明日から12月ですね。
この一年あっという間か、また長い一年でもありました。
師走は、先生も走るといわれていますが…
明日から、橋本市内の交通体系にちょっと変化があらわれます。
懸案でありましたコミュニティバスの路線や増車が行われる事となりました。
その内容は、市報にもご案内の通りですが、各便とも1日6便に増便されます。
そして混雑の多い中ルートには新型のノンステップバスが導入されます。
大阪市の選挙でも議論となった「敬老パス」が新設され、障がいのある方の運賃も無料となります。一般の方には回数券も販売されます。
一方で、路線バス(南海りんかんバス)の紀見線のうち(橋本駅前~城野)、平野線が廃止となります。
慢性的な赤字で、市から補助金を打ち切るための結果です。
一方で、新設されるバス停もあります。
高齢化の高い在所ほど公共交通機関の必要性が高いとも考えられます。
費用対効果は大切ですが、タクシーの活用も含め全市的に公共交通機関の整備を求めていきたいと思います。
便利になる方、不便になる方、それぞれの方の個別事情により異なると思いますが、
最初に弱い立場の方の目線で考えるのが行政です。
ここが民間企業と違うところです。
だから、みんなで税金を払っているのです。
箱物に投資するのか、福祉を充実させるのかよく考えていただきたいです。