シカゴのこぶた

こぶたとの楽しい生活 in シカゴ

英語って難しい:留学編

2009-05-31 10:40:28 | Weblog

もともと私がシカゴに来たのは、シカゴ大学で1年間のマスタープログラム(修士課程)を始めるためだった。

東京での仕事に行き詰って、1年間でマスターが取れて英語も習得出来れば「一石二鳥」じゃない!なんていう気軽な気持ちでアプライした。まぐれで合格したものの、そんな軽い気持ちは当然アメリカで仇で迎えられた。

授業についていけないのである(涙)。

トフルのスコアは良かったものの、実践の英語に慣れていない私の耳、講義が理解できない。内容が難しいこともあって、教授が何を言っているのか分からない。そしてそれよりもっと聞き取れなかったのが学生達の発言。若者の言葉ってどこの国でも難しいもの。。

毎日最前列に座ってレコーダーで講義を録音して寮に帰って聞き直す日々。当然ネイティブ・スピーカーの学生に比べて数倍の時間を費やすことになる。睡眠時間も極端に短くなった。

でも一番何よりも辛かったのは、ディスカッション(討論)の時間。これは「本当に」辛かった!今思い出しても我ながら良く耐えたな、と思う(笑)。

アメリカの大学では講義形式のクラスでは、講義が行われる日とは別の日に少人数のグループに分かれてその週の講義や課題として出されているリーディングに関するディスカッションが行われる。

この「ディスカッション・セクション」にはまず教授は来ない。TA(Teaching Assistant)と呼ばれる助手がいて、ディスカッションをリードし、生徒のディスカッションの内容、発言頻度をチェックする。

発言は自発的。名指しされることはまず無かった。ディスカッションのタイミングを見計らっていつ発言しよういつ発言しようとドキドキしっぱなし!心臓に悪いのなんのって。

はじめのうちは何が討論されているのかも分からず本当に泣く思いをした。討論の内容についていけない、つまり、言うことが何もない。珍しく言いたいことがあっても余りにドキドキして結局言えずじまい、なんていうこともしょっちゅう。

なんでそんなにドキドキしたんだろう。。やっぱりまずは英語への劣等感。せっかく発言しても皆分かってくれないのでは。。聞き返されたら恥ずかしい。。なんていうネガティブさ。さらにもしかしたら討論内容にそぐわないトンチンカンな発言内容かも。。という自信の無さ。

その内ディスカッション・セクション前にあらかじめ発言する内容を考えてメモしておいて、ディスカッションが始まってすぐにそのアイディアを発言して残り1時間は安心して黙っているなんていう苦肉の策も考え出した(苦笑)。

でもよくよく学生達の発言を聞いていると、英語はネイティブであっても、発言内容がひどいことが良くあった。ひょっとして皆、「何でもいいから何か言わなくちゃ」という気持ちで適当に発言してる?ネイティブ、非ネイティブ、発音の善し悪しに関わらず、きっとみんなやっぱり発言するときには緊張しているんだ。

そんなことが分かり始めてから私にも度胸がつき、声を震わしつつも発言できるようになってきた。

そんな私が何とかマスターを終えて、何故かドクター・プログラム(博士課程)に進むことになってしまった。そこでの私の英語との格闘は更に激しくなった。。

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ココナッツ風味のマグロ・ステーキにはV8ブレッドを添えて

2009-05-29 10:36:18 | Dinners at Home

何だかバタバタしていてブログにアップするのが遅くなってしまったけれど、先週末、3連休最終日の日曜日は家でこぶたとゆっくりしていた。

「家でゆっくり」とは言っても、こぶたはゆっくりすることがない。いつもせかせか何やかんやしている。この日も家中の大掃除、果てはお風呂場のカビ掃除まで。いつも掃除は完全にこぶたに任せっきりの私、さすがに罪悪感を感じてきた。

よし、今晩は大掃除のお礼に美味しい物を作ってあげよう!そして又スーパーのチラシに眺め入る(笑)。フレッシュ・ツナ(マグロ)が久しぶりにセールになっている。マグロはこぶたの大好物。日本人にとってはたかがマグロ。。でもここシカゴではフレッシュなマグロは本当に希少品。

さっそく1パウンド弱買ってきたフレッシュなマグロ。普段はワサビ味の衣をつけてさっと軽く焼いて海鮮ソースにワサビマヨネーズ・ソースを合わせることが多い。でも今日は3連休最終日。時間もあるし、ちょっと工夫してみようかな?

          

そしてお家にあるもので即興的に作ったのがこのココナッツ・フレークの衣を軽くつけて中はレアのままにカリッと焼いたもの。ココナッツ・フレークにはタイ・グリーンカレーのスパイスやレモン・グラスも混ぜてエスニック風。

このちょっとエスニックな衣に合わせて今日のソースはナンプラーと甘酢にチリを合わせたものとやっぱり欠かせないワサビマヨネーズ・ソースの2種類を用意した。

私はいつものワサビ味の衣のほうがマグロの味を引き立てて美味しいような気がしたけれども、こぶたはこの香ばしいココナッツの衣をとても気に入ってくれた。確かにたまには違う料理法も新鮮で楽しい。

私が料理をしている横で掃除を終えたこぶた、やっぱりゆっくりすることは出来ないらしく、V8(トマト野菜ジュース)入りのパンを打ち出していた。

          

野菜の香り豊かなほんのり赤いパン。フラックス・シードやパンプキン・シードにオーツも入って身体にもとても良さそう。ちょっと風味付けに入れた挽きたて黒胡椒もピリッとして美味しい。

ココナッツ風味のエスニックなマグロ・ステーキとV8味のパンに合わせてスペインのスパークリング・ワイン、カヴァを開けた。爽やかなスパークリング・ワインで3連休の終わりに乾杯!

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日米対決?ミシガン湖畔でBBQ

2009-05-26 10:36:47 | Chicago Life

アメリカはメモリアル・デーの3連休真っ最中。3連休は嬉しい!でも悲しいこともある。。ハイド・パークに住む友達の1人が6月にNYへ引っ越してしまうことになった。出会いがあれば別れもある、分かっていても別れはいつも悲しい。

私もシカゴ大学の博士課程を続けていれば今頃博士号を取ってこの街を去っていたのかもしれない。私の昔の同級生も皆こうしてどんどん未来に向けてシカゴを去っていく。残される私はキャリアの前進もままならず、いつまでもシカゴで停滞しているのだろうか。

NYへ旅立つ友人のフェアウェルBBQをミシガン湖畔で行った。集まったのは日本人、アメリカ人、総勢20人。それぞれが適当に食べ物、飲み物を持ち寄ってのBBQ。1ヶ月ぶりに見る友人の赤ちゃんは会うごとに顔が変わっている!赤ちゃんの成長って本当に早い。

                 

湖脇に陣取って着いた人からどんどん持ち寄った物を焼いていく。用意されたグリルは2機。面白いことにプランした訳でもないのに1つのグリルはアメリカ人用、もう1つのグリルは日本人用にはっきり分かれた(笑)。

アメリカ人が焼いているのは定番の出来合いのバーガー・パテにソーセージ、それをレタス、トマトなどとバーガー・バン、ホットドッグ・バンに挟んで終わり。あっという間に出来上がってあっという間に食べ始めている。

こちらの日本人グループはそんなアメリカ人グループを横目に用意周到。サーモンのバターホイル焼きにサンマの塩焼きまで用意された。

          

食べて喋るのに夢中であまり写真が撮れなかった。。けれどもちょっと黒こげ気味のサンマ、ライムを絞って食べるとまさにサンマの炭火焼!久しぶりで美味しかった~。

バーガーにバクついていたアメリカ人グループも魚の焼ける匂いにつられてやってきた。日本人のBBQは美味しい!とバーガー、ホットドッグそっちのけで魚をつつきだしだ。サンマはイマイチの人気、キング・サーモンのバターホイル焼きが一番人気だった。

          

郊外の大きなコリアン・マーケット、H-Martで誰かが買ってきた骨付きカルビに締めの焼きそばも出てきてもうお腹いっぱい!

アメリカでは公共の場でお酒を飲むことは違法。前回湖際でBBQをしたときにこっそりビールを飲んでいてポリスに見つかり、1人$25の罰金を取られた苦い経験がある。そんなこともあって今回はお酒抜きのBBQだったけれど、お天気も良く、美味しい、楽しいBBQになりました。

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ボーイズ・タウンで3連休に乾杯!@Wilde

2009-05-24 22:17:57 | Dining - Beer Pubs

アメリカはこの週末はメモリアル・デーの3連休!しかもここのところ3連休を祝うかのようないいお天気が続いている。

アメリカに来る前はアメリカはお休みが多いと思っていた。でも実際にアメリカに住んでみると、日本のほうがずっと祝日が多いことに驚いた。アメリカ人て実はあんまり休まないのかも。。?

そんな貴重な祝日、久しぶりの3連休がやってきた!しかもいいお天気!これは3連休を祝わないといけないね、という訳で昨日、3連休前の金曜日、シカゴ・タウンタウン北部ベルモントの Restaurant & Bar、Wildeへ仕事帰りに行ってきた。

ベルモントはボーイズ・タウン、ゲイの街。手をつないで歩いているゲイ・カップルも多く、ちょっとダウンタウンとは違う雰囲気。楽しいお店、安くて美味しいレストランが多いので、私とこぶたも遠路はるばるハイド・パークから良く遊びに行く。

Wildeはゲイでもあったアイルランドの詩人、オスカー・ワイルドにちなんで名付けられたアイリッシュ系のカジュアル・レストラン。照明は薄暗いけれども活気があってとてもいい雰囲気。冬には2つの暖炉に火も入るらしい。

          

Wildeには毎日日替わりのドリンク・スペシャルがある。私はシャンディガフと呼ばれるビールのレモネード割り、こぶたはホワイト・エールのブルー・ムーンをオーダー。両方ともドリンク・スペシャルで$4。

周りを見渡すとどのお料理も1皿が大きそう。ワイルド・バーガーとチキン・チョップサラダをオーダーしてシェアすることにした。

そして出てきたこの2品、両方ともどぉ~んとアメリカン・サイズ。ワイルド・バーガーはビーフ・パテにアイリッシュ・チェダーチーズ、キャラメライズされたオニオンが乗って、フライド・ポテトが山盛り!チキン・チョップサラダはゆで卵、ベーコン、ロースト・チキン、チェダー・チーズなどが全部チョップされてガーリック・ランチ・ドレッシングで和えてある。

          

両方ともアメリカン・サイズだけれども予想外に大味でもなく、素材もフレッシュでとても美味しい。特にワイルド・バーガーはお肉がジューシーに絶妙に焼き上げられ、パンも美味しく、キャラメライズされた甘いオニオンとチェダーチーズが最高の組み合せ。

          

店内にかかっている音楽のセンスもとても良く、周りのお客さんも皆とても楽しそう。お値段も雰囲気の割に手頃なので、友人との気取らない食事などに最適。

3連休の前日ということもあってか、私たちがお店を出る頃には多くの人が席を待っていた。予約を取らないようなので、確実に席を確保したいときには早めに来るのがいいかもしれない。

美しい3連休前の夕暮れ、ぶらぶらとまた大好きな酒屋、Binny’sに寄ってワインを買ってハイド・パークに帰った。このお天気、あと3日間続いてくれればいいな!

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大好きな季節、大好きなパスタ

2009-05-23 06:05:06 | Dinners at Home

シカゴはここのところ突然の夏日に見舞われている。最高30度!?つい先日までジャケットにマフラーだったのに、突然ノースリーブの気候になってしまった。

秋生まれだけれども夏女の私、こんな夏日和が何よりも好き。暑い太陽にガンガンに照りつけられていると幸せを感じる。あちぃーと苦しんでいるこぶたをよそに、もうウキウキ!

一冬中着ていたような暗い色のセーターを脱ぎ捨ててノースリーブにスカートにサンダル!あぁ、女の子に生まれて良かった!あぁ、大好きな夏がやってきた!

冬の間はすっかり忘れていたのに夏になると、夏が近づくと、突然食べたくなるものがある。枝豆に冷奴、ビール、そしてパスタなら断然ペスト・ソースのパスタ・ジェノベーゼ。

爽やかなバジルの香りが夏に連想されるのか、鮮やかな緑色が夏を思い起こさせるのか、夏になると、ジェノベーゼのパスタをきーんと冷やした軽い白ワインと食べたくなる。

そんなシカゴの貴重な夏日、さっそくこぶたにおねだりしてジェノベーゼのパスタを作ってもらった。「おねだり」とは言っても、トレーダージョーズ(スーパー)で出来合いのペスト・ソースの瓶詰めを買ってきたので、実はとってもラクチン。

                 
                         
冷凍してあったこぶた手打ちのほうれん草のパスタを使って、ペスト・ソースのバジルの緑とWグリーン。隠元とポテトを入れるのが本場イタリア流。

「本場イタリア式」なんて言っても、ペスト・ソースの本場ジェノヴァではペスト・ソースは何でもありだった。ペスト・ソースのラザニアからペスト・ソースを軽く使ったイカ墨のパスタまで、その多様な使用法に驚いたもの。だから「本場イタリア式」なんて言っても実はあんまり意味がないかもしれない。

でもそこは「本場○○」という響きが大好きなこぶたが作るパスタ・ジェノベーゼ、やっぱり王道の隠元とポテト入りだった。いつもは彩りに飾るトマトを切らしていたので今回はレッド・パプリカも入れた。

私の大好物、とろとろポテト。茹でられてとろけたポテトがパスタとソースに絡まって絶品!

          
                          
何事にも「王道」好きのこぶた、パスタ・ジェノベーゼに合わせてジェノヴァ産のワインを開けたかったらしいけれど、そんなもの、ありません(笑)。代わりにとても爽やかなサルデニア産の白ワイン、ヴァルメンティーノを開けてちょっと早い初夏気分に乾杯!
            
去年の夏はバジルの鉢植えを買って窓際で育てた。こぶたも何故かそのバジルを「アカチャン」と命名して可愛がっていた。が、あっけなく死んでしまったバジル。。今年の夏も再チャレンジしようか?山盛りのバジルを収穫してフレッシュなバジルでフレッシュなペスト・ソースを作るのが、今年の目標!窓際のプランターじゃそんなに栽培できないか(笑)。
                
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ラピーニとイタリアンソーセージのペンネ

2009-05-21 06:45:50 | Dinners at Home

アメリカに来て初めて口にした野菜は色々あるけれども、その中の一つ、ラピーニは特にお気に入り。

このラピーニ(Rapini)はブロッコリー・レーブ(Broccoli Rabe)とも呼ばれ、茎の長いブロッコリーのようにも見えるけれども、軽い苦味があってどちらかと言うとブロッコリーよりも菜の花の味に近い。

初めてラピーニを食べたのはイタリア人の友人がラピーニのパスタを作ってくれたとき。彼は小さい耳の形のパスタ、オレキエッテを使ってアンチョビとガーリック、唐辛子のシンプルなぺペロンチーノ風のパスタにしてくれた。

その後も、ラピーニに生姜、ポテトのパスタ、ラピーニにトマトソースのパスタなど色々な組み合わせを試したけれど、やっぱりラピーニはトマトソースなどよりもぺペロンチーノ風のシンプルなソースのほうがその苦味が生かされて美味しい気がする。

週末に又このラピーニを一束買ったものの忙しくて料理をする時間がなく、冷蔵庫で眠っていたままになっていた。そんなラピーニ、こぶたにどうにか使ってくれるようにお願いしたものの、「え~、ボク、ラピーニなんて料理したことないよ。」とちょっと不安そう。

でもそんな不安もどこへやら、ある日のディナーに出てきたこのこぶた作のラピーニとイタリアンソーセージのペンネは絶品!

          

こぶたらしく、ラピーニがみじん切りになっていたのには笑ってしまったけれど(こぶたは几帳面に何でもみじん切りにするのです)、ピリ辛いイタリアンソーセージとラピーニの苦味が絶妙。最後にさっと加えたプチ・トマトの爽やかな酸味も美味しい。

何故かこぶた大好物の生ハムまで添えてあったけれど、料理してくれたんだから当然文句なんか言いません(笑)。

シカゴにしては暑かったこの日、私たちにしては珍しくビールと一緒にこのピリ辛の絶品ラピーニパスタを楽しみました。

このラピーニ、今度はパスタではなくて菜の花風に辛子和えなんかの和風で試してみようかな。あ、辛子がない。。マスタード和えにしてみようかな?(笑)
             
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$3のタパス!?@Cafe Ba Ba Reeba

2009-05-19 02:46:02 | Dining - Happy Hour

穏やかな春日和だった週末、シカゴのノース・サイドのほうへ散歩に出掛けた。散歩とはいうものの、実は隠れた目的が。。それはアパート探し。

私たちの住むハイド・パークは緑の多い閑静な住宅街。フルーツ・スタンドやスーパーもあるし、なによりキャンパスに近いので学生には住み易い。でも私の職場から1時間の通勤、そしてレストランやバーなどの「お出かけスポット」の選択肢が少ない!

季節のいい時期はバスに乗って電車に揺られて「お出かけスポット」満載のノース・サイドに出掛けるのも楽しい。でも長く寒い冬はバスを待つのも辛いし、出掛ける気にもなかなかならず、家の中で鬱々とすることになる。

それならこの際ノースに引っ越すことも考えてみようか?という訳でぶらぶらとノース、ベルモント周辺に足を伸ばした。でも結局はアパート探しなんていう名目はどこへやら、お気に入りの酒屋Binny’sでワインを買ったらもうお腹が減ったね、ということで友人に勧められていたタパス・バー、Cafe Ba Ba Reeba へ向かった。

                 

友人によると Cafe Ba Ba Reeba は毎日4時から6時までのタパスが3ドルになるハッピー・アワーで人気らしい。確かに4時半に着いたらバー・エリアはもういっぱい!どうにか最後に残っていたテーブルをゲットすることが出来た。

赤のサングリアをフル・ピッチャーでオーダー。ハッピー・アワーの$3メニューからさっそくローストされた茄子のゴートチーズソース、デーツのベーコン巻き、チキンコロッケをオーダー。

どれも量は少ない、でも$3なんだから仕方ないか(笑)。デーツのベーコン巻きはベーコンの脂でぎっとり。。チキンコロッケはクリーミーで美味しい。茄子は。。特筆することもないローストされた茄子にパラパラとゴートチーズがかかっている。

                 

続いてミートボールのシェリーソース、カリカリスパイシー・ポテトのサンドライ・トマトのアイオリ・ソース添えもオーダー。このミートボールも特にまずくもなく、美味しくもない、普通のミートボール。シェリーソースと書いてあったけれど、シェリーの味。。全然しなかった。

一番美味しかったのが写真を取り忘れたカリカリスパイシー・ポテト。てんこ盛りのカリカリに揚げられたポテトがスパイシーで美味しい。でもこれも油が強くて食べているうちに気持ち悪くなってしまった(食べ過ぎか。。笑)

          

$3タパス以外にも$1のピンチョス・メニューがあった。スペインでピンチョスというとオープンサンドウィッチのようなものだけれど、ここでは冗談かと思うほど小さな一口サイズのタパス。

例えば小さな小さなゴートチーズコロッケが$1。小さな小さなレッドパプリカにほんのちょっぴり詰められたポークリブも$1。

                 

カリカリポテトのお陰でお腹は膨れたものの、全体的に油が強いし、これと言って美味しい物もなかった。ちょっとがっかりかな。私もこぶたもダウンタウンの Cafe Iberico のほうが良いね、ということで残念ながら意見が一致した。(Cafe Iberico の記事はこちら。)

他のテーブルがオーダーしていたハッピー・アワーではないメイン・メニューの物も量が少なく、特に美味しそうに見えなかった。でもサングリアは美味しいし、楽しい雰囲気も良く、オールド・タウンのロケーションも最高なので、食事の前に軽くサングリアのアペリティフを楽しむにはいいかも。

「アパート探し」なんて言って結局食い意地に走る私たち、いつまでもハイド・パークにいそうな予感。。?(苦笑)

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City Beautiful~シカゴの春

2009-05-17 22:07:38 | Chicago Life

シカゴの冬は長くて暗い。でもいったん春が来るとそれはそれは美しい。長く辛い冬を忘れさせてくれるような、或いは長く辛い冬を過ごしたからこその、鮮やかな春。

シカゴの春の青空は日本のそれよりも青い。抜けるような、青。そして目に染み入るような輝く黄緑色の木々の新緑。花々の色の深さも目に痛いほど。こんな鮮やかな色、日本では知らなかった。

どうしてこんなに鮮やかな色が出るのだろう。日本との光線の加減の差のせいだろうか。春だけではなく、紅葉の季節にも金色、その鮮やかな葉の色に思わず息を飲む。

シカゴに初めて1年の予定で来た頃、ああ、この鮮やかな色を楽しめるのもあと1年。。と悲しく思ったものだった。それが気付いたらもう9年目を迎える(笑)。良かったのか悪かったのか、いずれにしても9年経っても未だにこの鮮やかなシカゴの色には毎春、毎秋、驚かされる。

                 

特にこの春はシカゴ・ダウンタウンのメイン・ストリート、Michigan Avenue(ミシガン・アヴェニュー)をチューリップで埋め尽くそうという「City Beautiful キャンペーン」が4月、5月の間に行われているのでその華やかさも一層。

この粋なキャンペーンのお陰でシカゴのダウンタウンは文字通り、色とりどりのチューリップで埋め尽くされている。1871年にシカゴの街を全焼したシカゴの大火の残存、ウォーター・タワーの前は真っ白なチューリップ1色。それ以外にもピンクだけ、赤だけ、赤と黄色の組み合わせなど、セクション毎によって様々な色のチューリップの組み合わせが楽しめる。

                 

毎朝、毎夕通勤の目を楽しませてくれるチューリップの色の洪水。その中でも私のお気に入りははフェラガモのショップの前の真っ白で、丈の高い凛としたチューリップに丈の低めの淡いピンク色のぷっくりしたチューリップが混ぜられたセクション。

あまりの愛らしさに思わず花弁に触れてしまう。チューリップの寝台に思わず身を投げたくなる。
                 
          

こんな華やかなシカゴの春の日差しに噴水の水飛沫も一段と透明感を増しているかのよう。クリスタルに輝く水の雫の向こうに見える観光用の馬車のせいか、何だか夢を見ているかのような錯覚に陥るシカゴの、春。

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お見事!California Pizza Kitchen

2009-05-15 11:25:25 | Dinners at Home

冷凍ピザにはまってしまった。冷凍ピザなんて身体に悪そうだし、食べたいと思ったこともなかった。それが、何よりもピザが好きなこぶたの影響(策略?)で、はまってしまった!(こぶたがどれだけピザに目がないかはこちら。)

なんか疲れたな~、なんかちょっと料理する気がしないな~、そんなとき、こぶたの悪魔のささやき。

「冷凍ピザ~、簡単で美味しいよ~、junebugの好きなトッピングのを買ってくるよ~」

あぁ、ダメダメ!カロリー高いし、ちゃんと料理しないと。。分かっていても、そんなこぶたの囁きに最強の一打:

「冷凍ピザがセールになってるよ~」

が加わるとそんな反対意志も一網打尽。よしっ、今日は冷凍ピザ。誘惑に負けてしまう。こぶたの喜ぶ顔がなんだかにくらしい(笑)。

先日もこぶたの甘い囁きにそそのかされて冷凍のピザのディナーと相なった。というのも私は今までDi Giornoの冷凍ピザしか食べたことなかったけれど、今週は念願の California Pizza Kitchen (カリフォルニア・ピザ・キッチン)のピザがセールになっていたから!

                 

でも「君の好きなトッピング。。」なんて言っておいて、こぶたが買ってきたのはシシリアン。イタリアン・ソーセージ、スパイシー・ハムにサラミがたんまり乗っている。私はBBQチキンが食べたかったのっ。

しかも何故かこぶたの大好物の黒オリーブもテンコ盛りになっている。こんなの、トッピングに書いてない。勝手に乗せたなっ。

でもこの超こぶた好みのピザ、実はとっても美味しかったのです。もうDi Giornoには戻れないかもしれない。。生地も、ソースも、Di Giornoのものよりももう一手間かけている感じ。大きさは一回り小ぶりだけれども、この美味しさ、冷凍ピザのくせに。。お見事!
                 
          

そんなしてやられた絶品冷凍ピザ、やっぱりお野菜が不足するのは避けられない。こぶたがリコピン・ベータカロチンたっぷりのトマトと人参の真っ赤なポタージュも作ってくれていた。

ちょっと冷やしたカリフォルニアのシラーズと共に、美味しいラクチンディナーを楽しみました。

今度は California Pizza Kitchen のレストランに冷凍じゃないピザを食べに行ってみたいな。

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こぶたの焼きそば初体験。

2009-05-13 09:14:56 | Dinners at Home

先週末友人がアジア系の食材を揃えたスーパー、MITSUWAに連れて行ってくれた。(前回の記事はこちら。)

そこでちょうどセールになっていたソース焼きそばを買った。ソース焼きそばを買うのなんて何年ぶりだろう。もともとソース焼きそばはそれ程好きではない。でもアメリカにいるとなんだか珍しく、貴重品のような気がして思わず買ってしまった(笑)。

私はアメリカでソース焼きそばを作ったことがない。ということは、こぶたも食べたことがない。でもたこ焼き大好きなこぶた、きっとソース焼きそばも好きかな?基本的にアメリカ人はウスターソースが大好き。甘い味が好きなアメリカ人には甘めのソースが受けるらしい。

早速ソース焼きそばを久しぶりに作ってみた。アメリカには薄切り肉がないので、豚肉の塊を細切りにするだけで疲れてしまう(笑)。それ以外にも葱、パプリカ、人参などありあわせの野菜をたっぷり入れる。たっぷりの具でソース味が薄くなりそうなのでちょこっとナンプラーとチキンコンソメで味付け。

出来上がった焼きそば、目玉焼きをトッピングした。とろける黄身にソース味のおそば、我ながら美味しそう!これもMITSUWAで買ってきた私の大好物、ウメッシュを開けた。

ウメッシュを飲んで黄身を絡めたソース焼きそばをぱくっ。至福の一瞬!

                 

初めて焼きそばを食べるこぶたも「オイシーッ」を連発してくれた。ソース焼きそばの癖になる味は全世界共通(笑)。

何だかジャンクなディナー、でも日本の食卓を疑似体験(?)できたような美味しい楽しいディナーになった。日本にいたらたかがソース焼きそば、たかがウメッシュ、でもアメリカでは本当に贅沢なディナーなのです。なんだか可笑しい!(笑)

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