どんぴ帳

チョモランマな内容

続・くみたてんちゅ(その4)

2010-03-27 14:22:01 | 組立人

 ボーっとバスに乗っていると、高速道路の入口が渋滞していることに気づきました。

 どうも事故による渋滞みたいなのですが、ここで我々は恐るべき中華式ドライビングマナーを目撃します。


事故&渋滞発生
 目の前の黒い車にはナンバープレートがありませんが、これは大した問題ではありません(笑)


異常に殺気立っている料金所
 最初は私の見間違いかと思いましたが、料金所の出入口は全部で『4車線』です。画像からも確認できますが、入口側は2車線、そして出口側も2車線です。
「オイオイ、それは無いでしょ…」
 事故車輌も含めて入口側が6車線にも膨らむ無秩序状態…、出口側の車線を完全に1車線分潰しちゃってます。
 きっちりと料金所の入口側と出口側が障害物で区切られている日本の高速道路では、100パーセントあり得ない光景です。

「うわぁあああ、出口側も渋滞が発生してるぞ…」
 しかもどの車のドライバーも他人にスペースを譲るような気持ちは1ミリも持ち合わせていないので、我先に料金所に突撃します。
 我々が乗っているバスの運転手も『中華式運転術(勝手に銘々)』を習得した中国人なので、当然その争いに参戦します。
「うぉおおお!」
「なんでこうなる?」
「オイっ、このナンバーの付いてない黒い車、ここから料金所を横切ろうとしてるぞ!」
 良く見ると高速道路の料金所の横に、何やら側道らしきものが見えます。
「どうなっとるんじゃ!?」
 関西弁で須沢が驚いています。


いなくなったナンバー無しの車
 ナンバー無しの黒い車は出口側の車線も横切り、強引に側道まで抜けて行きました…。


勝手に実況見分
 どう見ても対向車線(しかも高速の出口車線)を爆走して来た黒いセダン(キャデラックDTS?)が、強引にタクシーに喧嘩を売ったようにしか見えない。もちろんタクシーも譲らないので接触!(笑)
 この国では日本の常識は通用しません。


高速道路本線も渋滞
 前回訪れてからわずか9ヶ月の間ですが、この国の車の数は爆発的に増加して行っている気がします。

 この日はホテルに戻ると近所のパチモノショッピングセンターのフードコートに出向き、お気に入りの石焼ビビンバを食べます。


豚肉入り石焼ビビンバ 16元(約240円)
 プラスチックのスプーンは相変わらずです。

 ホテルに戻ると暇だったので、中国製トイレットットペーパーを観察することにした。


全長はほぼパスポートサイズ
 日本の物と同じです(笑)


でも芯が大きい気が…
 芯の直径が大きく紙の巻き数が少ないのですぐに無くなり、微妙に不便。
 ミシン目の感覚も微妙に狭い感じなのは気のせいなのか?

 自分でも何をやっているのか分からない中国の夜は、こうして更けていきます…。