雲一つない快晴の空に、
メリケンパークの黄昏時の風景が、
とっても綺麗で、空気も、ちょうどいい気温で、
ゆるい海風と相まって、最高でした。
ちょうど、フェスをやっていて、
とっても上手い綺麗な歌声のお姉さんが、三線を持ちながら、
沖縄の方言で歌っていました。
やっぱり、神戸のメリケンパークからモザイクを眺める景色は最高です。
夕方から、徐々にライトアップされていく建物と、
黄昏時の空が、ブルーからオレンジ色に変わり、
宵の明星の金星が、西の空に光だし、
それによりスイッチが入ったように、
星空だけが見える漆黒に変化していくのを、
心地よく眺められる、この時期は、そうそう有りません。
その上、神戸は、夜7時を過ぎると、人も一気に減って、
閑散としていく、大都会でないのが、いいんです。
三ノ宮のメインストリートであるセンター街は、
コロナの前から、自分勝手な自主規制で、夜7時になると、
お店のシャッターが閉まりだし、ゴミ収集車が走り回ります。
お客さんが、まだ、いっぱい散策しているのにです。
完全にやる気のない地方都市です。
神戸市民の本音は、京都みたいに観光客だらけになって欲しくない。
大阪みたいに、人混みだらけに、なって欲しくない。
適度に観光客が来ればいい。
というような考えできたもんだから、50年間、時間が止まってます。
その象徴である、戦後が、そのまんま残っていた、
通称モトコー元町高架下商店街が、やっと改装が始まり出しました。
未だに、50年前のホコリを被ったまんまと思えるような、
誰が買うねん状態の商品と、店主が、
リアル、テネットの如く鎮座しています。
もういい加減、正倉院に入ってもいいはずです。
なんせ、ちょっと前まで、誰が買うねん状態の暗い高架下の中で、
恐ろしく安い、手作りカステラを作っている店が有って、
ホントに奈良時代から作ってんちゃうかと、子供の頃に思っていました。
そんな訳あるかーい、電車の高架は、奈良時代に有ったんかーい、です。
そやから言うて、江戸時代にも有ったんかーい、です。
戦後や言うてるやないかーい。
なんの戦後や、元寇か、応仁の乱か、桶狭間の戦いか、
元町で、そんな戦いが何処に有ったんや、
しかし、すぐ近くに、花隈城跡が有ります。
アホな子供の妄想は、とめどなく広がります。
ウリャーー、年寄りの錯乱をお許しください。