:: dragonyan ::

日々のこと

CHAIのライブを観て自由について考えた。

2017-06-13 | 日々の事とか

昨日は心斎橋JANUSで
「GLICO LIVE “NEXT”」というイベントを観てきました。
グリコサポートのもと、ニューカマーのバンドをピックアップして
紹介するライブイベントならしい。

まぁお客さんも若者ばっかりやったよね。
私の最近イチオシバンドのCHAIが出なかったら来ることもなかったであろう。

1組目は「パノラマパナマタウン」というバンドで
おばちゃん全然知らんバンド、ボーカルの子が男前やった。

オリジナリティてなんやろうと考えていました。
これだけ音楽が溢れてて、音楽だけにあらずファッションとかもやけど
いろんな影響を、意識的にも無意識的にも受けながら、
完全なオリジナリティなんてあるもんなんやろか、と思いながら聴いていました。

そして男前ボーカル君はやたら「自由」を連呼されていました。
わたしもちょいちょいブログに「自由」というワードを書いてしまうけど、
そうやって自由を強調するほどに、実は囚われてるのかもしれん。
私なんかはほっといたら、どんどん縮こまるタイプなんで意識して自由を獲得してる。

そんなこんなで、2組目に登場するはお目当の「CHAI」
こないだ大阪城野音で観た時とパフォーマンスの流れはだいたい同じやったけど、
彼女たちにはしっかりとオリジナリティを感じましたよ。
ほんでもって、さらに彼女たちは自由でもあった。
ほんまに自由な人は、ことさらに強調しなくても自由なんやな。
素敵なバンドやわー。このまま突き進んでほしいなー。

トリは「ココロオークション」というバンド。
一曲目の途中まで聴いたところで、早く帰りたかったので退場しました。
お目当のCHAIは観たから満足。

ほんで色々あって、帰ってから寝て見た夢で、
ああ、人の夢の話ほどつまらんもんはないとよく聞くけど、まぁ許してください。

太鼓の先生宅に、私が下宿しているという設定で、
まぁなんやかんやあって外に出ようとした時に、
玄関の扉を開けるとまたそこには白い扉があって、
それを開けるとまた扉があって、開けるとまた、、、
という扉ループから抜け出せない状況になりました。

そんな中、絶対出てやるからなという決意とともに
また心のどこかでは(絶対出られるけどな)という確信もありました。

その決意と確信が運命を引き寄せたのか、
幾度目か繰り返したのち、扉を開けるとやっと外の景色が見えたのですねー。
イェーイヤッターと思ったのもつかの間、目の前の景色が薄くなり始めました。
その瞬間に夢から醒めかけたわけですわ。

ちょー待てーーと、外に出るまでまだ起きるわけにはいかーんと、
根性で夢の中にとどまり、しっかり外に出ることができたのですね。

でも扉の外はなぜか上空で、地上の景色を俯瞰で見る感じやったけどなー
さらに日本の上空にいたはずが急に海外の上空になってたけどなー
とても絶景でございましたよ。

この話はさっき書いた、自由の獲得に繋がる気がしています。
そこに閉じ込めてるのも自分、そこから出ようと決意するのも自分。
そこから出られなかったとしても夢の中のこと、で済むけど、
楽しむためには外に出る必要があるんやろなー。

その話から次は、自由と秩序について考えが及んでいくんやけど、
ここで語る話にあらず。