今朝は、すごいもやでしたね。
朝の活動中も、みるみる周りが曇っていく状況でした。
なにか今の状態を象徴するかのようです。
橋本駅では、うって変わっていいお天気です。
このようになれば、良いですね。
(本日の写真も全てイメージであり、本文とは無関係です)
昨日の続きです。
さて、計画実施前に「説明会」と呼ばれる会がもたれるようになりました。
ここで、よくいわれるのが「この会はどういう会ですか?」という言葉です。
行政側からみると、「既に決定された計画について住民に対して説明する会」と捕らえているように思います。
住民側からすると、初めて聞く計画ですから、案をお聞きした上で、当然に住民の意見を聞いて反映してもらう場として考えますので、計画変更はしませんという当局の姿勢に対して、憤りを感じるとともに、これは単なる「報告会」と映るのです。
この意識の違いが、溝を深めていくこととなります。
そもそもこのような会は、行政として積極的に取り組んでいないケースもあります。
議会で審議する中で、「住民への説明会を行うべき」との意見に対して実施される場合も多いと思います。
では、当局として住民の声をどのように取り入れようとしているのでしょうか?
よく聞かれる言葉は、「地域に出向きご意見をお聞きしました。」です。
”出向き”というのは、当たり前のことなのですが、庁内の仕事が中心と考えているのでしょうね。
そして、出向く先が、本来はこのような説明会と考えるのですが…
実際には、いわゆる「区長さん」と呼ばれる方々と意見調整することなのです。
「区長さん」は、地域のことを一番熟知されている方と位置づけられています。
従って、全ての事に対してお伺いを立てる事となります。
「区長さん」に責任を押し付けすぎだと感じています。
この件は、また別の機会にさせていただきます。
ですから、地元の意見は取り入れたのだから、何か問題がある場合は「区長さん」を通じて説得をお願いすることとし、当初の方針通りとなります。
ここまでで、会議が何のために開かれているのか。
それは、「住民の声を聞きました。」、「住民の要望です」というシナリオにするために必要な儀式であるとさえ考えることもできてしまいます。
明日は、会議から外れますが住民の意見をお聞きする「パブリックコメント」について書いてみたいと思います。
(続く)