土井とおる(前衆議院議員)の「日々のこと」

土井亨が日々暮らしている中で、感じたことや気付いたことを、素直な気持ちと言葉で綴っていきたいと思っています。

党首討論開催

2008年11月28日 | Weblog
今日2回目のブログです。

党首討論がやっと実現した。
相も変わらず民主党の小沢民主党代表はただ2次補正を提出しないのなら解散をすべきと、まるで解散を要求する事が目的で今回初めて党首討論を受けたようだ。あげくに小沢代表が当選した選挙は年末だからやれると・・・やっぱり古い体質ですね!
置かれている日本の状況からして考えられない主張ではないだろうか。今選挙をやることは21年度予算編成や税制改正をやらなくて良いと言う主張に聞こえる。それこそ金融、経済そっちのけで政策より政局そのままでは?

何よりも今後の金融機能強化法案の参議院の対応を是非見せていただきたいものです。野党特有の無責任では?麻生総理も2次補正についてしっかりと説明してほしかった。

金融機能強化法案は、本当に大切な法案であり2次補正もこの金融機能強化法案が成立する事によってまずは金融機関がしっかりと安心して貸出し出来る態勢が必要であり、その上に立ち次の対策が実効あるものに展開出来ると考えます。ましてや一時的な補正であってはならないし1次補正2次補正そして21年度予算と継続していく事が重要であり、12月解散などしていたらまさに政治の責任放棄になることを主張してほしかったものです。

そういえば民主党は解散こそ最大の景気対策と主張していましたから、やっぱり解散だけしか考えていないのでしょう ! 国民皆さんから否定的な現状の自民党でありますが、責任与党として今はやるべき事をやるしかないのです。

中小企業の緊急保障制度に取り組む

2008年11月28日 | Weblog
東京は昨夜からの雨もやっと上がりましたが曇天模様です。

今朝から会議続きです。経済対策、特に緊急保証制度の取り組み状況等説明があり中小企業庁、金融庁、保証協会ともに懸命に取り組んでいる事は理解できたが、まだまだ現場の状況認識が甘いと感じた。

永田町や霞ヶ関がいかに良い制度を作っても現場がしっかりとその制度を理解し活用しなければ本当に中小零細企業の資金繰りに役立つものにはならない。
年末に向かって中小零細企業の皆さんの資金繰りに役立つよう制度の徹底が必要である。その為にも各都道府県保証協会と銀行がもっと個別に連携を取る事が重要である。

地方経済は大雨である。経済対策が効果を発揮し大雨が晴れになるようこれからが正念場である。

HPの方に中小企業庁の資料を掲載したのでご覧になって下さい。
http://www.doi-toru.com/

臨時国会 会期延長

2008年11月27日 | Weblog
今月30日で臨時国会閉会のはずが会期延長の見通し。
思えばメディアの過剰な解散報道、自民党幹部の早期解散論、挙げ句には解散権のない民主党の過剰とも言える国会運営等、この国の政治は国際的金融経済危機に際しても権力闘争に国会の場を利用している。
年末に向かって中小零細企業の資金繰りが大変な事が分かっているにも係わらず!

新テロ対策特別措置法改正案は参議院で採決まで決まっていたが、民主党の解散要求で行われていない。金融強化法案も採決の予定も立たない。麻生総理も2次補正予算案の提出を来年通常国会に提出する意向であり、リーダーシップを発揮しているとは言い難い。説明もはっきりとするべきある。
民主党も何時までも「解散!解散!」と叫んでいないで必要な採決を行ってほしいものです。

会期延長がこの2法案の再可決のために行なわれるだけならばこれこそ税金の無駄遣いである。今臨時国会に2次補正予算案を提出しないと決めた麻生内閣が、民主党の要求で提出することはないだろうし、解散も年末年始にかけても行われることはないのだろうから。
今は金融経済の安定のために党派を超えてやれるべき対策を総てやり通すことが重要なことであると思う。

20年前の古い国会から変えなければ。


やっと党首討論へ

2008年11月26日 | Weblog
28日麻生総理と小沢民主党代表の党首討論開催が大筋合意したようである。
本来はもっと早く開催するべきであったのだが麻生総理、小沢代表には国民皆さんの前で内政、外交等についてこれからの国のあるべき姿を討論してほしいものである。

単なる解散目当ての批判合戦で終わるようならば益々政治不信を招く事になる。それは自民党、民主党両党に言えるのではないだろうか!
世界的金融経済恐慌の流れを断ち切らなければならない今日、政治の強いリーダーシップが求められている。是非、現状の国会運営を改めて自民党は出すべき法案は出し、民主党は解散目当ての古い政治で国会運営を行う事無く採決を必要以上に延ばしたりせずにしてほしいものです。党首討論が単なる泥仕合にならない事を期待する!!

党首討論の実現を!

2008年11月25日 | Weblog
麻生総理と小沢民主代表とのバトル! 麻生総理は先日の党首会談より党首討論を主張するべきであった。

そもそも党首会談はマスコミの中継がないし、麻生総理が何度も呼び掛けて断られている党首討論を逆に呼び掛けるべきであった。マスコミの中継もありこの様な低レベルな批判合戦にならずに済んだものを!
小沢民主党代表の手法は以前の福田前総理との大連立構想や日銀人事の対応等自ら仕掛けて相手を潰す古い政治手法である。何度も同じ手法に引っ掛かるとは情けない。

小沢代表が導入した党首討論を小沢代表が拒否続けているのだから麻生総理は党首討論開催を主張すべきである。マスコミの中継で国民皆さんの前で!

分かりやすいです。小沢代表はただ解散に追い込みたいだけなのだから。たしか海部総理の時は総理の解散を当時自民党田中派の幹部として封じたのも小沢代表だったような?あの頃は田中、金丸の後ろ楯があっての事。
今は野党の代表で立場が違います。解散権は総理の伝家の宝刀なのだから野党の要求で解散する総理などいるはずがないことを一番良く知っているのも小沢代表です!小沢民主党代表は民主党をどうしたいのでしょうか?と思いながらもこちらの大将の麻生総理ももっとリーダーシップを発揮して自民党や霞ヶ関を敵にまわしても経済対策をしっかりとやるべきです。


国籍法改正案について

2008年11月21日 | Weblog
国籍法改正案は18日衆議院本会議で可決されました。
未婚の日本人男性と外国人女性との間に生まれた子供に男性が認知すれば日本国籍を与えることが出来るようにするものです。
可決された改正案に対して附帯決議が付されました。私は改正案には反対もしくは慎重審議の考えでありましたが、この附帯決議により以下の考えで敢えて退席をしませんでした。

まず、現実的に本当に実子として生まれてきた子供について思いをいたしました。このような子供にとって日本国籍を取得出来ることは素晴らし事であり、異論はありません。 一方でその前提条件としてその子供がたしかに自分の子供である証を証明するのは男性の責任であり、そのことをしっかりと実証しなければ将来とも子供の幸せに繋がるかと考えればそうとは言えないと考えます。まして、自分の子供であれば男性はどんなことをしても証明し、子供に日本国籍を取得する努力をすることでしょう。DNA鑑定で医学的証明もできます。最低限DNA鑑定により証明することが重要です。

この事についてまず国籍取得の届出に疑義がある場合に調査を行うに当たっては、認知が真正なものであることを十分に確認するため、調査の方法を通達で定めること等により出入国記録の調査を行う等万全な措置を講ずるよう務め、法施行後の状況を踏まえその確認方法を導入する事の要否及び当否について検討する項目が入っていたこと、虚偽の認知届けによって日本国籍を取得する事案が発生する恐れがあることを踏まえ情報収集体制の構築に務め、適切な捜査を行い、虚偽の届出を行った者に対する制裁が実効的になるよう努めることも決議されています。

このようなことなどを踏まえてむしろ退席するよりこれらの決議を速やかに実効あるべきものにするために活動し、見定めて行くことが責任であると考えました。

日本の法律や制度は性善説を前提条件に設計されているものが多くありますしそのことが日本の素晴らしいところであると思います。しかし今の日本社会を見ますとそのことを利用して悪用したり、犯罪に利用されることも多く見られる社会にもなりました。特に国籍法は国にとって重要な法律であるとの認識のもと、この改正を厳しく見ていく事が今、やるべき事ではないでしょうか。


麻生総理の発言について

2008年11月20日 | Weblog
このところ、麻生総理の発言が問題になっている。昨日の医師に対する発言も問題である。

病院経営経験もあり個人的感覚で発言されたのだろう?しかし思い込みだけで判断し、医師に対する発言をしてはならない。まして総理の立場としたらなおさらである。医師の皆様にとって大変失礼な発言であり、しっかりと真意を説明すべきである。

総理就任前の麻生総理は国民的に大変人気があった。それは麻生総理の強烈な物言いのキャラクターと、企業経営者として実態経済の認識を基にした経済の建て直しに対する期待感、漫画オタクと自ら認める感覚等々、総理に就任してからは強いリーダーシップが何故か空回り気味であり強烈な物言いも国民皆さまとの感覚のズレがあるように思う。
過去の経験による自身の思い込みによる発言は、本人にとっては常識であっても 国民とりわけ相手の受け取り方によっては不快に取られる事になる。
総理としての発言なら尚更である。 以後ご注意。


中小企業応援の相談窓口設置

2008年11月19日 | Weblog
国会は国民無視の党利党略でまたもや民主党参議院審議拒否で延長含み状態。
定額給付金も野党やメディアの批判で国民皆さまの支持も低い。年度末実施ではなおさらでしょう?

この定額給付金は年末年始に支給する事で最大の消費効果が出ると思います。
臨時国会に定額給付金実施関連だけでも提出して年末年始に支給するぐらいのリーダーシップが必要です。

自民党宮城県連として中小企業資金繰り応援のため相談窓口を県連内に設置しました。是非この窓口を利用していただきたいと思います。
専用電話0222648836です。

自民党宮城県連中小企業応援のHP
http://www.jimin-miyagi.or.jp/seicho/notice.html

突然の党首会談

2008年11月18日 | Weblog
昨日、麻生総理と小沢民主党代表との党首会談が突然行われた。
民主党の鳩山幹事長からの提案は単なる申し入れであったはずが、いつの間にか党首会談にしてしまうところに民主党の政策より政局、生活より選挙と言う本音があらわれている。

しかも参議院での外交防衛委採決の決定を絡めないという鳩山幹事長の話も小沢代表の一言で採決拒否の決断で採決さえ出来ない状態。小沢代表の一言でコロコロ変わる野党は異常と言うしかない。良識の府であるはずの参議院が!

このような交渉で党首会談などにしてしまうなら堂々と党首討論に小沢代表が受けて行なう方がテレビ中継もされ、分かりやすいはずである。


将来のビジョンを示すこと

2008年11月14日 | Weblog
昨夜の会合で今の政治家はビジョンを語らない。だから国民は安心出来ないのだ!とお叱りを受けた。
正に、今の政党や政治家は永田町というコップの中で相も変わらず国会という場を使って権力闘争擬きに終始、選挙準備で国会の仕事より地元廻りに走り、まるで選挙が国会議員の仕事であるかのような。

金融、経済危機の今こそしっかりと国会の責務を果たさなければならない。そしてこの国のかたちをしっかりと示していかなければ将来不安が拭えない。

高度成長期からバブル崩壊を経験し今、少子高齢化が進み人口減少の時代に向かっている日本が将来の国の姿を示さなければ国民皆様に安心を持ってもらえない。政治家はビジョンを語る大切さを改めて認識した時間。最後に自民党も民主党もどっちにしても変わりないのだからガラガラぽんで、離合集散でない本当の政界再編が必要であるとの一言で妙に納得。
因みに政界再編の旗印は将来の国のかたちをしっかりと示す事が出来る憲法の改憲か護憲か?で再編したほうが分かりやすい!