先週末、3年ぶりに相方さんの実家がある大分に向かいました。
折角の全国旅行支援が始まっているのでこれに乗っからない手はないですものね。
前犬のマック君の様に車の後部座席でまんじりともせず一夜を明かすことができないモコ助は、泊まり旅行の時には可哀そうですがペットホテルヘお預けとなります。
車に乗せられたので遊びに行くと勘違いしてテンション爆上がりのモコ助でしたが、いつものお店の前に来ると、「あ?・・」というような顔で私を見て、そして奴は途方に暮れる♪・・・。
奥へ連れ去られるモコ助のさびしそうな後姿に「すまぬ」と呟きつつ、車に乗り込むといざ九州縦貫道へ。
1000㏄の可愛いエンジンをブイブイふかして、山の中の高速道路をひたすら走ります。
このコース、知っている人はみな知っていますが(←当たり前)、これでもかというくらいにトンネルの連続攻撃を受けます。県境の八代市までに23個のトンネルをくぐらなければなりませぬ。
長いトンネルでは6kmを超えます。中で何も起こりませんように・・⑮番 肥後トンネル
今更ですが何十年も前に莫大な予算をつぎ込んでこんな険しい山々に高さ何十メートルもの柱を無数に打ち込んで橋を掛け、いくつもの山をくり抜いて何本ものトンネルを掘るよりも、海沿いを鹿児島市までスーツと走らせることはできなかったのかなあと思ったりします。
ま、当時のいろんな力関係が影響したんでしょうなあ??
さて、宮原インターで休憩して名物の「いきなり団子」なんかをハフハフと頬張りつつ北上し、空港ICで降りると阿蘇カルデラの中の細道を抜けて57号線へと向かう。
すぐ食べちゃったのでお店のサンプル画像から
この辺りは元々巨大な噴火口の中なので360度が高い山々に囲まれています。天気が良ければバエスポットだったんですけど雲に覆われてたので撮ってません(泣)
今回は遊びでも無いのでランチも質素に道沿いの小さな食堂に入り、郷土料理の高菜飯とだご汁セットを食べる。
素朴に美味しかったですね、はい。
阿蘇はまだ何年か前の大地震の影響であちこちで工事をしてましたが、被災地を抜ける綺麗な復興道路ができていたり、竹田市からは大分まで中九州横断道路が繋がっていたりで以前よりずっと早くに大分に到着したのでありました。
走行距離270km、走行時間3時間50分。
早くなったものです・・
何十年も前のまだ道路が整備されていなかった頃は7時間近くもかかったので、当時遠距離交際中のオジサンは阿蘇のひっそりとした駐車場で寂しく車中泊をしながら2日がかりで会いに行ったものです・・(今ではとても考えられないほど衰えた気力と体力・・)
さて、それはさておき、実家に着くと95歳になる相方さんのお母さんが長男夫婦、孫、ひ孫に囲まれて元気に出迎えてくれました。
大勢の家族でワイワイ言いながら暮らすことが長寿の秘訣になることは間違いないと思うオジサンなのでした。