遂に、食べてやりました。
これは、ボックサンのミルフィーユです。綺麗に飾られています。
一階が、ケーキショップで、2階、3階がイートインです。
食べ方は、以前書いたように、一枚目を外してから、順番に切っていきます。
当然のことながら、私のおちょぼ口のお上品なお口で、
お口角を汚すことなく、お綺麗に、お食べになられる事が出来ました。
お日頃使わない、お言葉を使ったせいで、
お最後に、おボロが出てしまいました。
お上品な、お言葉は、お大変です。
お外で御座いますので、お流石に、おハンバガー食いは、よーしませんどすえ
おホホホホーーー。
誰か止めてーー。
奇をてらっていない、とっても基本に忠実な作りのケーキです。
私が思うに、最近のケーキは、なんか柔らか過ぎるような気がします。
ふわふわが正義のようです。
逆に、こてこての味も多いような気がします。
情報化社会になって、かなり均一化されてきましたが、
良くも悪くも、コンビニの味が、標準になってくるので、
どうしても、若いもん受けするのが流行ります。
マリトッツォなんか、典型的なスイーツでしょうね。
それでも、昔やったら、あれだけの生クリームなんて、こてこての甘さでした
今のは、比較的あっさりしてて、食べやすいですね。
コンビニスイーツが良く出来ているので、既存のケーキ屋さんは大変です。
この前、久しぶりに、ユーハイムのケーキを食べましたが、
頑固ですねー、ホントに、全く変わらん味でした。
あれこそ、ザ ドイツ菓子なんでしょうね。
ほんまに、知らんけどです。
昔、親の知り合いの旅行社の人が、わざわざ、
ウイーンのザッハトルテを買って持ち帰ってくれました。
あの時、ワクワクしながら食べたら、
うーん、日本の方が美味しいかもと思いました。
出来てから、かなり時間が経っているというのも、あるのでしょうが。
買って来てくれた人に気の毒なので、おいしーーとは言いましたが。
今の日本は、食に関しては、ほぼ、何を食べても美味しいです。
とんでもない味音痴の人間が作らない限り、
不味くする方がむつかしいと思います。
最後に、私が若い頃に作ったカレーが、
食べ物を、よほどの事が無い限り捨てない私が、
あまりの不味さに捨てました。
どうしてかというと、隠し味にインスタントコーヒーを入れたら、
コクが出ると聞いたので、やってみようとして、
どれだけの量か分からず、若い時は、何でも多い方がいいと思い、
大さじ3杯ぐらい入れたら、
あまりにもエグすぎて食べたもんやなかったです。
それをまた、水で薄めたら、マシになるかと思い、やってみたら、
量が増えて、カレーの味は水くさく薄まって、
なのに、エグさは変わらず、余計に大惨事になりました。
その頃は、料理は何でも中華鍋で作っていたもんだから、
水スープカレーが、中華鍋ギリギリまで、いっぱいになり、
ほかに移す事も出来なくなり、ちょっとでも減らそうと、
無理して食べていましたが、
一口入れるたびに、エグー、マズー、オエーと吐きそうになり、
なんで自分で、こんな拷問みたいな事をせなあかんねんと思い、
とりあえず、明日まで寝かしたら、味変してちょっとマシになるかと思い、
次の日に食べたら、しっかり熟成され、
ゾンビを殺せるぐらいの味になっていました。
流石の私も、ギブアップしました。
今でも、あの味を思い出します。
皆さんも、簡単に作れますので、どうぞ一度は試してみてください。
レトルトカレーとインスタントコーヒーが有れば出来ますので、
どちらもお好みでどうぞ、ただし、コーヒーだけ増し増しです。
