土井とおる(前衆議院議員)の「日々のこと」

土井亨が日々暮らしている中で、感じたことや気付いたことを、素直な気持ちと言葉で綴っていきたいと思っています。

水というライフライン

2007年07月21日 | Weblog
この度の中越沖地震では、数多くの方が被災され、現在も苦しい思いをしながら避難生活を送られている。
一刻も早い復旧を願うばかりである。


今回の地震で特に耳にされたと思うのが、
「とにかく、水がほしい」
である。いわゆる「ライフライン」と呼ばれる電気、ガス、水道…。
「水のような、空気のような存在」という言葉の通り、普段「普通に側にあるもの」だからこそ、簡単に手に入らなくなった時になり、有り難味が身に染みる。これは他人ごとではない。私も、常に「様々なものに生かされていること」に感謝をしつつ、生きていかなければならない。

たまたま知人に水道関係の業務に携わる青年がいたのだが、彼は
「仕事は好きだし、多少何かはあるけれども、毎日楽しく仕事をしている。でも自分の仕事は、急激に成長する企業のように『莫大に儲かったりする仕事ではないんだな』、とたまに思うこともある」
と言っていた。

「安心して蛇口をひねることができる」ということは、本当にすばらしいことで、それはそうやって水道の安全を守ってくれたり、その地域にきちんと水が供給されるように、水道設計を計画してくれるからなのだ。誇りを持ってほしい。これは水道のみならず、他の様々なことにも当てはまることでもある。

被災地の方のご無事を祈りつつ、私は私のすべきことを一所懸命に果たそうと、改めて誓った。

『年金問題』とは

2007年07月10日 | Weblog
参議院選も近づき、年金問題、政治とカネなど、自由民主党にとっては逆風が吹き荒れる。今、問われているのは、『政治の責任をどう果たすか』である。
選挙があると、この国の政党は、非難合戦を繰り返してしまう。特に年金問題は、国の責任で解決すべきものであり、政争につかうものではないはず。この問題は、政党の壁を乗り越えて対応すべきものである。総理が『やる』と約束したのであるから、『やれるやれない』の議論では情けない!こんな事を繰り返していると、本当に国民の皆さんから政治を見放されてしまう。

日本の真の改革は、永田町と霞ヶ関を改革することである…。とにかく、年金問題を早々に解決し、本当に安心出来る制度に変革し、提示する事が今求められていると私は思う。これらは政争の具にすべきものでも、非難合戦するものでもない!

選挙は国の将来に向けて政策で戦うものであるからこそ、今回の問題を全国会議員、官僚が真摯に反省し、愚直に懸命の努力をする以外に道はない。私はこれからもその事を叫び続けなければならない。

地球温暖化に思う

2007年07月03日 | Weblog
今朝、とあるテレビで、「このまま行くと、21世紀の終わりには、地球の気温は平均で6度近く上昇するであろう」と言っていたそうである。

7月に入り、蒸し暑い日が続いている。やはり、エアコン無しで夏を越そうというのは、なかなか困難なことである…。しかし、エアコンを使用すればするほど、その周囲の気温は上がってしまう。

ただでさえ暑いこの毎日。恐らく、私の代で平均気温がそこまで上がることはないだろう。しかし、我々の次の世代、次の次の世代は…。江戸時代の人たちが、まさかこんなことになっていようとは、考えたであろうか。

このような問題に直面した際、いつも思うことは、
「決して諦めない、投げないこと」
である。
「こんなささいな二酸化炭素の削減、意味があるのだろうか」
などと思ってはいけない。募金のことを考えてみるとわかるように、小さな単位が、大きな力となり、希望につながるのである。

地球温暖化は、非常に深刻かつ重要な問題である。私や皆さんのお考え、努力をひとつひとつ積み重ねていき、地球の未来を少しでもよい方向に導いていきたい。