つなぎ法案取り下げ ～民主党議員の無意味なパフォーマンス～

つなぎ法案取り下げ。
昨日、衆議院財金委員会・総務委員会で可決したつなぎ法案が本会議直前で衆・参議長斡旋により撤回され与野党の激突が回避された。
本来つなぎ法案は必要ない法案であり提出された事は残念であったが、これまでを考えればしかたないと思う。
民主党は国会開会前から租税特別措置法を年度内に通さないと発言された事に問題があった。
つなぎ法案は入口から出口を決めていて議論出来ないと批判した。
私に言わせれば、民主党こそ、解散に追い込むためだけに年度内に法案を通さない発言はまさに出口を決めているのだから議論を封鎖するものであり問題外である。
しかし年度内に結論を得る斡旋は今後の議論が国会として責任ある議論が展開出来るのであれば歓迎である。
それにしても昨日の総務委員会は酷すぎた。
委員以外の民主党議員が道路利権vs国民生活等と書かれたものを掲げ叫び散らし、審議の妨害、テレビ向けパフォーマンスと言え情けない行動である。
前日の夜も議会運営委員会室前で同じ様な行動していた。
こんなパフォーマンスだけの国会での行動や、選挙目当ての在り方はいい加減止めなければ。責任ある政治にもどれない。
最後に、総務委員会の委員以外の民主党議員が地方自治体は総務省のいいなりになっていると何度も叫んでた。
何と地方自治体を馬鹿にしているのか。
その場に居た民主党の議員は誰も否定しなかった。
これこそ民主党の考えてる根本であると思う。
総務省のいいなりになっているとは、正に地方を無視した勝手な思い込みであり、叫んでた議員の良識を疑う。
是非、民主党の議員に地元に帰って地方自治体の皆さんの前で総務省のいいなりになっている、と、昨日の様に大きな声で叫んでいただきたいものだ。
それが責任ある行動ではないだろうか。
まさか地元では別な事を発言される事はないでしょうが。

責任ある政治を！ ～暫定税率と地方分権～

つなぎ法案、いよいよ道路特定財源暫定税率を含む予算関連法案審議を前に自民党はいわゆるつなぎ法案を提出した。
私自身は法案提出を良しとはしない。
しかし、この暫定税率は地方自治体の税収も含んでおり、自治体が20年度当初予算が組めない恐れがあり、2月議会で地方議会が真剣に審議しても4月に歳入欠陥がでるようでは国会の責任が問われかねない。
だからこそ地方6団体が暫定税率廃止に反対しているのである。
民主党案は暫定税率廃止に伴う財源を明確に示していない。
だから自治体は反対している。
もし民主党の訴えが地方分権につながるものであれば、その財源根拠を持って対案を提出すべきである。
そして地方6団体の賛同を得るべきである。
分権と言いながらガソリン値下げ隊とは何なのであろうか。
只のパフォーマンス。選挙目当だけである。責任を持って欲しい。
民主党の国会対策委員長は始めから予算関連法案は4月迄絶対に通さないと発言している。
もし民主党が強行と言うなら、是非、国対委員長の絶対通さない発言を撤回し3月迄審議をし参議院で結論を出すべきである。
それが、政治の責任である。
国会の現場で感じた思いであり、民主党の二枚舌には、無責任・選挙目当ての行動しか感じない。
昨日も記述したが、地方自治体が主催する会議に積極的に出席して、民主党の考えを堂々と発言される事をオススメしたい。
暫定税率廃止は真剣に時間をかけて議論しなければならないものである。
今日も空虚な長い一日になるのだろうか。
国会改革をしなければと改めて決意。

暫定税率

北海道・東北8道県地方6団体合同会議が開催され、各道・県代表の皆様から道路特定財源の堅持の要望意見交換がなされた。
ただガソリンが25円安くなるということでなく、地方自治体が20年度の予算編成が出来ない。都市部は道路整備が進んでいて25円安くなると良いという話を聴くが、地域ではまだまだ整備が遅れていて通院・救急搬送に時間が掛かり過ぎる。また、地域間連携や企業誘致など新たな経済活性化を進める事も出来ない。ぜひ都市部、地域もお互いに理解し合い頑張ってほしいという話であった宮城県では総額345億円の財政不足となり、県内道路整備が大幅に遅れてしまう暫定税率分地方税・譲与税で約120億円の減収。地方道路整備臨時交付金42億円の減収になる。国の事業、県の補助事業に充てられる183億円の減収になる。
これらの減収は地方のライフラインとも言える。道路整備は出来なくなり、災害時の非難道路や通学路、歩道の設置、除雪費など自治体にとっては必要なものである。この現実をしっかりと受け止めなければならない。
もし道路特定財源を議論するなら20年度一年掛けて財源も含めて進めるべきである。もちろん税制の抜本的見直しを前提に、これが責任ある政治の在り方だと考える。
民主党の先生は福島県の増子参議院議員だけが出席されていた。暫定税率廃止を訴えている民主党の皆さん、本当に信念を持って廃止を訴えているならこのような会議に堂々と出席されて説明されたらいかがでしょうか？それが責任ある行動です。都合が悪い時は欠席、都合が良い時は出席では選挙目当ての二枚舌でしかありません。

めざせ！オリンピック！

目指せ オリンピック！小学生女児テコンドーの演舞を見る機会を得た。今年３月には08杜の都国際親善テコンドー選手権大会が予定されていて小学生女児とは言え迫力ある演舞で感激 ！テコンドーは179以上の国・地域で行われ北京オリンピック正式競技にもなっている。9割足を使うため足技のボクシングとも言われているそうだ。だからこそ小学生女児の演舞でも危ないと思える程の迫力になるのであろう。そこには、たゆまぬ練習と集中力・精神力を感じる事が出来る。聞けば、みんな将来オリンピックを目指していると言う。目標を持って真剣に取り組んでいる姿に脱帽の時間であった。先ずは、選手権大会の成功と健闘を祈り、頑張っている子供達が目標に向かう事の環境づくりの手伝いが出来れば幸せと思う。演舞を披露してくれた4人の女児選手の夢の実現を見守りたい。オリンピックを目指し 頑張って！

 

ああ言えば こう言う

民主党の大江参議院議員が２３日に開催された道路特定財源堅持を求める大会で民主党案を批判した事について菅代表代行が自民党の二階総務会長から選挙応援をしてもらったからそのお返しに会合に出ていると発言した内容の記事を見た。
一言「なさけない」。仮にも党所属国会議員の行動に対して他党から選挙応援してもらっているからなどと言う発言はまさに昔の名前で出ていますよ。
与党を批判する事は野党として当然であると思います。
しかしいかに大江議員は比例当選であっても和歌山県議を務め、地元和歌山の事を考えて行動していることに他党の国会議員の名前を持ち出し批判するとは。
党所属国会議員と地方自治体の理解をしっかり得てから政策を打ち出す事が大切ではないでしょうか！
何故あのような発言を言われたのかしっかり説明してください。
自民党もこれからはしっかり説明責任を果たさなければ！
そう言えばガソリン２５円下がる下がると言っていたのにいつのまにか一般財源化、とまさか主張をかえませんよね。

道路特定財源

本日、永田町憲政記念館に於て道路特定財源堅持を求める都道府県議員大会が開催された。
各都道府県には多様な道路行政がありまだまだ特定財源は必要であると一致した。
たびたび記述してきたようにだだ単にガソリンが25円安くなるだけなら大歓迎である。
民主党の主張は時に生活者のためにとか、地方分権の推進のためとかその時々で変わる地方分権なら何故その地方が大反対を訴えているのか自治体関係者は民主党の主張は選挙目当てのものであり、また財源根拠も机上の空論である事を見抜いているからに他ならないからである。
もう一度、民主党は地方自治の現実を踏まえて選挙目当ての政策でなく責任ある政策を出してほしい。
地方議会は2月から20年度当初予算の審議に入る。
政党の党利党略で地方議会の審議に支障や予算組み換え等と言う混乱を生じさせてはならない。
それにしても民主党参議院議員和歌山選出の大江さんはさすが地方議会出身だけあって、大会に出席され堂々と民主党の今回の対応は決して地方の為にはならない、党は考え直すべきとの信念にもとづく挨拶をされた。
これこそが国会議員の責任ある行動といえる。
大江先生、民主党からどんな圧力があっても頑張って下さい。
きっと、和歌山の皆さんはもとより、この問題を政治家としてまた地方自治を真剣に考えている全国の皆さんが応援しているでしょう。
私は自民党だからではなく、地方議会出身の国会議員として思ってます。
今や党の対立を乗り越え、真剣に活動するもの同志が政策ごとに協調しなければならないし、その事が永田町改革に繋がるものであろう。

代表質問

21日22日と代表質問が行われた。
質問時間を守らず、質問なのか主張なのか分からない質問が目立ち、挙句に全く無関係無意味なやじ合戦で前向きで建設的なものではなかった。
やはり総選挙が行われるかもしれないと言う意識が、あのような質問にさせるのかもしれない。
そもそも代表質問は時の総理の国家ビジョンや重要施策・国家財政等を質問するものではないだろうか？
詳細な施策等は委員会で質問すべきである。
伊吹幹事長は質問時間をオーバーした事は反省しなければならないが、衆・参のねじれにより対立を繰り返すより国家国民の安心安全を最優先に考え新しいルールを作り議論を展開するべきであり、野党に呼び掛けながら総理の考えを問われ、また重要施策に絞って野党にも理解を求めながら質問された。
一応、代表質問と呼べるものであった。
方や、民主党はいつものように小沢代表でなく鳩山幹事長が質問された。
批判ばかりの質問で何ら聴くに値しない内容であり残念であった。
民主党が政権を奪取したらの施策を述べながら質問すると言うので期待したがマニフェスト記述を列挙しただけでまたもや財源根拠は無しで選挙目当ての施策と自ら証明したようなものだ。
前回のブログでも述べたように、揮発油税の暫定税率廃止によりガソリンが25円安くなるだけなら誰も反対はしないだろう。
私も大賛成である。
しかし現実には何ら財源根拠を示さず机上の空論に近い財源を述べるだけであった。
一体、廃止により歳入減となる自治体の財源をどう手当てするのか国の税収減をどうするのか明確に示す責任があると思う。
何よりも地方重視と叫んできたのであるから先ずは、首長・地方議員の皆さんの賛同を得るべきではないだろうか。
地方自治の責任者の賛同を得ないで選挙の為だけにすすむのであれば地方無視の押し付けになり本末転倒である。
しっかりと国の在り方、将来ビジョンに立って責任のある議論を私はしていきたい。

施政方針演説

169回通常国会が召集された。20年度予算及び関連法案の審議に入る。
予算及び関連法案は国・地方のみならず国民生活に影響するものであり議員として最大の職務であると思う。
しかしながら、今国会は開会前からガソリン国会などと野党やマスコミが騒ぎ立てている事は残念である。
確かにガソリンを含め燃油の高騰で事業所や家庭生活の負担は大変である。
その為の対策を講じる事は急務でもある。努力も惜しまない。
だが短絡的に暫定税率を撤廃すれば25円安くなるなどという野党の主張は選挙目当ての無責任と言える。
地方自治体に影響は与えないとか必要な道路は造るとか正に地方無視の論理でしかない。
私自信も単にカソリンが安くなり何も影響ないなら大賛成であるが選挙目当ての論は政治家として全く無責任である。
是非、地域の責任者である知事・市長・町村長の皆さまや地方議会の皆さまの声を聞いて頂きたい。
地方財政がどうなるのか、きっと、その大切を説かれるであろう。
もちろん暫定税率等、税制や国と地方の役割を明確にしながら見直す事は必要であり、そうすべきである。
国・地方を考え、国会議員として責任ある議論の上にたち、今国会で頑張っていく覚悟である。

自民党大会

本日　自民党大会が行われた。福田総裁の挨拶は国民皆さまの為に生活第一の政策をすすめる言葉があった。これは結党時の原点に経ち返る決意の挨拶であった。年金問題・格差・燃油高騰などの問題に取り組み、安心出来る政策を丁寧に実行しなければならない。福田総裁に期待をし自民党が生まれ変わり、国民皆さまの信頼を頂く事が大切である。私も責任ある政治を実行する為に頑張って参ります。

臨時国会終了

本日臨時国会が閉会した。顧みれば、テロに対する国際貢献の在り方について防衛省問題も絡み与野党激突解散総選挙含みの緊張した開会であったが、最後は民主党の対案が最終に出され政争の具に使われた挙げ句小沢代表が党の意思表示さえ行わず採決を欠席大阪府知事選の応援に向かい、国の国際貢献よりも選挙が最優先という民主党の実態が明らかになった。今日までの政策も選挙対策の為の財源根拠のない選挙目当ての耳障りの良いものの無責任なものである事も今回の小沢代表の行動で明らかになったのではないかと感じた。しかし今回3分の2で再可決したが、より与党として益々説明責任を明確にしなければならい。政治の責任が問われるものであり慎重・謙虚に責任ある施策を丁寧に説明して実現していかなければならない。 反省も含め、18日からの通常国会に入りたい。