玉飛接近

右玉&左玉、ときどき詰将棋

対石田穴熊(1)

2012年08月03日 | 左玉
2ヶ月ぶりの更新。

第1図は△5四銀に▲5六銀と上がったところ。
ここから後手が仕掛けてきます。


△3六歩▲同歩△同飛▲3七金△3四飛▲3六歩(第2図)

「左玉のポイント」でも書きましたが、石田流が端角の場合は金を上がるのがポイントとなります。

△2四角▲2六金△4五歩▲同歩△4六歩▲3五歩△同角▲3九飛△2六角▲3四飛(第3図)

狙いの▲2六金~▲3五歩~▲3九飛が実現。
「左玉のポイント」では左金は6八に居ましたが、本局では5八に居るため後手の角は成れません。
左金の位置は5八と6八のどちらが良いかは難しいですが、端角には5八に置くのがベストだと思っています。

この後、入玉に成功し穴熊を姿焼きにして勝ちました。