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童話と絵本の会

楽しい童話や絵本を集めています。気にいった童話や絵本があればお知らせください。

童話と絵本の会 2016.10.29 そらとぶ うま(1~3完)

2016-10-29 16:47:35 | サ行の絵本
2016年10月 29日(土)晴れ17℃ 76%RH am7:00
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_そらとぶ うま(1~3完) 
__ドイツのむかし話 文 星野慎一 絵 田名網敬一 久保雅勇 小林与志 箕田源二郎 滝原章助 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書 

ある ひ、おうさまの おしろに、きの うまを
もった しょうねんが、やって きました。
「おうさま。この うまで、どこへでも
いって きて ごらんに いれます。」

おうさまは、ふしぎに おもって、さっそく
ある とおい まちにしか さいていない めずらしい
はなを、つんで くるように いいつけました。
しょうねんが、きの うまに またがると、
あっと いう まに、そらたかく まいあがりました。
まも なく しょうねんは、おうさまに いいつかった
はなを もって、もどって きました。
「これは たいした ものだ。」
おうさまは かんしんして、しょうねんを
おしろに つれて かえりました。

おうじは、きの うまを みると、
のって みたく なりました。
ねじを まわして いると、さあ たいへん。
おうじを のせた うまは、 あっと
いう まに、 そらに まいあがりました。
おうさまも けらいたちも、しんぱいで、
まっさおに なって しまいました。

おうじを のせた きの うまは、
ある おしろの とうの うえに おりました。
とうの なかには、うつくしい しょうじょが
すわって いました。
しょうじょは、おうじを みて、びっくりしました。
「あんしんして ください。
あやしい ものでは ありません。」
と いって おうじは わけを はなしました。

おうじは しょうじょと
なかよしに なって、
つぎの ひも やって きました。
三かめの ことです。
しょうじょは、
おうじと いしょに
きの うまに のりました。
やがて ふたりは、
うつくしい のはらに
おりました。
やすんで いる うちに、
おうじは、ぐっすりと
ねむって しまいました。

すると、その とき、もりの なかから
十二にんの どろぼうが あらわれて、
あっと いう まに、しょうじょと うまを
さらって いって しまいました。
めを さまして みると、
おうじは ひとりぼっちです。さっそく、
しょうじょを さがしに でかけました。
もりを ぬけて、しばらく いくと、
ある みしらぬ まちに つきました。

その まちで、おうじは、きの うまを もった、
しょうじょが、おしろの とうに とじこめられて
いる という、うわさを ききました。
おうじは、しょうじょを たすける ために、
おしろの めしつかいに なりました。
そして、やがて、しょうじょに つかえる
けらいに なる ことが できました。

しょうじょは、その けらいが
おうじだと わかると、たいへん よろこびました。
ふたりは、おしろから にげだす そうだんを しました。
ふたりが、きの うまの そばに いくと、
おしろの しゅじんが やって きました。
「うまを どう するのかね。」
「どう やって この うまを うごかすか、
おしえて さしあげようと おもうのです。」

おうじと しょうじょを のせた きの うまは、
たちまち、そらたかく まいあがりました。
ぶじに おしろへ かえった ふたりは、
けっこんして、しあわせに くらしました。
きの うまは、もちぬしの しょうねんに かえされました。(完)

御器所教会  ここをクリックすると、きよらかなパイプオルガンの音とともに、キレイなホームページが開きます。
ぜひご訪問ください。

Pm14:30~、教会で明日の礼拝の準備の手伝いをしました。

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御来訪ありがとうございます。

童話と絵本の会 2016.10.28 そらとぶ うま(1~2)

2016-10-28 17:14:33 | サ行の絵本
2016年10月 28日(金)曇りのち雨 14.5℃ 68%RH am5:15
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_そらとぶ うま (1~2)
__ドイツのむかし話 文 星野慎一 絵 田名網敬一 久保雅勇 小林与志 箕田源二郎 滝原章助 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書 

ある ひ、おうさまの おしろに、きの うまを
もった しょうねんが、やって きました。
「おうさま。この うまで、どこへでも
いって きて ごらんに いれます。」

おうさまは、ふしぎに おもって、さっそく
ある とおい まちにしか さいていない めずらしい
はなを、つんで くるように いいつけました。
しょうねんが、きの うまに またがると、
あっと いう まに、そらたかく まいあがりました。
まも なく しょうねんは、おうさまに いいつかった
はなを もって、もどって きました。
「これは たいした ものだ。」
おうさまは かんしんして、しょうねんを
おしろに つれて かえりました。

おうじは、きの うまを みると、
のって みたく なりました。
ねじを まわして いると、さあ たいへん。
おうじを のせた うまは、 あっと
いう まに、 そらに まいあがりました。
おうさまも けらいたちも、しんぱいで、
まっさおに なって しまいました。

おうじを のせた きの うまは、
ある おしろの とうの うえに おりました。
とうの なかには、うつくしい しょうじょが
すわって いました。
しょうじょは、おうじを みて、びっくりしました。
「あんしんして ください。
あやしい ものでは ありません。」
と いって おうじは わけを はなしました。

おうじは しょうじょと
なかよしに なって、
つぎの ひも やって きました。
三かめの ことです。
しょうじょは、
おうじと いしょに
きの うまに のりました。
やがて ふたりは、
うつくしい のはらに
おりました。
やすんで いる うちに、
おうじは、ぐっすりと
ねむって しまいました。

すると、その とき、もりの なかから
十二にんの どろぼうが あらわれて、
あっと いう まに、しょうじょと うまを
さらって いって しまいました。
めを さまして みると、
おうじは ひとりぼっちです。さっそく、
しょうじょを さがしに でかけました。
もりを ぬけて、しばらく いくと、
ある みしらぬ まちに つきました。(つづく)
 
御器所教会  ここをクリックすると、きよらかなパイプオルガンの音とともに、キレイなホームページが開きます。
ぜひご訪問ください。

   
御来訪ありがとうございます。

童話と絵本の会 2016.10.27 そらとぶ うま(1)

2016-10-27 18:23:52 | サ行の絵本
2016年10月 27日(木)晴れ16℃ 65%RH am5:40
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_そらとぶ うま (1)
__ドイツのむかし話 文 星野慎一 絵 田名網敬一 久保雅勇 小林与志 箕田源二郎 滝原章助 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書 

ある ひ、おうさまの おしろに、きの うまを
もった しょうねんが、やって きました。
「おうさま。この うまで、どこへでも
いって きて ごらんに いれます。」

おうさまは、ふしぎに おもって、さっそく
ある とおい まちにしか さいていない めずらしい
はなを、つんで くるように いいつけました。
しょうねんが、きの うまに またがると、
あっと いう まに、そらたかく まいあがりました。
まも なく しょうねんは、おうさまに いいつかった
はなを もって、もどって きました。
「これは たいした ものだ。」
おうさまは かんしんして、しょうねんを
おしろに つれて かえりました。

おうじは、きの うまを みると、
のって みたく なりました。
ねじを まわして いると、さあ たいへん。
おうじを のせた うまは、 あっと
いう まに、 そらに まいあがりました。
おうさまも けらいたちも、しんぱいで、
まっさおに なって しまいました。(つづく)
 
御器所教会  ここをクリックすると、きよらかなパイプオルガンの音とともに、キレイなホームページが開きます。
ぜひご訪問ください。

   
御来訪ありがとうございます。

童話と絵本の会 2016.10.19 ふしぎな たいこ(西ナイジェリア)(1~4完)

2016-10-24 08:27:47 | ハ行の絵本
2016年10月 24日(月)晴れ14℃ 67%RH am5:10
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本がれば教えてください。

今日の絵本
_ふしぎな たいこ(西ナイジェリア) (1~4完)
__アフリカのむかし話 文 木暮正夫 絵 渡辺侚三 池田龍雄 堀内誠一 林夏介 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書

むかし、ある くにに、おうさまが いました。
くには、ゆたかで へいわでした。
と いうのも、おうさまが、とても ふしぎな
たいこを もって いたからです。

かたちは ふつうの たいこです。
でも、たたくと、たちまち
いろんな ごちそうが とびだすのです。
さくもつが とれない ときでも、みんなは、
この たいこの おかげで たすかりました。
ある ひ、となりの くにと
せんそうが はじまりました。
おうさまは、たいこを もって
でかけて いきました。

おうさまは、ずんずん あるいて
てきの まえまで くると、
ふしぎな たいこを たたきました。
とんとことん とんとことん
でて くる、でて くる。
たちまち、ごちそうの やまが できました。
てきの へいたいは、せんそうを やめて、
ごちそうに とびつきました。
そして、おなかが いっぱいに なると、
せんそうの ことは わすれて、
じぶんの くにへ かえって いきました。
おうさまの くには、また、へいわに なりました。

おうさまは、ときどき
もりの けものたちにも、ごちそうしました。
「あの たいこが ほしいなあ。」
ずるがしこい かめは、
たいこが ほしくて たまりません。

けれども、たいこには ひみつが ありました。
ぼうきれの うえを またいで たたくと、
三びやくにんの へいたいが とびだして、
あばれまわるのです。

ある あさ、おきさきと おうじょが、
みずあびを して いました。
それを みた かめは、きの うえから、
やしの みを ひとつ おとしました。
ふたりは おなかが すいて いたので、
さっそく、やしの みを たべました。
すると かめは おこって いいました。
「やしの みは、ぼくのだよ。かえして おくれ。」

「ごめんなさい。あなたのだとは しらなかったの。」
ふたりは あやまりました。
けれども、かめは、わざと おこって いいました。
「これから おうさまの ところへ いって、
さいばんして もらいましょう。」
かめと おきさきと おうじょは、
おうさまの おしろへ いきました。
「しめしめ、うまく いくぞ。」
と、かめは おもいました。

おうささまの まえで、かめは ひざまずいて、
これまでの ことを はなしました。
おうさまは、こころの ひろい
こうへいな かたでした。

「きさきが、やしの みを ぬすんだとは、
きっと なにかの まちがいだろう。
だが、 まあ よい。べんしょうしよう。
なんでも、おまえの すきなものを あげよう。」
すると、かめは すぐに いいました。
「おうさまの たいこを ください。」

おうさまは、しまった、と おもいました。
でも、しかたがありません。
ふしぎな たいこを、かめに わたしました。
かめは おおよろこび。
「おーい、よろこべ。 もう はたらかなくても、
まいにち、ごちそうが たべられるぞ。」
かめは、それからは まいにち、
あそんで、たべて、 ねて くらしました。
その うち、みんなに じまんしたく なりました。
ある ひ、かめは、てがみを かいて、
おきゃくを よびました。

でも、みんあは、かめが けちんぼだと
しって いたので、あいてに しません。
おきゃくは、たった 二、三にんです。
でも、かめの ごちそうの うわさは、
すぐに みんなに ひろがりました。
ある あさの ことです。
かめは、ぼうきれを またいだまま、
たいこを たたいて しまいました。
すると とつぜん、へいたいが 三ひゃくにん、
たいこの なかから おどりでて、
かめと かぞくは、
さんざんな めに あって しまいました。

「ようし。みんなにも、ひどい めを みせて やろう。」
かめは、また、みんなに てがみを かきました。
すると こんどは、おおぜいが やって きました。
かめは、たいこを たたきました。
すると、三びやくにんの へいたいが とびだして、
おきゃくたちは、うちのめされて しまいました。
かめは、もう、こんな ぶっそうな
たいこは、いやに なりました。
「おうさま。 たいこは、もう いりません。
ほかの ものと、とりかえて ください。」
「よろしい。 では、まほうの きと、
とりかえて あげよう。」

おうさまの くれた まほうの きは、
一にちに たった 一かいだけ、
スープと おいもの クリームを、
たっぷり だして くれるのです。
「一にちに 一かいだけだよ。」
と、おうさまは いいました。
うちに かえると、かめは おかみさんに いいました。
「ひょうたんを あつめて、ついて おいで。」
そして、スープと おいもの クリームを
ひょうだんに いっぱい いれて かえり、
こどもたちに ごちそうしました。

「もっと ちょうだいよ。」
と、かめの こどもたちは いいました。
そして、ある ひ、おとうさんの あとを
こっそり つけて いって、
まほうの きを みつけて しまいました。
こどもたちは、まほうの きから、
なんども ごちそうを だして たべました。
すると ふしぎ。
おなかが いっぱいに なった とたん、
もほうの きは、しなびて
なくなって しまいました。(完)

御器所教会  ここをクリックすると、きよらかなパイプオルガンの音とともに、キレイなホームページが開きます。
ぜひご訪問ください

   
御来訪ありがとうございます。

童話と絵本の会 2016.10.19 ふしぎな たいこ(西ナイジェリア)(1~3)

2016-10-19 23:08:50 | ハ行の絵本
2016年10月 19日(水)晴れ19.5℃ 74%RH am5:10
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_ふしぎな たいこ(西ナイジェリア) (1~3)
__アフリカのむかし話 文 木暮正夫 絵 渡辺侚三 池田龍雄 堀内誠一 林夏介 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書

むかし、ある くにに、おうさまが いました。
くには、ゆたかで へいわでした。
と いうのも、おうさまが、とても ふしぎな
たいこを もって いたからです。

かたちは ふつうの たいこです。
でも、たたくと、たちまち
いろんな ごちそうが とびだすのです。
さくもつが とれない ときでも、みんなは、
この たいこの おかげで たすかりました。
ある ひ、となりの くにと
せんそうが はじまりました。
おうさまは、たいこを もって
でかけて いきました。

おうさまは、ずんずん あるいて
てきの まえまで くると、
ふしぎな たいこを たたきました。
とんとことん とんとことん
でて くる、でて くる。
たちまち、ごちそうの やまが できました。
てきの へいたいは、せんそうを やめて、
ごちそうに とびつきました。
そして、おなかが いっぱいに なると、
せんそうの ことは わすれて、
じぶんの くにへ かえって いきました。
おうさまの くには、また、へいわに なりました。

おうさまは、ときどき
もりの けものたちにも、ごちそうしました。
「あの たいこが ほしいなあ。」
ずるがしこい かめは、
たいこが ほしくて たまりません。

けれども、たいこには ひみつが ありました。
ぼうきれの うえを またいで たたくと、
三びやくにんの へいたいが とびだして、
あばれまわるのです。

ある あさ、おきさきと おうじょが、
みずあびを して いました。
それを みた かめは、きの うえから、
やしの みを ひとつ おとしました。
ふたりは おなかが すいて いたので、
さっそく、やしの みを たべました。
すると かめは おこって いいました。
「やしの みは、ぼくのだよ。かえして おくれ。」

「ごめんなさい。あなたのだとは しらなかったの。」
ふたりは あやまりました。
けれども、かめは、わざと おこって いいました。
「これから おうさまの ところへ いって、
さいばんして もらいましょう。」
かめと おきさきと おうじょは、
おうさまの おしろへ いきました。
「しめしめ、うまく いくぞ。」
と、かめは おもいました。

おうささまの まえで、かめは ひざまずいて、
これまでの ことを はなしました。
おうさまは、こころの ひろい
こうへいな かたでした。

「きさきが、やしの みを ぬすんだとは、
きっと なにかの まちがいだろう。
だが、 まあ よい。べんしょうしよう。
なんでも、おまえの すきなものを あげよう。」
すると、かめは すぐに いいました。
「おうさまの たいこを ください。」

おうさまは、しまった、と おもいました。
でも、しかたがありません。
ふしぎな たいこを、かめに わたしました。
かめは おおよろこび。
「おーい、よろこべ。 もう はたらかなくても、
まいにち、ごちそうが たべられるぞ。」
かめは、それからは まいにち、
あそんで、たべて、 ねて くらしました。
その うち、みんなに じまんしたく なりました。
ある ひ、かめは、てがみを かいて、
おきゃくを よびました。

でも、みんあは、かめが けちんぼだと
しって いたので、あいてに しません。
おきゃくは、たった 二、三にんです。
でも、かめの ごちそうの うわさは、
すぐに みんなに ひろがりました。
ある あさの ことです。
かめは、ぼうきれを またいだまま、
たいこを たたいて しまいました。
すると とつぜん、へいたいが 三ひゃくにん、
たいこの なかから おどりでて、
かめと かぞくは、
さんざんな めに あって しまいました。
ぞうに のみこまれて しまいました。(つづく)

御器所教会 のホームペ-ジはhttp://www.gokiso-church.or.jp です。ステキなパイプオルガンの音とキレイな画面が出てきます。

Pm18:55~19:25、「聖書を読みましょう会」で、マタイによる福音書 20章10節~を読みました。
Pm19:30~20:45、聖書研究祈祷会に参加し、愛知守山教会のH.S.信徒により、ヨハネによる福音書15章1~10節を学びました。

   
御来訪ありがとうございます。