清華大学でMBAをとってきた変わり者

中国TOP「清華大学」で中国語ゼロ、唯一の日本人でMBA取得。現在会社側の「中国語完璧」の勘違いで上海で仕事中!

広東省仙頭

2006-07-22 | 清華大学
また出張で今度は広東省はほとんど福建省との省境にある仙頭市というところにいってきた。ここには創業16年という中国にある子会社の老舗がある。中国の外資への経済開放の歴史とともに歩んできたような会社だ。

出張もいいのだが、出張する度にやらなければならないことが出来なくなり、更にまた新しい課題、宿題を持って帰ることになる。すると更に仕事の量は増え、また仕事が出来なくなる。いやあ、見事な悪循環ですな。これは。

部下でもいりゃあいいのだろうが、何せ中国事業所のあからさまな機密事項やら中国人とどううまくやっていくか、みたいな話しばかりなので、もし仮に居たとしてもとても中国人のスタッフに任せるには時期尚早である。自分の上司はほぼ無関心なのでつまりは俺がやるしかない。こりゃあ時間が無いですわ。

湿度がすごいと聞いていたが、上海から飛行機で1時間半。降り立ってみると上海よりカラっとしていて青空は広がり、爽快な気分。雨季はじとじとむしむしとすごいらしいが夏になると湿度も和らぐようだ。上海の始終からだにまとわりついてくるような湿気が少なくて素晴らしい気候だった。

ビルは街の中心部だけで、あとはまっ茶色のでかい河、低い建物、農家、畑、汚いどぶ川、上半身裸の男達の群れ、バイクの集団というイメージだった。何より青空、海、河、緑の入り混じった景色の綺麗さには参った。「そういやあ日本の住んでた街も夏はこんなんだったなあ」である。

街の女の子は少し背が低く、化粧っ気が無く、そして驚くことに「下っ腹」が出ていない。北京でも上海でも、すらっとした女の子でも下っ腹を見ると今時の日本人のギャル以上の下っ腹の出方をしている。「お前、どこ見てんねん?」といわれそうだが、とにかく気になってしまうのだから仕方ない。

北京に到着した時から「日本人、韓国人、中国人のギャルが俺には区別が出来る!」などとどうでもいいことを自慢していた自分の観点は「足」であった。正座のせいなのかどこかの生活習慣のせいなのか、日本人のギャルの足はまっすぐではない。O脚だ。しかし韓国人、中国人はまっすぐ、もしくはX脚も居る。「日本は負けた」と勝手に残念がっていたもんだ。

しかし上海に来て、接待などでカラオケ店に行く機会が増え、ものすごいセクシーなチャイナドレスに身を包んだ背の高い、モデルのような女の子を目の保養などとのたまって見ているときに、椅子に座った後の下っ腹の「ぽっこり」をしのぐ「ぼっこり」感に気づいたのは、発見であった。

とどうでもいい下っ腹観を述べたが、とにかく仙頭の女の子は腹もすっきりしている。男は皆やせていて適度に筋肉質だった。日差しが強いせいか、皆浅黒い。そして皆なんとなくにこやかな気がした。

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