教育ジャーナリストの人の対談形式の記事です。
中高一貫校の先生に聞くと、数学のレベルが下がって来たそうです。
図形が書けない子や、四則演算の定着が弱い子、小数点の計算などを、
一からやり直した。
中学に上がったときに三角形といった基本的な図が書けない子が増えた。
三角形が書けないのに、プログラミングや、英語の勉強をやっているとは、
愕然としました。
三角形なんて、周りのそこら中に有ります。
三角形を見た事がない人間なんていません。
そんな子供が、中高一貫校を通ったという事は、どんな入試なんでしょうか。
そっちの方が問題です。
そもそも論理的な思考ができない人間がプログラミングなんて、
そんな人がロボットのプログラミングをしたら、手足がバラバラに動いて、
寛平ちゃんのようになり、一向に前に進まなくなるんじゃないでしょうか。
数学こそ、物の理(ことわり)であり、
人間が自然界を理解する為に考え出した言語だと思います。
だから、本来は人間が進化し続ける為には絶対的に必要不可欠です。
今の勉強は、学校の数学に限らず、
他の科目も、受験の為のテクニックを教えているだけで
理屈を教えない。
理屈がなければ、そりゃ論理的思考ができないのも当たり前です。
なのに何故か、大学まで行けてしまう、その結果、「それな。」です。
なんと含蓄の有る言葉でしょう。
この一言で森羅万象、宇宙原理、全てを表します。
アインシュタイン方程式を超えているかもしれません。
にっぽん、すごい ! !
冗談はさておき、理屈を教えないと、ただの文字と数字の羅列です。
それだけ教えられても、面白くもなんともない。
私も高校生の時に先生に、何故こんなものが出来たのかを、
よく聞きに行っていました。
返答のほとんどが、「そんなもん知らん」でした。
一生懸命いろいろ調べましたが、ほとんど書いてなく、
書いていると、恐ろしくむつかしい本しかありませんでした。
今の時代は、いくらでも調べる事ができるいい時代です。
勉強しない方が損な時代です。
知識を増やすのは、知れば知るほどいろんな事と繋がってきます。
点と点が繋がり線となるです。
そうなると、どんどん知ってて得をするようになってくる。
今の時代ほど、情報が錯綜しているだけに、早く正解に辿り着けます。
そして誤情報に惑わされなくなります。
小学生の面積の問題ぐらいから、暇つぶしで始めるといいでしょう。
解けた時は、楽しいですよ。