土井とおる(前衆議院議員)の「日々のこと」

土井亨が日々暮らしている中で、感じたことや気付いたことを、素直な気持ちと言葉で綴っていきたいと思っています。

お盆を過ぎて

2007年08月21日 | Weblog
お盆も終わり、仕事に復帰された方も多いのではないだろうか。
まだまだ暑い日が続くだろうから、身体には気をつけていただきたい。


地方在住の知人が先日、
「今年は娘がお盆に帰省してこなかった」
と寂しそうに言っていた。娘さんは上京してもう何年にもなるのだが、毎年必ずお盆には地元に帰ってきていたそうである。今年は、転職をして仕事の状況が変わったこともあり、忙しさのために帰省できなかったそうである。

知人の娘さんは、都内にいても友達と遊ぶ暇もなく、平日は毎日遅くまで残業の日々が続いているらしい。知人は、「身体を壊してしまわないか、ストレスをためてはいないか」と心配していたが、娘さん曰く、
「毎日遅くまで残って仕事をしていると、職場の『残業組』の人と自然と顔を合わせるようになり、仕事が終わった後に、夕飯がてら一杯飲んで帰るようになった」
とのこと。そこで、短い時間だが、仕事のことを話したり、普段の生活の話をしたりするのが、一日の楽しみだそうだ。

「仕事は大変だけど、最近職場に行くのが前よりもっと楽しい」
と言っていた娘さんは、秋には一度くらい帰省できそうとのこと。大変な日々もいつかは終わりはくるし、頑張っていれば、必ず報われると私は思う。身体に気を付けて、8月を乗り切ってほしい。


参院選を終えて

2007年08月01日 | Weblog
先週日曜に参議院選が終わった。自民党は、激震以上の惨敗であった。

4月の統一選を思い返し、結果を振り返って考えていれば、この度の選挙の結果は予想出来ていたはずである。

今回の選挙では、軒並み自民公認候補の得票が減少し、落選される候補が相次だ。このことは、自民党に対しての批判がいかに大きいものであったかを現している。それに気付くべきであったのだ。

確かに、大都市や大企業だけに注目すると、一見景気回復したかのようにも思える。その事を訴えれば訴えるほど、『地方無視』と捉えられ、定率減税廃止に関しても、各家庭を直撃したはずである。教育・子育て・介護・医療等、国民皆さんの生活が大変であるという状況に、配慮がない。

これでは政策に怒りが爆発するのは当然であろう。ましてや『年金不安』、挙げ句には『絆創膏』では国民皆さんがお怒りになるのも無理はない。
辞任は当然だが時期さえ判断出来ない状態であり、総理は続投の判断をされたが、それならば今直ぐに内閣改造を行うべきである。8月には盆休みや外交日程もあるが、このような危機に、それらを考慮すべき余裕はないはずで、全ての政策を見直すことが必要だ!


我々は、「為すべき改革」と地域社会で頑張ってる皆さんを守る事を確立し、きちんと区別し、実行しなければならない。財政が厳しいのなら、 国家公務員の給料を一番最初に削減するべきである。国会議員の歳費削減も必要であり、定数の削減もやらなければならない。何よりも、国民皆さまに痛みをお願いするなら、自らの痛みを先ず断行しなければ…。


改革はこの事からスタートすべきであった。そして、今からやるべきである!今後の国会は、今までのような批判ばかりでなく、与野党が国民皆さまの為に、真剣な議論で進まなければならない。その姿勢こそが、総選挙においての政権判断になるべきであると私は考える。