「遊び場ガーデン」でのバラ遊び、ご一緒にいかが?

バラの庭での庭遊びをお見せします!

12月のバラで、ドライフラワーを作ろう

2013-12-18 22:47:39 | バラ

午後から雨、夕方からは雪になるというので、午前中にドライフラワーにできそうなバラを収穫した。

たいして咲いていないと思っていたが、まとめてみると、まあ、そこそこ集まった。

一番たくさん咲いていたのは、パット・オースチン(ER)。↑

12月でもこんなに咲いているんじゃ、寒肥を張り込んでやりたくなる。

ふくよかな華やかさで、ホントに人目を引く。

ただし、ドライにすると、ごく目立たない渋い色合いになってしまう。

左がバタースコッチ(LCl)、右の細長い蕾がロサ・キネンシス・ムタビリス(Ch)↑。

バタースコッチは、ツルバラにしては、まったく良く咲く。

蕾が開きかけたときの、くすんだ薄めの黄土色は、たいそう個性的で、不思議な魅力がある。

寒くなるとその色合いは迫力が薄れ、あっさりと優しい感じになる。

ムタビリスは一重のチャイナだが、春からずっと休まず咲き続けていたように思う。

株が花で埋もれることはないものの、ぽつりぽつりと連続して花をつけている。

チャイナにしては寒さに強いらしい。

オレンジ色にクリーム色の斑入りは、デルバールのポール・ゴーギャン↑。

ドライにしても、きれいに色が出るはず。

フロリバンダタイプのはずだが、かなり伸びてしまった。

今回の冬剪定で、思い切って切ってみようか。

ポール・ゴーギャンの葉は見事な照り葉で、見た目どおり病気にかかりにくい。

モダンローズのこの力強さを、オールドローズに少し分けてやりたい気がする。

いやいや、それぞれの良さを奪ってはならない。

やわらかい葉も、それはそれでよしとしよう。

黒星病で枯れることは、まずないのだから。

コンテ・ド・シャンボール(P 左 強香)と、ラジオタイムズ(ER 右 強香)の蕾。

シャンボールは気温が高いとどんどん散ってしまうが、寒いくらいになるとじっくり咲いてくれる。

寒い土地の方が適しているのかもしれない。

香りが強いジ・インジニアス・ミスタ・フェアチャイルド(ER)や、セプタードアイル(ER)と合わせてポプリを作ろうか。

ドライにすると色が濃くなるから、ピンクは色がきれいに出ると思う。

 

ドライにするときは、じゃまな棘と葉を取り去り、種類別に束ねて室内につるす。

乾いていて、気温が低く、空気の動く所がよさそうに思う。

うちでは、玄関につるしておくと成功率が高い。

色がきれいに出る。

 

明日は一日雨が降るらしい。

雨があがったら、ツルバラの剪定誘引が延々と続く。