童話と絵本の会

楽しい童話や絵本を集めています。気にいった童話や絵本があればお知らせください。

童話と絵本の会 2017.09.28 しんぞうを かくした きょじん(ノルエー)(1) 

2017-09-28 20:40:46 | サ行の絵本
2017年 9月 28日(木)雨のち曇り 18.5℃ 84%RH am6:50
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_しんぞうを かくした きょじん(ノルエー)(1) 
__北欧のむかし話 文 谷川慧子 絵 山中冬児 清水美智子 油野誠一 池田浩彰 
___1967 研秀出版株式会社 
___御器所教会蔵書

むかし、おうさまと、
七にんの おうじが
いました。
ある とき、うえの
六にんの おうじたちは、
およめさんを さがしに
いく ことに しました。
いちばん とししたの、
アシェラッドおうじだけ、
おうさまの そばに
のこりました。

六にんの おうじたちは、
おひめさまを さがして
たびを つづけました。
そして、とうとう、
六にんの うつくしい
おひめさまの いる、
おしろに つきました。
のぞみが かなって、
おうじたちは、おひめさまを
つれて かえる ことに なりました。
六にんの おうじと、六にんの
おひめさまのぎょうれつが、
ある おおきな いえの まえまで
きた ときです。
なかから、ひとくいの きょじんが
あらわれました。
「うるさい やつらだ。」
そう いって、きょじんは、
ぎょうれつを ひとにらみ しました。
すると、たちまち みんなは、
いしに なって しまいました。
 
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童話と絵本の会 2017.09.21 ぴょんぴょんとびの きょじんじいさん(1~2完)

2017-09-21 20:27:50 | ハ行の絵本
2017年 9月 21日(木)曇り 19.5℃ 75%RH am7:50
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_ぴんぴょんとびの きょじんじいさん(スウェーデン) (1~2完)
__北欧のむかし話 文 谷川慧子 絵 山中冬児 清水美智子 油野誠一 池田浩彰 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書 

むかし かねもちの おひゃくしょうと
びんぼうな おひゃくしょうが、ひろい ぼくじょうを、
いっしょに つかって いました。
ある ひ、かねもちの おひゃくしょうが いいました。
「くさかりきょうそうを して、かった ほうが、この
ぼくじょうを、ぜんぶ、もらう ことに しよう。」

かねもちの おひゃくしょうは、おかねを つかって、
くさを かる ひとを、おおぜい あつめはじめました。
「このぼくじょうを とられて しまったら、うしに たべさせる ものが、
なくなって しまう。どう したら、いいだろう。」
すると その、とき、ひとりの おおおとこが、ぴょんと あらわれました。
「そんなに かなしまなくて いいよ。くさかりが はじまったら、
三ど つづけて、 『ぴょんぴょんとびの きょじんじいさん』
と、よびなさい。わしが たすけに きて あげよう。」

くさかりきょうそうが はじまりました。
かねもちに やとわれた、おおぜいの くさかりたちが、
どんどん くさを かりながら、すすんで きます。
びんぼうな おひゃくしょうは、たった ひとりです。
いくら がんばっても、まけて しまいます。
その とき、おおおとこの ことを おもいだしました。
「ぴょんぴょんとびの きょじんじいさん。」
と、おおごえで よんで みました。
でも、おおおとこは きて くれません。
もう いちど よびました。 やっぱり だめです。
みんなは くさを かるのを やめて、わらいごげました。
びんぼうな おひゃくしょうは、なきそうに なって、
三どめに さけびました。
「ぴょんぴよんとびの きょじんじいさん。」

すると、どうでしょう。きょじんじいさんが、
おおきな かまを もって あらわれた のです。
ざくり。ざくり。ざくり。ざくり。
もう、ぼくじょうの はんぶんは、かれました。
おかねもちの おひゃくしょうは、かんかんに おこって、
きょじんの あしを けとばしました。 さあ、たいへん。
けとばした あしが、ぺたりと くっついて しまったのです。
きょじんじいさんは、くさを かって しまうと、
かねもちの おひゃくしょうを ぶらさげたまま、
ぴょん ぴょん とんで いって しまいました。
こうして、ひろい ぼくじょうは、ぜんぶ、
びんぼうな おひゃくしょうの ものに
なったと いう ことです。
 
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童話と絵本の会 2017.09.09 ぴょんぴょんとびの きょじんじいさん(1)

2017-09-11 19:46:14 | ハ行の絵本
2017年 9月 11日(月)曇り 24.5℃ 77%RH am7:45
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今日の絵本
_ぴんぴょんとびの きょじんじいさん(スウェーデン) (1)
__北欧のむかし話 文 谷川慧子 絵 山中冬児 清水美智子 油野誠一 池田浩彰 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書 

むかし かねもちの おひゃくしょうと
びんぼうな おひゃくしょうが、ひろい ぼくじょうを、
いっしょに つかって いました。
ある ひ、かねもちの おひゃくしょうが いいました。
「くさかりきょうそうを して、かった ほうが、この
ぼくじょうを、ぜんぶ、もらう ことに しよう。」

かねもちの おひゃくしょうは、おかねを つかって、
くさを かる ひとを、おおぜい あつめはじめました。
「このぼくじょうを とられて しまったら、うしに たべさせる ものが、
なくなって しまう。どう したら、いいだろう。」
すると その、とき、ひとりの おおおとこが、ぴょんと あらわれました。
「そんなに かなしまなくて いいよ。くさかりが はじまったら、
三ど つづけて、 『ぴょんぴょんとびの きょじんじいさん』
と、よびなさい。わしが たすけに きて あげよう。」
(つづく))

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童話と絵本の会 2017.09.04 あざらしの おかあさん(1~3完)

2017-09-04 20:31:37 | ア行の絵本
2017年 9月 4日(月)晴れ 21.5℃ 71%RH am7:35
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今日の絵本
_あざらしの おかあさん(デンマーク)(1~3完) 
__北欧のむかし話 文 谷川慧子 絵 山中冬児 清水美智子 油野誠一 池田浩彰 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書 

ある あさの ことです。
わかい りょうしが つりに でると、
いわの うえに、あざらしの けがわが
たくさん ならんで いました。
りょうしは まずしかったので、
その けがわを、うろうと おもって
一まい もって かえりました。

ゆうがた、りょうしは、また
いわのちかくを とおりかかりました。
すると、うつくしい おんなのひとが、ないて います。
「もしもし、むすめさん。どう したのですか。」
と、りょうしは たずねました。
「わたしは あざらしなのです。
けさ、ここで、けがわを ぬいで あそんで いると、
だれかに、けがわを とられて しまいました。
けがわが なくては、もう、うみへ かえれません。」
そういって、また、なみだを こぼしました。

りょうしは、かんがえました。
(かわいそうに。あの けがわは、この むすめの ものだったのだ。
かえして やろうか。いやいや。けがわが なければ、この むすめは
うみへ かえれない。だから、もしか すると、
わたしの およめさんに なって くれるかも しれない……。)
りょうしは、やさしく いいました。
「こんやは、わたしの うちに、おとまりなさい。」
「それでは、おせわに なります。
そう いって、むすめは、
りょうしについて いきました。

りょうしの いえに きた あざらしの むすめは、
りょうしの ために、ごはんを たいたり、
せんたくを したり、おそうじを して くれました。
ある ひ、りょうしは いました。
「あなたの けがわは、どこに あるのか わからない。
もう、うみへ かえるのは あきらめて、
わたしの およめさんに なって ください。」
むすめも、りょうしが やさしい ひとなので、
りょうしを すきに なって いました。
「はい。」
と こたえて、むすめは、
りょうしの およめさんに なりました。

ふたりの あいだには、
こどもが 七にん うまれて、
しあわせに くらして いました。
けれども おかあさんは、
ときどき、うみべに たって
じっと おきの ほうを
みて いる ことが
ありました。
りょうしは、とても
しんぱいでした。
(あれが けがわを みつけたら、
うみへ かえって
しまうかも しれない。わたしが、うそを ついたのも、
ゆるしては くれないだろう。)
それで りょうしは、
けがわを かくして ある
はこの かぎだけは、
いつも からだから
はなしませんでした。

なんねんも たった ある ひ、りょうしは、
はこの かぎを おきわすれて、うみに でました。
「あら、なんの かぎでしょう。」
おかあさんは、かぎを みつけました。
りょうしが いちども あけて みせて くれない
あの はこの かぎに、ちがい ありません。
いそいで、はこを あけて みました。
「まあ、わたしの けがわ。」
おかあさんは、あざらしだった ころの
なつかしい、うみの くらしを おもいだしました。
そして、むちゅうで けがわを きると、
うみの なかに すがたを けしました。

つりを して いた りょうしは、
かぎを わすれた ことに、きがつきました。
いそいで いえに かえると、
おかあさんの すがたが ありません。
だいじな はこの ふたが あいて いて、
あざらしの けがわが なくなって いました。

おとうさんは、おもい こころで、うみへ でました。
すると、かなしい うたごえが きこえて きます。
 わたしは あざらし、うみの むすめ。
 うみに かえれて うれしいけれど
 それでも やっぱり かなしいの。
 かわいい こどもは、どう して いるの。
 わたしの かわいい こどもたち。
1とうの あざらしが、ふねの まわりを およぎました。
その めからは、なみだが こぼれて いるようでした。

こどもたちが、うみべで あそんで いると、
やさしい かおを した あざらしが、
いわかげから、うつくしい さかなや かいを
なげあげて くれるのでした。
そして、りょうしは、これまでよりも
五ばいの 十ばいも、たくさんの さかなが
つれるように なったと いう ことです。(おわり)

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