清華大学でMBAをとってきた変わり者

中国TOP「清華大学」で中国語ゼロ、唯一の日本人でMBA取得。現在会社側の「中国語完璧」の勘違いで上海で仕事中!

インターンシップ③

2006-07-09 | 上海生活
以前に女の子2名がインターンとして実習したいと写真つき履歴書を送付してもらったことを書いた。
自分の会社では中国人が遠い縁者(男)を強く推してきていたので、隣の同じグループ会社にギャルは紹介しておいたがどうなったことやら。

ということで男が一人入ってきた。いつの間にかもう一人増やしていたが、文句を言うとかなりがたがたとうるさく、執念深く、何されるかわからん輩の推薦なので「まあ、いいか」と責任を持ってもらうことで任しておいた。

「簡単なオリエンテーションをした」と言ってたが、契約など全く交わしていないだろう。なんせすべてアバウトだから。これじゃあセキュリティも何もあったもんじゃない。

自分のところに来たインターンは上海外国語大学というまあまあの大学で、何故か会計学部に居る3年生。しかし英語はかなりの腕前で大学2年生にして、既に卒業要件である英語の資格を有していた。残念ながら日本語はゼロ、ついでにいうと自分の会社の知識もゼロだった。

「そんな調査もしてこねえような輩はいらねえ!!」といったのだが、いつの間にか来てた。

まあ、努力家っぽいのでいいかと思ってたがうぜえ。なんか俺の前に来てもじもじしてるなあと思ったら、「時間あるか?」と聞いてきて、何故か会議室に俺を連れて行く。

なんだなんだと思ったら「日本経済と中国経済について話がしたい」だと。仕様がねえから付き合うのだが、しつこく細かいことを聞いてきたり自論を語るので1時間ぐらいすぐ過ぎてしまう

時計をちらちら思い切り目の前で見て時間が無さそうなことをアピールしても全く無駄。思わず次長課長の「おめえにやる時間はねえ!!」と言いたいのだが元来人の良い俺。そうもいかない。しかしついに痺れを切らして「時間が無いからまた明日な」と言ったあとも、しつこく続けて質問してくる。挙句の果てには「MBAでプレゼした資料をくれ」。

疲れましたよ。散々辟易とするが、でもこの図々しさ、努力、粘っこさは勉強になりますなあ。やっぱこれじゃなきゃあ!!

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