きちんと管理していれば、まだ秋バラの時期ではないのだろうが、ぽつぽつバラが咲いている。
まあ、咲きたいときに咲けばいいや、てな具合だから、何かしらが咲いている。
デリケートに見えるが、意外とタフなのがニューウェーブ(HT)。
花色も花形も、たおやかで優しい風情がある。
個性を主張することもなく、HTらしからぬところが、何ともいい。
玄関脇にでも置き、身近なところで愛でたい花だ。
遠目では、濁った白に見えるにすぎず、もったいないことこの上ない。
ハナグモは番人となって、悪い虫から花を守っているのだろうか。
New Wave (HT)
2000年 寺西菊雄氏 作出
大輪 中香 四季咲き
直立 1mくらい
連休中、3日ほど留守にして、帰宅したら、ほのかによい香りがする。
ああ、そうか、銀木犀が咲きだしたのだ。
銀木犀の花は白くて、金木犀ほど目立たない。
だから、香りでその開花に気づかされる。
近寄れば、ちゃんと花が咲いているのがわかる。
銀木犀が終わるころになると、次に金木犀が咲きだす。
こちらは華やかに蜜柑色の花をつける。
金木犀が盛りを過ぎるころ、木の下は鮮やかな蜜柑色のじゅうたんに覆われる。
花よりも、香りよりも、それを心待ちにしている。