ドンマックのつらつら日記

離職してからの毎日の生活や愛犬モコ助のことを気楽につらつらと書き綴ってみようと思うオジサンなのであります。

紅葉狩りに出かけてみたが・・

2022-11-06 23:52:22 | 街歩き、ドライブ、旅行


 昨日の朝、モコ助と散歩中に空を見上げると一片の雲も無い真っ青な日本晴れが拡がっていました。
 ふと、今年はまだ紅葉を見に行ってないなあと思い立ち、帰って相方さんに言うと、それなら行きましょうかということになりました。
 
 夫婦で良く楽しんでいた山登りですが、3年前に急な肺の病気で入院してからは登っていません。
 今は薬もなく経過観察中で体調もまあまあな生活ですが、はたして、山に登って息が切れて大変な事にならないだろうかなんて心配してしまいますねえ。

 まあ、今日は自分の傷ついた肺の様子を確認してみるということで、ハイキング気分で登れる中岳くらいに挑戦できないかなあと思い、何年かぶりに倉庫からトレッキングシューズとポールを引っ張り出して準備万端で出かけたのであります。

 久々の高千穂河原に到着。
 眼前には高千穂峰へと続く御鉢の雄姿があり、良く見ると登っている人たちも蟻のように小さく見える。





 ビジターセンターにいた職員さんに今年の紅葉は?と聞くと、今日だったら山よりもまだ鮮やかに見れるという別なスポットを紹介してくれました。
 そもそも登ろうと思った中岳は未だに新燃岳の影響で途中までしか登れないそうなので・・・

 そのスポットは山と山の間を歩く平坦なコースで体力はさほど必要ないらしい。
 教えてもらった通りに進んで細い石段の坂道を登る、登る・・




 かなり登って来たところで、オジサンはふと立ち止まって空を見た・・
 これ、間違ってないか?ずっと登ってるし・・このまま林を抜けると御鉢の登り口だぞ・・・と気が付いたのである。

 そう・・最初の入口から間違っていたらしい。
 急な坂道を20分も登ってきて、すでに息が切れていた二人だけど、気を取り直して一服した後に今登ってきた道を今度は下る、下る。




 麓まで降りて再度地図を確認して、それでも辺りをグルグルした後に、やっと小さな看板を見つけてケモノ道のような細い道へと入っていく。
 人とはほとんどすれ違わない。
 草をかき分け、かき分け進む。
 黙々と歩いていると、あちこちに鮮やかな紅葉を見ることができました。
 でも教えられた紅葉スポットはまだまだ大分先です。















 30分くらい進んだところで先ほどのこともあり、歩き疲れてきました。
 で、ちょっとした空き地を見つけシートを広げて腰を下ろし、ファミマ弁当を食べる。



 後ろは高千穂峰、目の前には中岳がどーんと鎮座している。
 あぁ、本当ならあの頂上からここを見下ろしていたはずなんだけどなあ・・と少し残念ではありましたが、空気も風も気温も良い絶好のロケーションで食べるお弁当はいつもながら美味しいんですよねぇ。

 食べ終わって、さあ紅葉が綺麗というスポットまではあと60分だぞと進み始めたものの、道はさらに細く険しくなるばかり。






 相方さんが、もうここまでで綺麗な紅葉も見れたし、朝から3時間近くも歩いているんだから無理はやめましょうよ、と言うことになり今回はここまでとしました。

 今日は山登りという訳では無かったけれども長い距離を登ったり歩いたりしたのに思ったほど息は上がりませんでした。
 少し自信が付いたオジサンはまた近いうちに小さな山から初めてみようかと思ったのであります。