ラッキーナンバー７（アートポート・2006年）

ネタバレ…もあるかな。

映画とは全然関係ないのだけど、この映画を観る前に近くにできた新しいトンカツ屋に入ったのだが、この揚げ物大好きな僕が、気持ち悪くて仕方がなくなるほどのトンカツを出してきた。多分、揚げた油がひどかったのだと思うのだけど（衣がちょっと黒いのだ）、せっかく黒豚を使っているらしいのに、台無しだよ。

さて、タイトルからして楽しい話なのかと思っていたら、そのトンカツほど僕を気持ち悪くはしないけれど、次から次に人が殺されていくサスペンスものだった。登場人物のほとんどが死んじゃうし。

とはいえ、コミカルな雰囲気も漂っていて、なんだか不思議な映画だった。
途中までは、黒澤明の「用心棒」ちっくな感じなのだが、主人公の謎と過去が絡んできて、終盤、物語の様相がガラッと変わってくる。

凄惨な復讐劇にしては、動機が弱い気がする。というのは、映像で全てを見せられている我々と違って、「彼」はことの一切を、実際に目にしたわけではないのだ。なぜ、殺し方まで模倣できるのかなぁと今になって思うのだけど、まぁ後々新聞とかで読んだのだということにしておこう（＜彼＞だってその場にいたわけではないのだから、それを説明できまい、おそらく）。

後半のひっくり返し方はうまいと思う。人死にを許容できる人は楽しめるでしょう。

武士の一分（「武士の一分」製作委員会・松竹・2006年）

ちょっとネタバレかな。

観終えた直後の感想は、ふつうにいい映画。
キムタクはいつもの通り、キムタク。
妻役の檀れいは大変魅力的で、あとで知ったのだけど宝塚の人だったのね。
（Ｏ・ヘンリーの「賢者の贈り物」的な）夫婦愛みたいなところはさておき（それが主題なのだろうけど）、僕はこの檀さんのエロさにぐっときたよ。「エロい」というのが下品過ぎるというのなら「エロティシズム」と言い換えてもいいのだけど、まぁそんなことに意味はないか。
もちろん、直接的な描写はほぼないと言っていいのだけど、それが煽ってくる。
相手が坂東三津五郎ってのもよかったのかなぁ。

男性は復讐を誓う盲目の武士に、女性は夫を支え続ける妻に、などなどあちこちに共感できるフックはあるように思うので、子どもじゃなければ楽しめる映画だと思います。笑えて、泣けるし。

山田洋次監督作品。

なんだかいろいろ…

「クイズ＄ミリオネア」終了へ(スポーツニッポン) - goo ニュース
「伊東家…」「サルヂエ」来春終了へ(スポーツニッポン) - goo ニュース
「あるある大事典２」打ち切り決定　関西テレビ(朝日新聞) - goo ニュース
「韓流」ブーム今や「寒流」　昨年の韓国映画輸出額　日本向け８２％激減(西日本新聞) - goo ニュース

終わる（終わってる）みたいです。

あるある捏造…たまにはあるだろう

「あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造　関西テレビ(朝日新聞) - goo ニュース
関西テレビ社長、「捏造」渋々認める　納豆ダイエット(朝日新聞) - goo ニュース
番組ねつ造　「あるある」に消費者から怒り（毎日新聞）

こういうときにしたり顔で、そもそもテレビなんか信じるなよっていうのは簡単なんだけどね。しかし、テレビで言ってたからって毎日納豆食べる人たちも、面白すぎるよ。妻と娘に会社帰りに買ってくるように言われたサラリーマンにはちょっと同情。

イソフラボンはどうだかしらないけど、僕は納豆で痩せたことがある。肉や卵でジンマシンがでて、毎日３食納豆とご飯という生活を１週間続けたら５キロ痩せた。余計なもの食べなきゃ痩せるって。

納豆おいしいし、多分そこそこ体にもいいし、揚げ物の代わりに食べたら痩せるぞ、多分。

今夜の９時は忙しかった。「華麗なる一族」は見たいし、NHKスペシャルはGoogleを特集してるし、スタメンに急遽差し替えられた番組の冒頭はおそらくなにかやるだろうと、思えたし（結局関西テレビのアナウンサーが謝ってたのをちょっとだけ見た）。

ま、「あるある大事典」はあんまり好きでないから、終わって結構。今日みたいにスタメン２時間でもいいぞ。

霧島市に大型商業施設構想

国分に大型商業施設構想　開発業者、地権者へ説明会（南日本新聞）

なんだか、最近ＳＣウォッチャーみたいになってるけど。
昨日出入りしている不動産会社の社長にソフトバンクの「ホワイトプラン」に関連して、怒られていたのだけど（僕が知り合いで唯一のソフトバンクユーザーらしい。それにしたって関係ないが）、その時、ちらっと聞いたのがこのニュース。新聞見たら確かに載ってた。

説明会を開いた奄美の業者の名前は載っているのだけど、肝心の「東京に本社がある開発業者」の名前が載ってないじゃないか。隠すなよ。

というわけで未だ手がかりがありませんが、このままだとただでさえ酷いあの一帯の渋滞がさらに酷くなることだけは確か。

ipod携帯、発表！

ｉＰｏｄ機能つき携帯電話発売へ　社名もアップルに変更(朝日新聞) - goo ニュース
写真で解説する「iPhone」

社名まで変えてしまったのにはちょっとびっくり。
アップルとのつながりが強いと見られる我らがソフトバンク。
株価も上がったけど（「株式」 ソフトバンク(9984)－個別銘柄ショートコメント）、しかし、孫社長は電話は電話、音楽はipodで聴けばいい、みたいなこと言って、auの音楽ケータイを牽制していたような気がするけど…。

「iPhone」アップル公式サイト（アメリカです）

っていうかなんですか、コレ↓

お年玉

今年もお年玉をあげずにすみました。
神様ありがとう。その分お酒飲みます。
さて、こういうので盛り上がってた見たいです↓

姉の子供（小５）にお年玉5,000円あげたら、「少なすぎる」とお問い合わせが（痛いニュース(ノ∀`)）

新年の獲物

車検の見積りにいったのだけど、想定より高い…。
こりゃ１月は債務超過だなぁ。でも、古本屋巡り。

ブックオフ鹿児島宇宿店
いつも元気だな、この店舗は。しかし、獲物なし。

ブックオフ鹿児島中山店
ここで獲物があったのは久しぶりだな。以下、獲物。


Pedro Guitton「Pocket Graphics」（BNN新社・2006年）→１０５０円
最近、これまで以上に表紙作ったり、ロゴ作ったりってことが多くなってきたので、少しでも引き出しを増やしたいと思っております。この手の本にも目が行くようになったな。



藤原帰一「『正しい戦争』は本当にあるのか」（ロッキングオン社・2003年）→８５０円
これも「SIGHT」だなぁ。浅羽通明の「右翼と左翼」（幻冬舎新書）を読み終えたばかりだったので、政治にもちょっと目が行っていたかな。



舞城王太郎のデビュー作。上の２冊を持ってレジに行こうと思ったら、タイトルが目に飛び込んできた。変なタイトル。

一年の計は、

何年かぶりのお正月休みですが、見事に風邪をひいて、文字通り寝正月です。

まぁ金もないし、ウチにいようと思っていたので丁度いいのですが、読書も進まないし、この機会に進めようと思っていた古本屋ガイドのブログ化も、気力が湧いてきません。
と、いきなり言い訳がましいのもよくないですね。

今年はもう少し色々頑張りたいなぁと思ってますが、さて何を頑張るかな。
ぼちぼち行きたいと思います。
今年もよろしくお願い申し上げます。