いつも、こういう道具系で失格が起こったりしますが、
競技のスタート直前にチェックをしたらどうなんですかねー。
競技が終わってから失格者が出てしまうなんて、
完全に後出しじゃんけんだと思うんですが。
そして今回のように、何人も失格者を出してしまうと、
競技として成り立たなくなってしまうと思うんです。
それこそトップ選手が、いっぱいいなくなると、
メダルの価値が無くなるでしょう。
そこでメダルを取れたとしても、実力ではなく、
たまたまのラッキーで取れたと言われたら、選手も嬉しくないでしょう。
選手は規定の範囲内で、ギリギリまで努力するのは当たり前ですが、
大会を催す側が、選手が納得して気持ちよく、
たくさん参加してくれるようにするのが仕事だと思います。
こんな事でケチが付いて、2流の大会という風になったら、
見てくれなくなってしまうんじゃないでしょうか。
見る側も、素人にはよく分からない規定で、
失格者ばかり出す競技なんかに興味が無くなります。
だから、こんな事は大会側の運営のやり方のミスで、
参加してくれている選手は、全く悪くない。
こういう検査も抜き打ちでやるような姑息な事をやらず、
直前に出来るもんは、ボクシングの計量みたいに、
公開の場で直前にするようにしたらどうですかね。
オリンピックの柔道は、過去には柔道着で、
外国人に日本人対策をとことんやられてきました。
審判の判断も、日本人選手に逆差別のような事が多々有りました。
それでも、日本発祥の柔道だから、相手に何をやられても動じず、
正統の柔道を貫き、勝ち負けにこだわらないを通してきました。
これは、精力善用 、自他共栄、の柔道精神を理解してもらう為です。
柔道とは何ぞやの為の布教活動みたいなもんですね。
現代では、フランスで子供に柔道をさせる理由が、
人との礼儀を覚えさす為ともいわれています。
そして、柔道をやっている人口が、
フランスで日本の3倍、ブラジルで10倍になっています。
ブラジルの人口は2億人ぐらいなんですが、
フランスは6500万人で、日本の半分ぐらいです。
だから単位人口あたり、日本の6倍や5倍です。
去年の東京オリンピックを開催するや、しないで揉めている時に、
ある政治家が言ったといわれている言葉が、
「4年に一回の大会に出る為に、一生懸命やっている人がいるんだから、
やってあげないかん。」です。
この上から目線の言葉に、私はカチンときました。
スポーツを、まともにやった事がない人間だから言えるのでしょう。
スポーツをこうゆう風に見て楽しむ事が出来ない余裕の無い人間が、
政治をやっている限り、いつまでたっても本当の先進国にはならないですね。
しかし、東京オリンピックの時のあの段ボールベッドは最悪でした。
どうせ、SDGSとか、環境に配慮するとかを、
アピールしたかったんでしょうが、選手に押し付けるなです。
選手は、最高のパフォーマンスを見せる為に来たんであって、
その為には、最高の睡眠の質が重要です。
日本には、最高の睡眠の質が提供できる企業がいっぱい有ります。
何兆円も使えるんなら、寝具ぐらい安いもんでしょう。
中途半端な所で、ケチるな。
ケチるんやったら、最初からオリンピックなんてするなです。