ここ埼玉県では冬らしい乾燥した晴天続きというのに、つまり、バラの冬作業日和だというのに、室内にて仕事の日々。
残念でたまらない。
仕方がないから、前に誘引したところを通りがかりに眺めて、いくらか満足するしかない。
白く見えるのが、挿し木で育てたザ・ピルグリム(ER薄黄)2本と、奥のアルバ・メイディランド(修景 白)。
白いのに挟まれている小さいのが、レディ・エマ・ハミルトン(ER オレンジ)
バラの手前の、落葉に埋もれているのがデルフィニウム。
その周りにはチューリップの球根が埋め込んである。
チューリップの間にワスレナグサを植えたいが、育苗中の苗がまだ小さいんで、も少しガマン。
この場所は、毎夏アップルミントとメドウセージが茂みを作る。
今回は、はびこった根っこをかなり排除したが、夏になったら元の木阿弥となる可能性もあり。
夏の終わりには、センニンソウ(フェンスの最奥)が白い小さい花を無数に付け、花後の種もおもしろい。
今年はセンニンソウのツルをどこまで延ばそうか。
一番手前に植えてあるクレマチスのエミリア・プラターは、どのくらい花を咲かせてくれるのか。
素人園芸家の頭の中は、花盛りのフェンスを思い描いて飽きることがない。
バラを育てていると、思いもよらぬ友人ができる。
まるで見知らぬ間柄でも、庭好き花好きでありさえすれば、10秒で打ち解けた会話になる。
庭のことは、聞かれない限りは黙っていようと自重しているが、聞いてくれればいくらでも話せる。
庭好き同士なら、聞きたいこと、話したいことは限りない。
ワタクシに質問するときは、時間に余裕を持っておいでください。