「遊び場ガーデン」でのバラ遊び、ご一緒にいかが?

バラの庭での庭遊びをお見せします!

デュセス ダングレームとカイガラムシ

2012-02-17 22:56:16 | 日記

昨年、デュセスダングレームが我が庭に加わった。

いや、そんな軽い言い方をしてはならない。

何しろ、アングレーム公爵夫人だ。

(ここで口調が変わる)

彼女は、ルイ16世とマリー・アントワネットの間にお生まれあそばしたお姫様でございます。

お姫様のマリー・テレーズさまは、フランス革命の嵐に巻き込まれておしまいになります。

少女時代はご家族とも離れ、孤独な幽閉生活を過ごされました。

そうして、ご存知の通り、ルイ16世と王妃様は、断頭台の露と消えます。

ナポレオン軍の捕虜交換で、お母様の母国、オーストリアへ移りますと、

ルイ16世の弟君アルトワ伯のご長男、アングレーム公とご結婚あそばします。

旧体制を目指す方々の中での、政略結婚でございました。

そうして、相変わらずウィーンでの亡命生活を余儀なくされるのでございます。

ナポレオン失脚後、ルイ18世、シャルル10世(アルトワ伯)が引き続いてご即位なさいます。

アングレーム公はシャルル10世のご長男でございますから皇太子に、

マリー・テレーズさまは皇太子妃におなりあそばしました。

しかし、シャルル10世のときに、またもや革命が起こり、亡命生活を送らねばならなくなります。

仏ブルボン朝最後の皇太子妃となった、アングレーム公爵夫人の数奇な運命。

それを、このガリガローズが背負っている気がいたしまして、とてもおろそかには扱えませんですねえ。

・・・・・・

 

ざっと土を落として、まあまあかな、と。

だがしかし、よっく見るとカイガラムシが・・・。

枝が、木化しているので、目立たなかったが、樹皮の内側に隠れたカイガラムシ。

時間をかけて、鋏で削り取り、潰す。

歯ブラシでは役に立たない。

思いのほか時間がかかり、本日の植替えは、3鉢のみ。

左が、デュセス・ダングレーム、右前がアンバークイーン、右奥はミスティパープル。

ダングレームは大きくなるかもしれない。

よって、大きめポットの10号スリット鉢。

フロリバンダのアンバークイーンとミスティパープルは、8号。

アンバークイーンは、シュートが1本しかない。

が、根は比較的健在。

期待を込めて植えつけた。

おっと失礼!

泥だらけの長靴とのツーショットになってしまった。

 

 

 


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