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シカゴのこぶた

こぶたとの楽しい生活 in シカゴ

パーク・ハイアットで宝石デザートを@NoMI

2010-06-11 00:00:28 | Chicago Life
               

送別会が続いているこの頃、先日はボスがシカゴ・ダウンタウンのど真ん中にある高層ホテル、パークハイアット内のレストラン、NoMIでのランチに御招待してくれた。このホテルは毎日のように通り過ぎてているのに、このレストランに行くのは初めて!

1年で一番美しいこの季節、明るい陽射しに爽やかな風が気持いいテラス席へ。バックに流れる音楽もスタイリッシュで座っているだけでもうヒーリング(笑)。私も上司もランチはお寿司のプラターをオーダー。ネタの種類は限られているけれど、クオリティーが東京と変わらない!こんないいネタのお寿司、東京で食べて以来。

               

ランチの間は遠慮して写真を取るのを控えていたのだけれど、「是非に」と勧められたデザート、あまりの美しさにやっぱり、写真撮影(笑)。だってこんなに芸術的に美しいデザートをシカゴで見かけることはまず無いから。パリのパティセリーを彷彿とさせるような、宝石のような、美しさ。

そんなフォークを入れるのが惜しいほど美しいデザート、私のチョイスはLa Framboise。ラズベリームースとチョコレートムースがレイヤーになっていて、真ん中にアーモンドのダックワーズが隠れている。ほとんど甘みを感じないようなチョコレートムースに甘酸っぱいラズベリームース、甘ったるいだけのものが多いアメリカン・スウィーツとは一線も二線も画している。これは、、本当に美味しいわ~。アメリカに来てからスウィーツをあまり食べなくなっていたけれど、美味しいスウィーツはやっぱり美味しい。

               

上司のデザート・チョイスはL’Abricot。緑色のピスタチオ風味のスポンジとオレンジ色のアプリコット・ムースがレイヤーになっていて、フォークを入れても驚きの美しさ。フォークを入れた断面の写真も撮りたかったのだけれど、、やっぱりそこは上司の手前控えた。でも一口味見させてもらうことだけは忘れない(笑)。かる~いムースにスポンジ、酸味を控えたでも甘酸っぱいムースがもうとろけちゃいそう。

どちらのデザートも美しいだけでなく、繊細な美味しさ。さすがパーク・ハイアット。お寿司も美味しかったけれど、やっぱり今日の驚きはこの珠玉の宝石デザートたち。こんなランチをご馳走してもらえるなら、何度退職してもいいかも(笑)。でもお寿司とデザート、コーヒーで$120(税・サービス抜き)。私とこぶたが2人で来れるのは、、、一生無理かも(涙)。次回お金持ちになってシカゴに戻ってくることがあったら、是非こぶたを連れてきてあげたいなぁ!


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シカゴ・ダウンタウンで送別会

2010-06-09 00:05:13 | Chicago Life
               

シカゴ、ダウンタウンのミシガン湖沿いのコンドミニアムに住む同僚宅での送別会に、こぶたと一緒に行ってきた。彼は6月で異動、私は6月で退職、みんなでこうやって集うのも、最後かも。。

同僚のコンドに着いたのは午後4時半過ぎ、外は降ったり晴れたりの変なシカゴの初夏のお天気。湖沿いのコンドミニアムの58階に住む同僚の家からの眺めはまさに、、絶景!!96階の高さのラウンジ・バー、レストラン、展望台が人気のジョンハンコック・センターが見える。そしてその手前には Oprah Winfrey の住むペントハウス。

               

そしてもう一つの窓からは真っ青なミシガン湖にNavy Pierも。明るかった絶景も、皆で飲んで食べて、騒いでいるうちに、、

               

だんだんと夕景になってきた。夕景が始まると、何故か人間、メランコリックになるらしい。また降り始めた小雨も手伝ってか、ぽつんと灯るNavy Pierのイルミネーションもなんだか物悲しい。あと1ヶ月のシカゴ滞在、本当に色々な思い出の詰まったシカゴの街をを見渡す送別会で、この10年の様々な思い出が蘇る。どちらを向いても、10年前の、5年前の、1年前の、そして昨日の、思い出がそこに、横たわっているかのよう。そんなメランコリックになっている私を傍に、こぶたは大好物のお寿司に、生ハムに、たこ焼きに、食べるのに余念がない(笑)。

               

皆で楽しい時間を過ごしているうちに、ふと気付けば外はもう夜景に変わっていた。60階のルーフトップに出てみた。ものすごい風に吹き飛ばされそうになりながら、遠く、インディアナの方には雷が落ちているのが見える。ダウンタウンの360度の夜景を前に、あぁ、シカゴ!去るのはやっぱり、寂しい。。!新境地への引越しはとてもエキサイティング、でもここシカゴで1過ごした10年は、私の人生の中でももっとも輝きに満ちた、思い出深いものになるような気がする。異動になってシカゴを去る彼と2人、何だかじんわり、しんみりとしてしまった送別会でした。


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見逃せない!シカゴ美術館無料月間

2010-02-15 10:03:54 | Chicago Life
               

シカゴのダウンタウンにあるシカゴ美術館がこの2月だけ、無料開放していると聞いて早速こぶたと行ってきた。

私が学生だった頃は毎週火曜日が無料開放日だったので、火曜日を狙って何度も足を運んだもの。

でもこの景気下どの美術館も相当資金繰りに苦労しているようで、シカゴ美術館も無料開放は木曜日の夕方5時以降のみになってしまった。

しかも普段の入館料は$18、、、2人で$36なんてとてもとても。。(苦笑)。

そんなシカゴ美術館が無料開放!去年新しく開設した、コンテンポラリー・アートを集めたモダン・ウィングにも無料で入れるとのこと、これはもう行くしかないでしょう(笑)。

               

始めて入ったモダン・ウィング、コンテンポラリー・アートは苦手、、なんて思っていた私が興奮してしまうほどの充実ぶり。

モダン・アート、なかなか素敵じゃない!(笑)

展示物だけでなく、開放感溢れるモダン・ウィングの建物そのものも一見の価値あり。

絵画、彫刻に加えてちょっと可愛い家具なんかの展示もあって週末の一午後を使っても足りないほど。

2月のうちにもう1度、来ちゃおうかな?

シカゴ美術館の2月限定の無料開館、見逃せません!


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こんな朝も、好き。

2009-12-16 02:06:56 | Chicago Life
                    

私とこぶたは朝が弱いので、(あ、私だけ?笑)、朝食やブランチのために外に行くことは滅多にない。週末はなかなか起きれず、起きてもめちゃくちゃ不機嫌な私、触らぬ神に祟りなし状態(笑)。

そしてこぶたは、朝は絶対にフルーツの山とヨーグルトを食べないと嫌なので、あまりパンケーキやフレンチトーストなどに惹かれないらしい。 
         
そんな私たちでもたま~の週末に、コーヒーを飲みに外に出掛けたりすることがある。

特に冬。シカゴの冬は長くて寒い。車の無い私たちはじっと家にこもることになる。コーヒーを買いに行くのがちょっといい、外出の口実(笑)。

先週末の日曜日、外は又、薄暗い小雪が舞っている。今日もまた家にこもることになりそうだね。コーヒー、飲みに行こうか?

そんなときに私たちが決まって出掛けるお気に入りのベーカリー、それが57thストリートにあるMedici

Mediciは朝・昼・夜と使えるカフェだけれど、カフェに隣接してベーカリーもある。椅子とテーブルもあるので、ベーカリーでペストリーとコーヒーを買ってその場で楽しむことが出来る。

          

私とこぶたがいつも買うのは、パン・オ・ショコラ。ちょっと高めだけれど、パリのパン・オ・ショコラの有に2倍の大きさ!2人で1つのパン・オ・ショコラをシェアすることが多い。そしてお腹が減っているときは、砂糖のグレーズが甘くて美味しいシナモン・ロールも。

ビッグ・サイズのコーヒーをすすりながら、焼きたてさっくり、バターの香りが芳ばしいパン・オ・ショコラをつまむ。

ベーカリーには、焼き立てのパンを求めるお客さんの波が絶えることがない。ペストリーも美味しいけれど、焼きたてのバゲットや、シナモン・レーズンのブレッドなど、Mediciのベーカリーはどれもとても美味しい。

先日、新聞で人が一番幸せに感じる匂い、それは焼き立てのパンの香りだという記事を読んだ。

お家でのフルーツの朝食もいいけれど、そんな幸せの香りが漂うMedici Bakeryでの週末の朝の一時も、大好きです。


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シカゴ大学でアイススケート!

2009-11-30 06:54:58 | Chicago Life

感謝祭の4連休中日の土曜日、シカゴは11月も末とは思えないようなとてもいいお天気に恵まれた。抜けるような青空に、コートを脱ぎ捨てたくなるような暖かさ!

せっかくのいいお天気の休日、East 59th Street、シカゴ大学のミッドウェイ・プレイザンスにあるスケート場に行ってみることにした。今年は昨日開いたばかりのこのスケート場、もう家族連れで大賑わい。

こぶたは14年ぶり、私は20年ぶり(!)のスケート。中学生の頃は冬の週末になると、友達と後楽園のスケート場に繰り出しては1日中滑っていた私。でもそれも20年ぶりとなると、、かなり不安(笑)。

わくわくしながら、でも恐る恐る、スケート靴を履いて氷の上に滑り出す。うわぁ、スケート靴ってこんなにバランス悪かったっけ?!あっという間に転びそう。壁にみっともなくしがみつきながら恐る恐る前進する。こぶたは、、と見るとこれもよろよろと、氷の上を滑るというよりも足を引きずりながら歩いている(笑)。

   
   

それでもしばらくするうちに、スケート小僧だった頃の勘が戻ってきて人並みに滑れるようになった。こぶたは、、いつまでたってもよろよろと足を引きずっている(笑)。聞くと今までに3回しかスケートをしたことがないらしい。それは難しいね、ま、頑張って(笑)。

こぶたを見捨ててシカゴ大学のゴシック調の建物を見ながら、青い空、金色の紅葉の下ですぃーっすぃーっと滑る。気持ちいい!そういえばこんなアウトドアのスケート場は初めて。爽快!

ダウンタウンのミレニアム・パークにも小さなスケート場がある。でもここミッドウェイ・プレイザンスはダウンタウンのスケート場に比べて倍以上の大きさ、しかも滑っている人は半分くらい。思いっきり滑れる上に、スケート靴の貸し出しはなんと$3という安さ。(スケート場使用料は無料です。)

久しぶりにスケートがしたいわ、人混みを気にしないで滑りたいわ、という方、このシカゴ大学のスケート場はとっても穴場。お勧めです!


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毎夏恒例 Chicago Jazz Festival

2009-09-09 06:55:31 | Chicago Life
          
                            
この週末はアメリカはレーバー・デーで3連休。このレーバー・デーの3連休には毎年恒例、Chicago Jazz Festival が、ダウンタウンのグラント・パークで金曜日から日曜日までの3日間開催される。

シカゴはジャズで有名な街。そしてこぶたと私も超ジャズ通!と言いたいところだけど、実は2人とも全くジャズは分からない。バーやレストランで、バックにジャズが流れているような雰囲気は大好き。でも誰が、とか、どんな、などのジャズの知識は、ゼロ。

          

そんな無知なこぶたと私でも、何故かこの Chicago Jazz Festival へは毎年出掛けている。ジャズが聞きたい!というよりも、ジャズを聞きながらワインを飲んで、おつまみをつまむ、そんな雰囲気が大好きだから。そして何よりも、無料なのが嬉しい(笑)。

今年も又凝りずに連休中日の日曜日、食料品を山と抱えて出掛けた。2人が大好きなトレーダー・ジョーの枝豆ハマス、クラッカーに超定番ブルサンのチーズ、そして高級スーパー Fox & Obel で大枚はたいて買ったサーモンのパテ。欠かせないお野菜はフレッシュ・コーンのメキシカン・サラダ。

 

メキシカン・コーンサラダは茹でたフレッシュ・コーン、トマト、赤パプリカ、オニオン、シアントローをオリーブ・オイル、ライム、カイエンヌで味付けしたシンプルなさっぱりサラダ。こぶたの好物で、写真に映っているものの倍の量を持っていったものの、全て完食された。

寒いような日が続いていたシカゴの夏だけれども、この日は暖かく、夕陽も出て野外コンサートには最高のお天気。肝心の音楽は。。去年は超モダン・ジャズで2人共苦手だったけれど、今年はスタンダードで良かったね、くらい(笑)。演奏者に申し訳ないなあ。

               
                       酔っぱらってますけど、何か?^^

シカゴの夕暮れの中、ジャズを堪能しながら美味しい物をつまんで、ワインを飲んでこぶたの膝枕で寝る。これが私たちの1年に一度の夏のお楽しみ。この Chicago Jazz Festival が過ぎると、あぁ、夏も終わりだな。。と感慨を感じてしまう、そんなイベントです。
          
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豪快!BBQ

2009-07-20 00:58:12 | Chicago Life

友人が9月に日本に帰国することになった。以前、春は別れの季節、なんて書いたけれどもここアメリカでは夏もまた、別れの季節。

友人の送別BBQをいつものミシガン湖畔で行った。シカゴは生憎81年ぶりの低温に見舞われて寒い!特に湖畔は湖からの風を直に受けるので寒い!

でもどんなに気候に恵まれなくても食欲だけは落ちない。今回は何とも豪快なBBQとなった。

ど~んと、肉。

                 

ど~んと、魚。

                 

そして野菜も、ど~んと。

          

公共での飲酒が禁止されているシカゴ。でも今回はビール、ワインがこっそり用意されていた。私が飲んだかは、ヒミツ(笑)。

サイドディッシュにはパスタサラダやコーンブレッド、アップルケーキが持ち寄られて目移りする。しっかり全種類味わった。お肉もビーフ、ポーク、ソーセージにラム。こちらも全種類しっかり味わった。

1時から5時まで食べ続け。締めに焼きそばまで出てお腹はギブアップと言っているのに食い意地の張った手が出る。BBQの臭いをぷんぷんさせて家路に着く頃にはお腹がはち切れて歩くのもままならない。

別れは寂しいけれど、こんな豪快なBBQは、大好き!

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幸せのパッタイ

2009-07-01 00:31:12 | Chicago Life

手術して10日、職場復帰をする予定だった昨日の月曜日。朝起きてみてもやっぱりちょっと身体が重い。10日間ずっと家に閉じこもっていたのだから当然のこと。大事をとって職場に電話してもう一日お休みを貰うことにした。10日も11日も一緒一緒(笑)。電話に出たボスも「健康が一番だから」と優しい言葉をくれた。感謝!

外はピカピカのお天気、しかもからっと爽やかな風が吹いている。明日の出勤の予行練習のために久しぶりに外で歩いてみることにする。久しぶりの外出、足はふらふら、頭はくらくら!体重も落ちたので強い風で吹き飛ばされそう。こぶたにつかまりながら5ブロック程先のミシガン湖まで散歩した。

空ってこんなに青かったっけ?木々の緑の色はこんなに濃かったっけ?たった10日間外に出なかっただけなのに、何だかいつもの町が違って見えた。

ミシガン湖も10日前の水色から紺碧に色が変わっていた。湿気もなく、爽やかな風が吹いてなんだかどこかのリゾート地にバカンスに来たような気になってしまうようなお天気。このお天気に誘われて多くの人たちが湖に来ていた。

湖畔を歩いている皆が幸せそう。そして私も。太陽の陽射しを浴びて、爽やかな風に当たる。そして横にはこぶたが一緒にいてくれる。こんなささやかなことでとても幸せに感じる!疲れが出るのでは、と心配していた散歩だったけれども逆に元気になって帰ってきた。

帰ってきてから久しぶりにキッチンに立った。ここのところずっとこぶたが料理していてくれたので、今日は感謝の気持ちを込めてディナーを作ろう。

料理は不思議なものでしばらくしないとその勘を失ってしまうらしい。ぎこちないながらもこぶたの助けを借りて簡単にチキン・パッタイを作った。ニョク・マム、顆粒コンソメ、ケチャップ、砂糖、レモン・グラス、ライム、レッド・ペッパーでソースを作る。

          

久しぶりの料理、適当な料理だったけれどこぶたは「美味しい美味しい」と喜んでお代わりして食べてくれた。それだけで幸せモードが倍増する。

まだお酒を飲む気分にはならないけれど、もっと元気になったら、もっと美味しい物を作って美味しいワインをこぶたと開けよう!

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シカゴの病院はセレブ級

2009-06-27 09:25:08 | Chicago Life

先週行った手術、事前に病院から送られてきたE-mailには朝7時に来て下さい、と書いてあった。朝7時!?朝の弱い私、ただでさえ憂鬱な手術なのにそんなに早起きしなくてはいけないとは。。泣く泣く朝5時半に起きて雨の中6時10分の電車に乗って病院へ向かった。

私が手術を行った病院はノースウェスタン大学病院という全米でも有数の規模を誇る病院。治療費はそれだけ高いものの、最新鋭の技術を備え、いい医者がいるということと、職場から徒歩5分という立地条件のために行きつけ(?)の病院になっている。いくつもの大きなビルが連なる巨大な大学病院。そのどのビルも新しく、ロビーは高級ホテルのよう。

7時に病院に到着、すぐに手術準備室に入れられ、ローブに着替えさせられて麻酔の準備。今回の麻酔は脊髄注射による部分麻酔だった。これが、痛い!4本くらいぶっとい注射をぶすっぶすっと打たれる。しかし。。これが効かない。。「おかしいですね?もう一度打ち直しましょう!」

のんきな麻酔医の診断でせっかく打たれた4本は引き抜かれ、新たなぶっとい4本が背中に射された。いい加減にして。。こぶたは「麻酔を打つのを見て失神する同伴の方がいるので」という理由で追い出されていた。よほど太い針だったのだろうか。。いやいや、知りたくない。

やっと麻酔も効いてきて、ついに手術!?とどきどき待つも9時になれど、10時になれど、何事も起こらない。ナースにこぶたが聞くと「手術室が空くのを待っています。」ってそれはないでしょう~。結局私が手術室に運ばれたのは11時半。何のために7時に病院に行ったのか訳分からない。こういうアバウトなところがアメリカのサービスの困ったところ。

手術中は部分麻酔だったので意識は一応あった。1人のナースがしきりに「私は日本語を勉強しているのだけど。。」なんて日本語の質問をしてくるのには閉口した。っていうか、私今手術中なんだけど。。(苦笑)。

1時間の手術も無事に終わって一泊入院する病室に連れていかれた。そしてこの病室が圧巻!シカゴのダウンタウンを見下ろす絶好のロケーションの大きな個室。フラットスクリーンTV、ゲーム、コンピューター、シャワー、タオル、トイレタリーに付き添いの人が寝る為の簡易ベッドが完備。

そして一番重要(笑)なことに、食事はルームサービス方式でメニューの中から朝5時から夜10時まで頼み放題食べ放題!さすがに和食のチョイスはなかったけれど、朝食メニュー、軽食メニュー、しっかりしたディナーメニューまでとても豊富。手術直後、でも軽くお腹の減っていた私、さっそくフルーツの盛り合わせとオレンジジュースをオーダー。

          

ディナーの頃にはさすがに手術の疲れ、痛みなどがでてきて食欲はあまりなかったものの、せっかくのこのチャンス、チキンの胸肉のグリルにグリーンピース、ひよこ豆とレーズンを混ぜたブラウンライスを添えたものをオーダー。食後にはバニラアイスクリームまで食べてしまった。。

          

付き添ってくれた看護婦さんはニコリともしない英国出身といつも冗談ばっかりのナイジェリア出身の2人。ナイジェリア出身の看護婦、レイチェルとは「こんな病室に住みたいわよね~」と意気投合。夜にはメキシコ出身の夜勤の看護婦さんが1時間ごとにチェック、点滴の交換に来てくれた。夜中に「お腹が減った」という私にクラッカーを3袋持ってきてくれた。

翌朝は極度の疲労の中で起床。でもなぜかお腹だけはしっかり減っているぞ?というわけでビッグ・ブレックファーストを早速オーダー。こぶたに「食べれるときに食べたほうがいいよ」とそそのかれてフレンチ・トースト、スクランブル・エッグ、グレープ、ヨーグルト、プルーン・ジュースに何故かショートケーキまで!我ながらどうしてこうお腹だけは減るのか不思議(笑)。

          

本当は10時に退院予定だったのが、吐き気(食べ過ぎではありません、麻酔のせい^^)、めまいなどで起き上がれず、結局退院は夕方の5時に。そしてこぶたに引きずられるようにタクシーに乗せられて自宅にどうにか戻って1週間、やっと元気になってきました。

辛い手術体験だったけれど、面白い体験でもありました。24時間寝ないで付き添ってくれたこぶたに本当に感謝。それにしても日本の病院に比べると、シカゴの病院って。。豪華じゃない??

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シカゴ大学美術館でパーティー!

2009-06-14 02:53:36 | Chicago Life

毎学年末恒例、こぶたが所属する学部のパーティーが金曜日の夕方に開かれた。1年間良く勉強しましたね、という慰労パーティー。シカゴ大学では各学部がこういうパーティーをそれぞれ催し、その趣向は様々。以前ビジネス・スクールのパーティーに招かれたときはシカゴの大きな博物館、フィールドミュージアムを借り切って行われた。さすがお金がある所は違うなあ。。と驚いた。

ビジネス・スクールと天と地の差のような金銭力のこぶたの所属する学部は、例年シカゴ大学にある小さな美術館、スマートミュージアム(Smart Museum of Art at University of Chicago)で学年末のパーティーを催すのが恒例になっている。

          

フィールドミュージアムの数千分の1(?)の規模の美術館だけれども、古今東西から集められた美術品はセンス良く配置され、ちょっとお洒落な雰囲気の美術館になっている。

そんな美術館でのパーティー、今年は私の苦手な冗長なスピーチも何も無く、ただ飲んで食べて喋って酔っ払うだけのパーティーになった。こんなパーティー、大好き(笑)。

毎年参加するこのパーティー、一番恐れているのはこぶたの指導教授たちとのご挨拶。毎年のことながら、「こぶたがいつもお世話になりまして。。」って何て英語で言うんだろう。。握手をするのか、ハグをするのか、どうしよう、どうしよう、と緊張する。でも過ぎてみればそんなご対面もあっという間。今年も何のこと無く無事に終了した。
          
          

出されるフードはその年によってマチマチ。大当たりの年もあれば大外れの年もある。今年はイタリア系の前菜に中東系のフード。どちらもお味は。。まあまあかな(笑)。

ワインはブルガンディーのピノ・ノワール、南仏のミネルヴォワ、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン、イタリアのフラスカーティなどなど、なかなかの品揃え。こぶたと私が全種類試したのは言うまでもない。。かな?(笑)

                 

グリーク・サラダ、子羊のカバブ、チキン、茄子のディップなど、食べ放題。デザートには数種類のミニ・ケーキが出ていた。例年食べすぎ飲みすぎになるこのレセプション、今年も当然。。!

招待状には「フォーマル」なんて書いてあるけれど、そこは勉強一筋の学生たちが集まるパーティー、何だかヘンチクリンな服装(サマードレスに長靴?)の人たちも多くて可笑しかった。ビジネス・スクールのパーティーは完全なフォーマルでスーツにドレスだったのに。でも私はこんなヘンチクリン・フォーマルのほうがお気軽で好き。

1年に1度のお楽しみ。今年も美術品に囲まれて、ヘンチクリンなドレスの人たちとお喋りして、美味しいワイン・フードを堪能して楽しいパーティーになりました。

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