2016年2月 2日(火)曇りのち晴れ 3.5℃ 56%RH am7:05
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。
今日の絵本
_おんどり と ひきうす
__ロシアの昔話 文 井口文秀 絵 坂本健三郎 久米宏一
__1967 研秀出版株式会社
__御器所教会蔵書
おじいさんと おばあさんが ある ひ、どんぐりを たべていました。
すると、どんぐりが、ゆかの すきまから ころがりおちました。
どんぐりは、かしの きに なって、てんじょうを つきやぶりました。
かしの きは、そらに とどく ほど、おおきく なりました。
おじいさんは かしの きを どんどん のぼって いきました。
てっぺんまで のぼると、ちいさな いえが ありました。
なかには、おんどりと ひきうすが、おいて ありました。
おじいさんは、おんどりと ひきうすを、だいじに かかえて かえりました。
おじいさんが ひきうすを まわすと、パンや まんじゅうが とびだしました。
おじいさんと おばあさんは、それを おなかいっぱい たべました。
この ひきうすの ひょうばんを きいて、よくばりの しょうにんが、
「おじいさん おばあさん、その ひきうすを うって くれないかね。」
と、たのみました。
「とんでもない。これは うれません。」
ふたりは ことわりました。
あくるあさの ことです。
さあ、たいへん。
だいじな ひきうすが ありません。
よくばりの しょうにんが ぬすんで いったのです。
おじいさんと おばあさんは かなしみました。
すると、うしろで こえが しました。
「おじいさん おばあさん、
ぼくが きっと、ひきうすを とりかえして あげますよ。」
みると おんどりでした。
おんどりは ひきうすを さがしに、げんき よく とびだして いきました。
とちゅうで きつねに あいました。
「ぼくもつれて いってよ。」
「いいとも ぼくの はねに かくれて おいで。」
こんどは おおかみと くまに あいました。
おおかみと くまも、いっしょに ついて
いく ことに なりました。
三びきは おんどりの かげに かくれて、
しょうにんの いえに むかいました。
しょうにんの いえに つきました。
「こけこっこー。 おい、しょうにん、ひきうすを かえせ。」
と、おんどりが さけぶと、
しょうにんは おこって、おんどりを
がちょうごやに ぶちこみました。
その とき、
おんどりの はねの かげから きつねが よびだして、
がちょうの はねを
一ぽんのこらずむしって しまいました。
おんどりは、こんどは うしごやに いれられて しまいました。
すると おおかみが とびだして、うしを やっつけて しまい ました。
うまごやに いれられると、くまが とびだして、
うまを なげとばして くれました。
しょうにんは おこって、おんんどりを
つかまえると、だんろに
ほうりこんで しまいました。
ところが、その ばんの ことです。
おんどりが、とつぜん さけびました。
「こけこっこー。 ひきうすを かえせ。」
しょうにんは、おんどりに とびかかろうと して、
だんろの なかに とびこんで しまいました。
おんどりは ひきうすを とりかえして、
おじいさん おばあさんの ところへ かえりました。
の絵が好きです。
御器所教会 ここをクリックすると、きよらかなパイプオルガンの音とともに、キレイなホームページが開きます。
ぜひご訪問ください。

御来訪ありがとうございます。
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今日の絵本
_おんどり と ひきうす
__ロシアの昔話 文 井口文秀 絵 坂本健三郎 久米宏一
__1967 研秀出版株式会社
__御器所教会蔵書
おじいさんと おばあさんが ある ひ、どんぐりを たべていました。
すると、どんぐりが、ゆかの すきまから ころがりおちました。
どんぐりは、かしの きに なって、てんじょうを つきやぶりました。
かしの きは、そらに とどく ほど、おおきく なりました。
おじいさんは かしの きを どんどん のぼって いきました。
てっぺんまで のぼると、ちいさな いえが ありました。
なかには、おんどりと ひきうすが、おいて ありました。
おじいさんは、おんどりと ひきうすを、だいじに かかえて かえりました。
おじいさんが ひきうすを まわすと、パンや まんじゅうが とびだしました。
おじいさんと おばあさんは、それを おなかいっぱい たべました。
この ひきうすの ひょうばんを きいて、よくばりの しょうにんが、
「おじいさん おばあさん、その ひきうすを うって くれないかね。」
と、たのみました。
「とんでもない。これは うれません。」
ふたりは ことわりました。
あくるあさの ことです。
さあ、たいへん。
だいじな ひきうすが ありません。
よくばりの しょうにんが ぬすんで いったのです。
おじいさんと おばあさんは かなしみました。
すると、うしろで こえが しました。
「おじいさん おばあさん、
ぼくが きっと、ひきうすを とりかえして あげますよ。」
みると おんどりでした。
おんどりは ひきうすを さがしに、げんき よく とびだして いきました。
とちゅうで きつねに あいました。
「ぼくもつれて いってよ。」
「いいとも ぼくの はねに かくれて おいで。」
こんどは おおかみと くまに あいました。
おおかみと くまも、いっしょに ついて
いく ことに なりました。
三びきは おんどりの かげに かくれて、
しょうにんの いえに むかいました。
しょうにんの いえに つきました。
「こけこっこー。 おい、しょうにん、ひきうすを かえせ。」
と、おんどりが さけぶと、
しょうにんは おこって、おんどりを
がちょうごやに ぶちこみました。
その とき、
おんどりの はねの かげから きつねが よびだして、
がちょうの はねを
一ぽんのこらずむしって しまいました。
おんどりは、こんどは うしごやに いれられて しまいました。
すると おおかみが とびだして、うしを やっつけて しまい ました。
うまごやに いれられると、くまが とびだして、
うまを なげとばして くれました。
しょうにんは おこって、おんんどりを
つかまえると、だんろに
ほうりこんで しまいました。
ところが、その ばんの ことです。
おんどりが、とつぜん さけびました。
「こけこっこー。 ひきうすを かえせ。」
しょうにんは、おんどりに とびかかろうと して、
だんろの なかに とびこんで しまいました。
おんどりは ひきうすを とりかえして、
おじいさん おばあさんの ところへ かえりました。
の絵が好きです。
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ぜひご訪問ください。




御来訪ありがとうございます。