まずいです。味ではなくて、朝5時に起きましたが、バタバタしてたら、時間がなくなり、このエルムの「三箸」からテイクアウトしたお弁当をチンして癒されました。値段も400円と味もよく大満足しております。ごちそうさま!
朝に五木寛之さんの素晴らしい例え話に感動しました。
「三十数センチ四方の木箱の中に砂を入れて、一本のライ麦の苗を植え、数ヶ月育てるのです。貧弱なライ麦の苗が育つ。そのあと箱を壊し、根の部分を計測します。根の部分には根毛とか毛根とかまで細かく調べ、その長さもみんな調査をして足していく。総延長数が出てくる。その数字は、なんと、一万一千二百キロメートルに達したというのです。これはシベリア鉄道の一・五倍ぐらいになります。私たち人間というものは、一本のライ麦にくらべると何十万倍の大きさ、あるいは重さをもっている。・・生きるために私たちが、目に見えないところで、どれほどの大きな努力に支えられているか。自分の命がどれほどがんばって自分をささえているか。どんなにつらくても、どんなにいやでも、自分の命というものを大切にしつつ、この世の中を生きていく。そのこと自体に値打ちがあるのだ。一本のライ麦のように、目に見えない根を全宇宙に張りめぐらしながら私たちも生きていく。生きていくことを大切にしよう、というふうに、あらためて考えます」(五木寛之)
生かされてある命有り難し。報恩感謝!
「人は大河の一滴」
それは小さな一滴の水の粒にすぎないが、大きな水の流れをかたちづくる一滴であり、永遠の時間に向かって動いてゆくリズムの一部なのだと、川の水を眺めながら私にはごく自然にそう感じられるのだった。
この世は地獄だ。人間の一生は苦しみの連続である。人間とは大河の中の消え入るようなひとしずくの水滴にすぎない…。
著者は息苦しくなるような究極のマイナス思考を説き、現代人の薄っぺらなヒューマニズムや積極思考に挑んでます。本当の明るさは闇が暗いほど光って見えます。深い悲しみは生かされているという感動を生みます。
それは小さな一滴の水の粒にすぎないが、大きな水の流れをかたちづくる一滴であり、永遠の時間に向かって動いてゆくリズムの一部なのだと、川の水を眺めながら私にはごく自然にそう感じられるのだった。
この世は地獄だ。人間の一生は苦しみの連続である。人間とは大河の中の消え入るようなひとしずくの水滴にすぎない…。
著者は息苦しくなるような究極のマイナス思考を説き、現代人の薄っぺらなヒューマニズムや積極思考に挑んでます。本当の明るさは闇が暗いほど光って見えます。深い悲しみは生かされているという感動を生みます。
「おろかなる者は思ふ事おほし」
松尾芭蕉俳文集『風俗文選』(森川許六・編)より。
いくら考えを巡らせたところで、行動を起こさなかったら何も始まりません。たとえ「思う事」の中身が立派だったとしても、そこで満足したり躊躇したりしている人は、結局は「おろかなる者」です。仕事や人間関係のトラブルに関しても同じこと。クヨクヨ悩み続けていないで、さっさと動きましょう。あれこれ考え過ぎてしまっているときは、自分が「おろかなる者」になっていないかを警戒したほうがよさそうです。今日から8月。一意専心…とことんがむしゃらに生きます。
There is a time for departure even when there's no certain place to go.
たとえはっきりと行くあてがなくても、出発すべき時があるものです。
松尾芭蕉俳文集『風俗文選』(森川許六・編)より。
いくら考えを巡らせたところで、行動を起こさなかったら何も始まりません。たとえ「思う事」の中身が立派だったとしても、そこで満足したり躊躇したりしている人は、結局は「おろかなる者」です。仕事や人間関係のトラブルに関しても同じこと。クヨクヨ悩み続けていないで、さっさと動きましょう。あれこれ考え過ぎてしまっているときは、自分が「おろかなる者」になっていないかを警戒したほうがよさそうです。今日から8月。一意専心…とことんがむしゃらに生きます。
There is a time for departure even when there's no certain place to go.
たとえはっきりと行くあてがなくても、出発すべき時があるものです。