童話と絵本の会

楽しい童話や絵本を集めています。気にいった童話や絵本があればお知らせください。

童話と絵本の会 2018.06.30 しろくまの おうじさま(ノルエー)(1) 

2018-06-30 21:46:18 | サ行の絵本
2018年 6月 30日(土)曇り26℃ 83%RH am7:20
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_しろくまの おうじさま(ノルエー) (1)
__北欧のむかし話 文 谷川慧子 絵 山中冬児 清水美智子 油野誠一 池田浩彰 
___1967 研秀出版株式会社 
___御器所教会蔵書 

ある、さむい ばんの ことです。
まずしい きこりの かぞくが、ストーブを
かこんで いますと、トン トン トン、
一とうの しろくまが、まどを たたきました。
「こんばんは、きこりさん。すえの むすめさんを
わたしに くださいませんか。そうすれば、
あなたがたを おかねもちに して あげますよ。」

こころの やさしい むすめは、
かぞくの みんなの ために、
しろくまの ところへ いく
けっしんを しました。
しろくまの せなかに のって、
ながい ながい ゆきみちを
あるいて やっと やまの
おしろに つきました。

しょくどうには ごちそうが
ならんで います。
「たくさん おあがりなさい。
ほしい ものが あったら、
この すずを ふれば、
すぐに でて きますよ。」
しろくまは、むすめに
すずを わたすと、
どこかへ いって しまいました。
むすめは ねむたく なったので、
すずを ふりました。
すると、ふかふかの ベッドに、
もう ねて いました。(つづく)

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童話と絵本の会 2018.06.29 しんぞうを かくした きょじん(ノルエー)(1~8完) 

2018-06-29 10:54:42 | サ行の絵本
2018年 6月 29日(金)曇り一時雨 26℃ 83%RH am7:25
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_しんぞうを かくした きょじん(ノルエー) (1~8完)
__北欧のむかし話 文 谷川慧子 絵 山中冬児 清水美智子 油野誠一 池田浩彰 
___1967 研秀出版株式会社 
___御器所教会蔵書

むかし、おうさまと、
七にんの おうじが
いました。
ある とき、うえの
六にんの おうじたちは、
およめさんを さがしに
いく ことに しました。
いちばん とししたの、
アシェラッドおうじだけ、
おうさまの そばに
のこりました。

六にんの おうじたちは、
おひめさまを さがして
たびを つづけました。
そして、とうとう、
六にんの うつくしい
おひめさまの いる、
おしろに つきました。
のぞみが かなって、
おうじたちは、おひめさまを
つれて かえる ことに なりました。
六にんの おうじと、六にんの
おひめさまのぎょうれつが、
ある おおきな いえの まえまで
きた ときです。
なかから、ひとくいの きょじんが
あらわれました。
「うるさい やつらだ。」
そう いって、きょじんは、
ぎょうれつを ひとにらみ しました。
すると、たちまち みんなは、
いしに なって しまいました。

おうさまが いくら まって いても、
六にんの おうじたちは、かえりません。
ある ひ、アシェラッドおうじが いいました。
「ぼくが、 にいさんたちを さがして きます。
たびに いかせて ください。」
「おまえまで、わたしを おいて いくのか。」
おうさまは かなしみましたが、
おうじが ねっしんに たのむので、
とうとう ゆるして やりました、

アシェラッドおうじは、たびに でました。
しばらく して、一わの からすに あいました。
「どうか、たべものを ください。
きっと、おやくに たちますから。」
「かわいそうに。これを おあがり。」
おうじは たべものを わけて あげました。
しばらく いって、かわを わたろうと すると、
一ぴきの さけが、いわの あいだで もがいて います。
「どうか、みずの なかに もどして ください。
きっと おやくに たちますから。」
おうじは さけを、 かわに もどして やりました。

おうじが、たびを つづけて いくと、
こんどは、おおかみに あいました。
「おなかが ぺこぺこで、しにそうです。
どうか、あなたの うまを ください。」
「おおかみくん。きのどくだけど、
きみに うまを あげたら、ぼくが こまるよ。」
「だいじょうぶですよ。わたしに おのりなさい。
きっとおやくに たちますよ。」
おうじは、しかたなく しょうちしました。
おおかみは おなかが いっぱいになると、
とても おおきく つよそうに なりました。
そして、おうじを のせると、
かぜよりも はやく はしりました。

あれが、きょじんの いえです。
おにいさまたちは、いしに されて、
にわに たって います。
いま、きょじんは でかけて いて、
おひめさま ひとりだけですから、
なかに はいって、おひめさまの
いう とおりに なさい。」
おおかみは、そう いって
すがたを けしました。
おうじが はいって いくと、
おひめさまは、びっくりして いいました。
「すぐに にげて ください。
みつかったら、たべられて しまいます。」
「ぼくは、きょじんを ころして、
にいさんたちを たすけたいのです。
よい ほうほうを おしえて ください。」
「きょじんは、じぶんの しんぞうを
どこかに かくして いるのです。
その しんぞうを みつけだして、
こわして しまわなければ だめですわ。
この ベッドの したに かくれて。
わたしたちの はなしを おききなさい。」

おうじが ベッドの したに かくれていると、
どすん どすんと、あしおとが して、
きょじんが かえって きました。
「おや。にんげんくさいぞ。」
「さっき、つぐみが、にんげんの ほねを
えんとつの なかに、あくるおとして いきましたの。
きっと、その においですわ。」
よるに なりました。
きょじんが ベッドに はいった とき、
おひめさまは たずねました。
「きょじんさま。あなたの しんぞうは
どこに しまって ありますの。」
「とぐちの しきいの しただ。」

あくる あさ、きょじんが でかけると、
おうじと おひめさまは、
とぐちの しきいの したを ほりました。
ほっても ほっても、しいんぞうは みつかりません。
「きっと、うそを ついたのですわ。
こんや、もう いちど きいて みます。」
そして おひめさまは、しきいいの うえに
きれいな はばを まきちらしました。
ゆうがた、きょじんが かえって きました。
「とぐちの しきいに、はなを まいたのは、だれだ。」
「わたしですわ。きょじんさまの しんぞうが
あそこに あると うかがったので、かざりましたの。」
「ばかめ。あんな ところに かくす ものか。
しんぞうは、かべの とだなの なかだ。」

つぎの ひも、きょじんが でかけると、
ふたりは、とだなの なかを さがしました。
けれども、しんぞうは みつかりません。
さがした あとに、また、はなを かざって おきました。
その ばん、きょじんは、はなを みて いました。
「ばかな やつだ。あんな ところに かくす ものか。」
「まあ。では。どこですの。きょじんさまの しんぞうが
あぶない ところに あるのでは ないかと、
わたくし、とても しんぱいなのですわ。」
おひめさまが やさしく いいますと、きょじんは
とうとう、ほんとうの ことを、はなして しまいました。
「もりの おくの みずうみに、しまが ある。
その しまの きょうかいには、いずみが あって
あひるが およいで いる。
その あひるの たまごの なかに、
わしの しんぞうは、かくして あるんだよ。」

あくる あさ、きょじんが もりへ でかけると、
おうじは、もりの みずうみに いこうと しました。
でも、みちが わかりません。
そこへ、いつかの おおかみが、やって きました。
「わたしが ごあんない しましょう。」
おおかみは、おうじを のせて、はしりだしました。
三かも かかって、やっと
みずうみの しまに つきました。
ところが、きょうかいの もんには、
かぎが かかって いて、おまけに、かぎは
たかい とうの てっぺんに あるのです。
「からすに おたのみなさい。」
おうじが からすを 三かい よぶと、
一わの からすが まいおりて きて、
すぐに、かぎを くわえて きました。

きょうかいの いずみには、一わの
しろい あひるが、およいで いました。
おうじが つかまえようと すると、
あひるは、すっと、たまごを うみました。
「だいじょうぶ さけに おたのみなさい。」
おうじが さけを よぶと。ぎんいろの さけが
たまごを くわえて きて くれました。
すると、また、おおかみが いいました。
「さあ、たまごを、ぎゅっと にぎりなさい。」
おうじは、その とおりに しました。
すると、とおくの ほうで、きょじんの
くるしそうな こえが しました。
「いしに された おにいさまたちを、
いきかえらせろ。」
すると、おおかみが いいました。
「もう だいじょうぶ。こんどは、たまごを
たたきわって しまいなさい。」

おうじは、たまごを じめんに たたきつけました。
たまごが われると、おおきな おとが して、
もりじゅうに、じしんが おこりました。
きょじんが、たおれたのです。
おうじは、さけと からすに、おれいを いうと、
また、おおかみの せなかに のって、
きょじんの いえに もどりました。
おうじは、まって いた おひめさまと、
てを とりあって、よろこびました。
こうして、七にんの おうじたちは、七にんの
かわいらしい おひめさまを つれて、
ぶじに、おしろへ かえりました。
おうさまは、たいへん よろこびました。
それからは、みんな、いつまでも
しあわせに くらしたと いうことです。


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