冬、バラの葉を残しておくと、ろくなことがない。
光合成のために、葉をできるだけ残す、と読んだことがある。
で、その年、ビンゴの葉を残してみた。
結果、大失敗。
第一に、新芽が出たときに、非常に汚い。
芽が動き出してから葉を取ろうとしても、新芽を損なうのが怖くて、思うに任せない。
つまり、冬剪定のときに、全ての葉を取り去るのがよい。
第二に、バラの害虫に住処と餌を与えてしまう。
病気も持ち越すことになるんだろう。
ティファニー(HT)の葉(2011年12月11日)
このように、葉が部分的に白く透けたようになるのは、ヨコバイの仕業だ。
よっく見ると、白い部分はごく小さい同心円が重なり続いている。
そういう時、葉裏を見ると、体長数ミリのヨコバイがいる。
気温が高いと素早く横歩きで逃げたり、飛んでいってしまったりする。
冬の朝など、気温が低いと、動きが緩慢なため、たやすく潰すことができる。
縄張りがあるわけでもなかろうが、葉1枚に1~2匹なので、疑わしい葉は全てひっくり返してみる。
忌避剤を撒けばよいのだが、どうせ毟ってしまう葉だからと、つい後回しになる。
下手をすると、大型のツマグロヨコバイまでが、冬越ししていることがあるから、要注意。
こんなのに宿や食料を提供するなんぞ、まっぴらごめん。
だから、最低気温が5℃を下回るころになると、さっさと葉を毟る。
そのくらいの温度で、バラは休眠するらしい。
施肥やら鉢替えやらで、根をいじることも多いので、地上部もそれなりにして問題なかろう。
剪定のついでに葉を落とせば、問題ない。
棘に逆らわず、上から下へ手でしごけば、痛くもない。
で、今日のほのぼの
近所の水路にカモが泳いでいた。
うっ君も、珍しがっていた(と思う)。
のどかな初冬の風景。
小春日和のひとこま。
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