Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

色絵 花鳥文 ミルクポット

2021年12月10日 19時15分41秒 | 古伊万里

 今回は、「色絵 花鳥文 ミルクポット」の紹介です。

 これは、幕末から明治にかけて輸出されたものだろうと思っています。

 普通、このミルクポットの他にティーポット、シュガーポット、カップ&ソーサーを加えたセットものとして輸出されていたものと思われます。このミルクポットはそのセットものからの離れものだろうと思います。

 セットものの紹介でしたら資料的にも価値があり、紹介する意義もありますけれど、ミルクポットのみではチョットという感じではありますが、「伊万里ではこんな物も作っていました」という意味で紹介することにしました(^_^;

 

 

正面(仮定)

 

 

正面から右に約90度回転させた面

 

 

正面から左に約90度回転させた面

 

 

正面の裏側面

 

 

上からみた面

 

 

底面

 

 

生 産 地 : 肥前・有田

製作年代: 江戸時代末期~明治時代

サ イ ズ : 高さ;10.5cm


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Dr.kさんへ (遅生)
2021-12-10 19:35:24
幕末ー明治の輸出陶磁器、多くの中で、やはり伊万里は一味違う気がします。
富士山芸者は極端ですが、それでも、各地の輸出品はこれぞニッポンの意気込みが強すぎて、外人には良いのでしょうが、我々にはチョッとの品が多いです。その点、この品は古伊万里の流れが感じられて、ホッとします(^.^)
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Unknown (ころすけ)
2021-12-10 21:16:58
今でいうところのクリーマーですね。確かにセットものなのでしょうが、赤絵の絵付けが細かくて存在感がありますね。

dr.kさんが明治と仰るので正しいのでしょうが、私的にはもう少し古いようにも思えました。(素地をみていませんので)
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遅生さんへ (Dr.K)
2021-12-11 09:03:23
私は、幕末以降の伊万里には、さほど興味がないので、よく分からないのですが、こんなものかな~と思っていました。
明治に入ってからの瀬戸辺りの輸出用陶磁器になりますと、確かに、ド派手なものが出てきますよね。
これは、まだ、外貨獲得の強い意識が働いていないのかもしれませんね、、、(^_^)
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ころすけさんへ (Dr.K)
2021-12-11 09:11:37
私は、幕末以降の伊万里にはそれほど興味が湧かないので、あまり所持していないこともあり、よく分かりません。
このような手は、本などによく幕末伊万里として登場してきますので、無難なところで、製作年代は幕末~明治としてみました。
幕末はあるのかもしれませんね(^-^*)
ありがとうございます(^_^)
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