2016年3月25日(金)晴れ 4℃ 65%RH am6:35
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。
今日の絵本
_おうじと ゆびわ
__インドのむかし話 文 山口あかり 絵 安井淡 上柳輝彦 太田大八
__1967 研秀出版株式会社
__御器所教会蔵書
ある くにに、まずしい おうじが いました。
ある ひ、おかあさんに わたされた 一まいの たいせつな きんかを、
ねこと とりかえて しまいました。
しばらく たって、おかあさんは、
また、きんかを 一まい くれました。
けれど おうじは、その きんかを、へびと とりかえて しまいました。
おかあさんは、あきれて、とおい くにへ いって しまいました。
おうじは しかたなく、ねこと へびを つれて、たびに でました。
そして、こじきを しながら、ねこと へびを そだてました。
ある ひ、おうじは まちで、おかあさんに めぐりあいました。
「そんな きたない へびは、すてなさい。」と、おかあさんは しかりました。
かなしんで いる おうじを、へびは なぐさめました。
「わたしの ちちは、へびの おうさまです。
わたしが おせわに なった おれいに、
ちちは、あなたに まほうの ゆびわを くれるでしょう。
たいせつに もって いて ください。」
へびに もらった ゆびわを はめて、おうじは、ねこと たびを つづけました。
やがて ジャングルに やって きました。
「ああ、つかれたな。この ジャングルが、わたしの ごてんだったら いいのにな。」
おうじは、ひとりごとを いいました。
その とたん ジャングルは きえて、りっぱな ごてんが あらわれました。
まどから、おかあさんが のぞいて います。
おうじは りっぱな おうさまに なって けらいを したがえて たっています。
こうして おうじは、ゆびわの おかげで、うつくしい おきさきを むかえて、
しあわせに くらすように なりました。
ある ひ、となりの くにの おうさまが、この くにの うみべで、
うつくしい かみのけの まりを ひろいました。
そして、この かみのけの もちぬしの ひめと、
けっこんしたいと おもいました。
おうさまの おふれをみた、
ある よくばりの おばあさんは、
かみのけの もちぬしは この くにの おきさきに ちがいないと おもいました。
そして、おきさきを となりの くにへ つれて いって ごほうびを もらおうと、けっしんしました。
つぎの ひ、みずあびに きたおきさきに、
おばあさんは、かなしげな みのうえばなしを しました。
「まあ、かわいそうな おばあさん。」
おきさきは、おばあさんを、ごてんに つれて かえりました。
ごてんに はいりこんだ おばあさんは、
ゆびわの ひみつを しりました。
そして おうさまと おきさきを うまく だまして、
ゆびわを ぬすんで しまいました。
おばあさんは、ゆびわを もって となりの くにへ いきました。
まほうの ゆびわの ちからで、となりの くにの おうさまは、
うつくしい おきさきを じぶんの ものに して しまいました。
ゆびわを とられた おうじは、おきさきも ごてんも けらいも、
みんな なくして ねこと ジャングルに たって いました。
「へびの いいつけを わすれて、ゆびわを わたしたのが まちがいだった。」
おうじは、ねこを つれて また、たびに でました。
やがて おうじと ねこは、となりのくにの
ごてんの まえに、やって きました。
そこでは、まずしい ひとびとが、
おきさきから たべものを もらって いました。
おうじと ねこが、おちた たべものを ひろおうと すると、
どこからか、ねずみの たいぐんが あらわれました。
そして、 たべものを ぜんぶ もって いって しまいました。
おこった ねこは、ねずもの おうさまを つかまえて いいました。
「わたしの しゅじんの ゆびわを とりかえして くれれば、おまえを たすけて やる。」
よるに なると ねずみたちは、ごてんじゅうさがして、
ゆびわを みつけだしました。
おうじが ゆびわを はめると、
りっぱな ごてんが あらわれ おきさきが かけよって きました。
それから ふたりは ねこと しあわせに くらしました。
御器所教会 ここをクリックすると、きよらかなパイプオルガンの音とともに、キレイなホームページが開きます。
ぜひご訪問ください。
Pm19:30~、連続祈祷会3日目に出席しました。M兄が教会学校の奉仕と仕事での取り組みについて話しをしました。

御来訪ありがとうございます。
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。
今日の絵本
_おうじと ゆびわ
__インドのむかし話 文 山口あかり 絵 安井淡 上柳輝彦 太田大八
__1967 研秀出版株式会社
__御器所教会蔵書
ある くにに、まずしい おうじが いました。
ある ひ、おかあさんに わたされた 一まいの たいせつな きんかを、
ねこと とりかえて しまいました。
しばらく たって、おかあさんは、
また、きんかを 一まい くれました。
けれど おうじは、その きんかを、へびと とりかえて しまいました。
おかあさんは、あきれて、とおい くにへ いって しまいました。
おうじは しかたなく、ねこと へびを つれて、たびに でました。
そして、こじきを しながら、ねこと へびを そだてました。
ある ひ、おうじは まちで、おかあさんに めぐりあいました。
「そんな きたない へびは、すてなさい。」と、おかあさんは しかりました。
かなしんで いる おうじを、へびは なぐさめました。
「わたしの ちちは、へびの おうさまです。
わたしが おせわに なった おれいに、
ちちは、あなたに まほうの ゆびわを くれるでしょう。
たいせつに もって いて ください。」
へびに もらった ゆびわを はめて、おうじは、ねこと たびを つづけました。
やがて ジャングルに やって きました。
「ああ、つかれたな。この ジャングルが、わたしの ごてんだったら いいのにな。」
おうじは、ひとりごとを いいました。
その とたん ジャングルは きえて、りっぱな ごてんが あらわれました。
まどから、おかあさんが のぞいて います。
おうじは りっぱな おうさまに なって けらいを したがえて たっています。
こうして おうじは、ゆびわの おかげで、うつくしい おきさきを むかえて、
しあわせに くらすように なりました。
ある ひ、となりの くにの おうさまが、この くにの うみべで、
うつくしい かみのけの まりを ひろいました。
そして、この かみのけの もちぬしの ひめと、
けっこんしたいと おもいました。
おうさまの おふれをみた、
ある よくばりの おばあさんは、
かみのけの もちぬしは この くにの おきさきに ちがいないと おもいました。
そして、おきさきを となりの くにへ つれて いって ごほうびを もらおうと、けっしんしました。
つぎの ひ、みずあびに きたおきさきに、
おばあさんは、かなしげな みのうえばなしを しました。
「まあ、かわいそうな おばあさん。」
おきさきは、おばあさんを、ごてんに つれて かえりました。
ごてんに はいりこんだ おばあさんは、
ゆびわの ひみつを しりました。
そして おうさまと おきさきを うまく だまして、
ゆびわを ぬすんで しまいました。
おばあさんは、ゆびわを もって となりの くにへ いきました。
まほうの ゆびわの ちからで、となりの くにの おうさまは、
うつくしい おきさきを じぶんの ものに して しまいました。
ゆびわを とられた おうじは、おきさきも ごてんも けらいも、
みんな なくして ねこと ジャングルに たって いました。
「へびの いいつけを わすれて、ゆびわを わたしたのが まちがいだった。」
おうじは、ねこを つれて また、たびに でました。
やがて おうじと ねこは、となりのくにの
ごてんの まえに、やって きました。
そこでは、まずしい ひとびとが、
おきさきから たべものを もらって いました。
おうじと ねこが、おちた たべものを ひろおうと すると、
どこからか、ねずみの たいぐんが あらわれました。
そして、 たべものを ぜんぶ もって いって しまいました。
おこった ねこは、ねずもの おうさまを つかまえて いいました。
「わたしの しゅじんの ゆびわを とりかえして くれれば、おまえを たすけて やる。」
よるに なると ねずみたちは、ごてんじゅうさがして、
ゆびわを みつけだしました。
おうじが ゆびわを はめると、
りっぱな ごてんが あらわれ おきさきが かけよって きました。
それから ふたりは ねこと しあわせに くらしました。
御器所教会 ここをクリックすると、きよらかなパイプオルガンの音とともに、キレイなホームページが開きます。
ぜひご訪問ください。
Pm19:30~、連続祈祷会3日目に出席しました。M兄が教会学校の奉仕と仕事での取り組みについて話しをしました。




御来訪ありがとうございます。