電脳馬牧場-Electric Ranch

カタログ人間による本,映画,ジャズ,古本屋巡り,ニュース拾い

タイタンの戦い(ワーナーブラザース映画・2010年)

2010-05-01 13:12:54 | 映画・ドラマ
一昨日の「アリスインワンダーランド」に引き続き、昨日は「タイタンの戦い」を観てきた。
どうってことない、ギリシャ神話をモチーフにしたアクション映画。僕らの世代は当然、聖闘士星矢を重ね合わせて、感傷に浸ってしまうわけだが…と思って調べたら、なんだ、ホントに聖闘士星矢の影響を受けた部分もあるようじゃないか!
車田正美もコラボポスター-書いてるし。

「タイタンの戦い」は「聖闘士星矢」へのオマージュ-eiga.com-
「聖闘士星矢」の車田正美が描いた「タイタンの戦い」ポスター全4種類を撮影してきた-Gigagine-

そういえば、特攻野郎Aチームが映画化されるようです。昔見てたなぁ。




カールじいさんと空飛ぶ家-3D(ディズニー・2009年)

2009-12-23 09:57:45 | 映画・ドラマ
!一部ネタバレかもしれません。ご注意を。

予告見ただけで泣きそうになるわけ。僕も年取ったなぁって感じるんだけど。昔だったら、けっ、そんなんで泣けるか、とか、泣くのわかってる映画なんかわざわざ見る必要ないとか。ま、そんな感じだったんだけど。

お涙ちょうだいのお話なのかと思ってたのだけど、そんなことはなくて、序盤、確かにぐっとくるのだけど、あとはカールじいさんとボーイスカウトのラッセルが織りなす冒険映画なのだ。

偏屈なカールじいさんが、ラッセルや犬のダグ、怪鳥ケヴィンと冒険を繰り広げるうちに、次第に心開いていく…というありがちといえばありがちな話なのだが、途中そんなことに違和感なんか感じない。

笑えたり、ぐっと来たり、子供の頃の亡き妻との夢を叶えたり、元気が出る素敵なエンターテインメントだと思います。





話変わって。
初めて3D映画を見ました。アバターだけだと思っていたけど、「カールじいさん」も対応していたみたい。ただしチケット代とは別にメガネのレンタルに300円かかります。本編前に流された「アバター」の映像は確かにすごかったけど、「カールじいさん」については特に3Dである必要はなかったような。3Dになるのは一部だけだし。
あと、普段からメガネ使いの僕には結構大変。相当重い3Dメガネを自分のメガネの上からかけなきゃいけないし(鼻痛い)。あと、メガネのフィルムが青みがかっていて、フィルター越しに映画を見ることになるので、元の映像とは違ってしまう。
などなど、いくつか難点があるのですが、映画によっては一度体験してみてもいいかもしれません。


サウンドドック10

This Is It(コロムビア・2009年)

2009-11-27 07:05:56 | 映画・ドラマ
正直、マイケルジャクソンに興味はなかった。ただの変な歌手くらいにしか思ってなかった。

でも、この映画というか、ドキュメンタリーには、そんな僕の偏見を吹き飛ばすくらいのインパクトは十分にあった。

すごいやつだったんだな、MJ。

マイケルだけではなくて、幻の世界ツアーのために集まったスタッフやダンサーたち。彼らのパフォーマンスや情熱を、世界の人たちは目にすることができなくなってしまった訳だが、この作品によってそれが可能になった。

この日本の端っこにすむ、何の関心もない僕にすら、ある種の感動を与えたってのは、もちろん、残された人たちには不本意な形ではあったかもしれないけれど、マイケルの死によって、この作品が作られたからこそ、であったわけだ。



「サイドウェイズ」(20世紀フォックス・フジテレビジョン・2009年)

2009-11-01 10:17:29 | 映画・ドラマ
なんだかさぁ、こういうのもわかる年になってきたのかしら(笑)。

オスカー受賞の地味な作品を、これまた地味にリメイク。
小日向文世演じる脚本家、いやシナリオ学校の講師、道雄のダメっぷりには、ほんとにイライラさせられる。でもなんだかいじらしくて、応援したくなる。
それに引き替え、生瀬勝久演じる大介は、落ちぶれた役者ながらも、レストランの店長、そしてオーナーの娘との結婚を控え、道雄とは対照的にうまいことやっているように見える。
でも、ヒロインのマユコ(鈴木京香)、ミナ(菊地凛子)も含めたそれぞれが、今や将来に、不安を抱えて生きている。

そんな4人が、この映画で描かれる「寄り道」を経て、また前へと歩み始めていく。

キャスティングもストーリーも、ひとつも派手なところはない。でもいい映画。

サイドウェイズ - goo 映画
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公式サイト→http://movies.foxjapan.com/sideways_jpn/


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アマルフィ 女神の報酬(フジテレビジョン・2009年)

2009-08-01 11:10:55 | 映画・ドラマ
イタリアにはそれなりの思い入れがあるので、観てみたいと思ってた。
フジの猛烈な番宣にも背中を押されたのもあるかも。

まあまあおもしろい。
犯人に誘導されて、ローマの名所を回ってみたりするのがちょっとわざとらしかったりするのだけど、最後は社会派っぽい話に展開していくミステリ。

当たれば続編もありそうな感じ。
今となっては踊る大捜査線も作れないし(チョーさんがいないとダメでしょ?)、ドラマで毎回海外ロケやるわけにもいかないだろうし、2,3年に一回、大がかりにやったらいいんじゃないでしょうか。次はロンドンか、パリあたりで。

「ハリーポッターと謎のプリンス」(ワーナーブラザース・2008年)

2009-08-01 10:46:39 | 映画・ドラマ
原作が出版されるとき、仮の副題は直訳で「混血のプリンス」だか「混血の王子」だかだったと記憶しているが、正式に決まったのは「謎のプリンス」だった。
作中字幕でも「half blood」「半純血」って表現をしていて、混血って表現が悪いのか、あるいは僕らが混血と聞いて想像する、いわゆるハーフとは別のニュアンスなので、誤解しないように避けているのか、ちょっと気になっていたのよね。

映画はいままでとなんだか違う印象で、やたらと恋愛シーンが多い(別に多くてもいいのだけれど…)。
「あの人」は生き返るのかな?と思ったり、「あいつ」は実は裏切ってないんじゃない?とか思ったり。原作読んでいる人にはとんちんかんな想像に聞こえるかもしれませんが。

なんだかんだとこれまで全部見ているけど、今回の作品はあんまり好きじゃないな。
ハリーたちの成長ってのは確かに描かれているけれどね。

「天使と悪魔」(ソニーピクチャーズ・2009年)

2009-05-31 21:27:51 | 映画・ドラマ
ネタバレ…というほどでもないですが。

象徴学者ラングドン教授がキリスト教にまつわる謎を解いていくシリーズ第2弾。
いわゆる黒幕は終盤のわざとらしい「演技」の演技で判明するのだけど。
信念というべきか信心というべきか、でもこれってただ自分の欲望を達成する為に秘密結社だのなんだのを利用しているだけのような…。
そういったガジェットはまあ面白い。
僕にとっては思い出の地を映像として見ることが出来てそれがうれしかった。

天使と悪魔 - goo 映画
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レッドクリフPartⅡ

2009-04-29 23:02:24 | 映画・ドラマ
PartⅠを観たとき、つまんないなぁと思ったのだけど、こちらはだいぶまし。
どうしても三国志が舞台だと、自分の思い入れとか、余計な知識が邪魔になる。
横山光輝でストーリーを押さえていると(つまりは劉備や孔明がかなり良く描かれて、周瑜はことごとくコケにされる)、ただ格好いいだけの周瑜とか、苦肉の策が登場しないとか(黄蓋は進言するのだが…)、最後は孫権軍と劉備軍が力を合わせて曹操の本陣を攻めるあたりに違和感を感じてしまう。
だけど純粋なアクション映画と考えたら、結構楽しめる気がする。
突っ込みどころ満載だけど、それもジョン・ウーらしいといえばらしい。


レッドクリフ PartII -未来への最終決戦- - goo 映画
レッドクリフ PartII -未来への最終決戦- - goo 映画