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Days of Dragonflies & Moths

トンボや蛾に関わる記事中心。
当ブログの写真、文章の無断使用禁止。
写真集「関東甲信越のトンボ2010plus」

秋晴れと呼ぶにはほど遠いのではなかろうか

2012年09月15日 | トンボ


9月半ば過ぎまで猛暑日に届くような暑い日が続くことがここ数年普通になってしまった気がする。
昔のトンボ記録ノートに気温なんかも書いていたが、9月半ばの気温はこんなに暑くなかったように
感じる。後で覚えていたら調べてみようと思うが。。。



久しぶりにフレクトゴンの特製フード?を外してやった。
このレンズには、元々、今年前半の自分の作例にあるような顕著な周辺減光はない。
特製フードをつけると周辺減光の代償として「ダークバブル」が発生するのが面白くて使っていたが
さすがに飽きた。



アキ、ノシメ、ミヤマも見かけたが写すのはもう少し先が本番という感じだ。ネキは奇麗なメス半逆光の願っても
ないチャンスだったが、写されることを極端にいやがって飛んで行ってしまった。


ホバランヤンマ

2012年09月14日 | トンボ


このトンボはホバリング撮影が面白いのに、こんなときに限って気温が下がらず小虫の動きが活発なのか
摂食に勤しみ、レッツホバリングタイム~に突入しても全くホバってくれない。



ヤンマ撮影で培った(笑)追い撮りでお茶を濁すがやはりホバリングが撮りたかった!
肝心のストロボ設定検証は少し感触を得たが何しろ数枚しか撮らなかったので別の現場での検証のお楽しみ。

相性極悪

2012年09月12日 | トンボ


天高い秋(?)



もうちょっと正攻法で写したかったのだが、全く条件の相性が悪い。。。
そういえば、カメラのWB設定をよく見ていなかったことが判明。詳しくはまた機会を設けて検証してみねば。。。汗

難色

2012年09月09日 | トンボ


以前にも書いたがストロボがどうにも馴染まない。機種による光質とか色々あるのだろうが、
減光すれば良い訳ではなく、色温度も変わってしまうし、弱く当てたら弱く当てた感じが残る
わけでそれがまた中途半端なわけだ(笑)



左から、ストロボ発光、ストロボ発光現像時WB下げ、WB下げの後カラーバランスを修正、自然光での撮影。
左から三番目の画像は二番目の状態から、主に黄色を緑系にシフトし若干彩度を下げ、緑を黄色系にシフト
したものだが、自ずと後からいじることの限界はある。



ストロボ光が環境光に対してバランスよくなるように久しぶりにAvにて撮影していたが、ストロボの色がどうにも
気になるし、長時間重い物を持って手がしびれてきたので後半はストロボを外して撮影。Av(絞り優先オート)なので
場合によっては1/100以下になってしまう訳だが、今回はなぜかアップ目ショットが多かったのもあり、1/60くらい
まで下がるとブレ続出だった。だったらTv(シャッター速度優先)やTAv(シャッター絞り優先)にすれば?となる
わけだが、それらが画質的に納得いく範囲で選択できるくらいなら苦労しないという訳である。



今年はもう旬を過ぎてチャンスもないかと思っていたが、近くに寄ってきたのでそのまま自然光撮影。
来シーズンは自然光主体で挑んでみるか。。。

リス日和

2012年09月06日 | トンボ


そろそろアカトンボ全開の季節となる。
PENTAX Qは魚眼オンリーでの使用が多いが、それだとレンズ交換式カメラの意味もない。
まあ方法論はさておき、標準レンズの01スタンダードプライムというレンズキットのレンズは
殆ど出番がない。かといって全く使わない予定という訳ではなく、アカトンボの撮影に最適では?
と思って常に携行はしていた。
冒頭はスタンダードプライムでの描写。何がおいしいかというと、この画角である。43mm相当と
いう広角寄り標準域では上手く構成すればバックを自然な感じで絡めることが出来るのだ。
35mmサイズで43mm相当ということは、APS-Cだと28mmがそれに相当することになり、35mm
使用時より画角は広い。
今回はオートフォーカスが上手く作動してくれたが、フォーカスボタンを押してからシャッターを切る
まで間隔があいてしまうと体の前後でピントがずれてしまう。そこでフォーカスボタンを押してピント
の合った瞬間にレリーズするように心がけたら、割と上手い具合に写ってくれた。

バックさえうまく構成できれば、背景の全体像を残しつつほんのりとぼかした描写が出来るのだが、
問題は画質だ。感度125で撮っても結構ノイジーになってしまう。このあたりがセンサーの小ささ故の
悩みだ。まあ、どうしても気になるのならニートイメージとかできれいに出来るので、アウトプットの
時に考えれば済む問題だが。



一方、普段Qにつけている03フィッシュアイの描写。こちらは元々バックが細かく描写されるのも相まって、
ノイズはあまり気にならない。魚眼の向け方次第でデフォルメできる部分を変えられるので面白い。



こんなユニークな撮りかたもできるが、ファインダーを見ながら寄ると、レスポンスがとろいのも相まって
余分な力が入りピントを外しやすい。アングルを確実に決めたい時はファインダーを見ながらになるが、最短
まで寄るときは目測の方が力を抜いて撮影できる分成功率が高い。



200マクロと90マクロでの描写。200マクロは自分の旧態依然たる写し方だが、色のノリにやっぱり馴染みがあるし、
アカトンボなどの接近描写では安定性が違う。90マクロは機動性とここ一番の解像力が捨てがたく、最近は殆ど90マクロだ。



いずれも200マクロ。画角が狭い分、広角にアプローチできるのが強みだ。

そういえば、今日は夕焼けが奇麗だったので、写そうと思って外に出たら、上空を翅のけぶったヤンマが通過して行った。
おそらくギンヤンマだったのだろう。

シャッターチャンス

2012年09月02日 | トンボ


大気の状態が不安定で怪しい雲行きの時は、ある意味シャッターチャンスだ。



面白そうなシーンも色々あるのだが、ここのところどうにも集中できない。
これは期待できそうと思ってまた行くとチャンス再来がなかったりするのは常のことである。

金緑色の誘い

2012年08月31日 | トンボ




昔から金緑には弱い。今年は一歩引いて写すことを心がけたつもりだったが、ついつい寄り過ぎてしまった。
まだまだ写し足らなかったが、8月中盤以降はなぜか気が乗らず再び訪れることのないまま過ぎてしまった。
また来年も写したい。

暑さ続く

2012年08月22日 | トンボ


しかし暑い!今年は夏前半よりも後半の暑さが身にこたえる。



あまりの暑さにピントも殆ど合わせられず。



これは一昨年撮ったものだが、ケルキオンの争いのキーマンはクロイトのようだ。



チョウトンボももうすり切れ始めてしまった。交尾を随分見かけたが、いずれも間一髪撮影間に合わず。。。



美しい止まり姿の「シオカラトンボ」交尾。



ギンやんとカエル。



人間を意識して警戒するハラビロの子供。餌を盾にしているのか?



アゲハを食らうコオニ。


近所の消長

2012年08月21日 | トンボ


相変わらず暑い日が続くが、さすがに朝夕は少しは過ごしやすくはなってきた。
いつものナツアカネを訪ねるが、今日はお出かけのようで見当たらず。
少し高い枝にノシメが一頭見られた。



ミンミンはさすがに減ってきて鳴き声もまばら、姿も高い位置にしか確認出来ず。
ここ数日増えてきたツクツクボウシもなかなか姿を見せず、やっと一頭高い枝に止まる姿を見ただけだった。
ツクツクボウシと言えば、何年か前の早春に近所で見かけたモズを思い出す。
お世辞にも声色そっくりとは言えなかったが、啼きはじめから啼き終わりまで見事にデフォルメして鳴いて
聞かせてくれた。前年の夏にいやという程ツクツクボウシの鳴き声を耳にしたのだろう。

寂しい川辺

2012年08月20日 | トンボ


早いもので8月ももう終盤にかかってきたが、相変わらず暑さは続く。
そろそろ撮影チャンスかなと思い、馴染みの川辺りに出かけるが、被写体が殆ど見当たらない。
イトトンボは皆無、例年群れているハグロもごく少なく、かろうじて数頭のコオニががんばっている程度。
ゲリラ豪雨とかがあった割には川の瀬切れが目立ち、シオカラも飛来している。あとは老熟コヤマの♂♀を
見かけた位か?(♂は巡回、♀産卵後交尾成立)
さぞかしオナガの縄張りで賑やかだろうと思っていたが、全く見当たらない!しかしよくよく考えたら、
今シーズンは羽化数も例年に比べ随分少なかったことを思い出した。冒頭はやっと見つけて写せた一頭だが、
数が少ないせいか本トンボにしては珍しく警戒感が強く、なかなか近寄れなかった。



一瞬雲がかかって暗くなった隙に現れた。

オニヤンデー

2012年08月19日 | トンボ


暑さはまだまだ続きそうだ。
ここに来てオニヤンマの姿が目立つようになった。



おのずとシャッターチャンスも増えるが、どうもピリッとしない。



このカットで決められればよかったのだが、オニヤンと思って甘く見すぎた。。。



反して金緑はだいぶ少なくなってきた。この夏は気候が安定していたので、とっとと活動を終わらせたものが
多いのかもしれない。



今年はアキアカネがやけに少ないように感じる。