エマストーンとエマトンプソンの演技とファッションの戦いが最高でした。
私は、てっきり、１０１匹わんちゃんをイメージしていて、
白黒の犬だらけの映画と思っていました。
この映画の中では、古典的ですが、悪役のエマトンプソン演じる、
イギリスのお金持ちおばさんの厭味ったらしい演技が大好きです。
うーん、どちらのエマでもいいから、ヒールで踏んで欲しい !
おっと、思わず本音が漏れてしまいました。
そして、シーンが代わるごとに、どんどんファッションも代わっていき、
またそれが似合ってて、カッコイイ ! 理想の悪役です。
強い悪役ほど、気高くなくてはいけません。
そうでなければ、最後のシーンで、主人公の大どんでん返しの結果、
悪役の滅びの美学が、輝きません。
一応、エマストーンが主人公ですが、完全に喰ってしまっている。
脇役の方々もいい演技をしている。
ついでに、子役の演技も、なかなか良かった。
ディズニー映画でも、ファンタジーではなく、実写が多く、
本当に有りそうで、大人が見ても綺麗で楽しい映画だと思います。
これからの続編の、クルエラの大活躍が楽しみです。
コロナの嫌な気分を払拭し、一時忘れさせてくれる、いい映画だと思います。
