・ブルックスが1968年に監督した映画をブロードウェイに持って行って大ヒット。主要メンバーを使って再度映画化。

楽しい。
ヒトラー(あの方)を信奉する脚本家フランツが出てくるあたりから、面白くなってくる。ゲイの振り付け師デ・プリーとか、おかしな連中がどんどん出てくる。
最悪の脚本、最低のスタッフで、ちょーつまらないミュージカルを作ろうとするのだけど、思惑は、はずれてヒットしてしまう。この劇中作「春の日のヒトラー」のダンスも結構すごい。

ちなみにこの作品にはカーテンコールがあるので、是非最後の「メル・ブルックスの一言」まで、席を立たないで欲しい。エンドロールの歌の歌詞も面白いので。


ZOZO_EDIFICE