毎日のように、NHKのスペシャル番組で福島原発事故の事を流しています。
想定外の連発らしいです、バッカバカしい。
想定外という言葉を、いい大人が簡単に使えるのがつくづく羨ましい。
普通に想定外なんて言っているのは、想定出来ない自分が馬鹿ですと、
自己申告しているようなもんです。
昔、上岡龍太郎が、自分の弟子に、遅刻してきたら、
なにか面白い理由を言ったら許したろうと言って、言った理由が、
向かい風が強かったからです。と言ったから許した。と言っていました。
一般社会で、これが通じますか。
原発が爆発したのも、向かい風が強かったからですかね。
東電という会社は、向かい風が強かったが許されるんでしょうね。
関西のお笑いですね。
なかなか東京の会社にしては、吉本新喜劇並みに大ボケかましてくれます。
コロナのせいで、新喜劇のギャグの乳首ドリルが、
ソーシャルディスタンスしなくてはならなくなって、
乳首をつつく棒が2メートルにもなり、その結果、棒がしなってしまい、
乳首のピンポイントに当たらなくなって、
つつかれる方が、棒の先っちょを持って自分でつついてるという、
バカな事になってます。
小惑星探査機のハヤブサ2では、とことん想定外のシュミレーションをして、
万全の体制でやって成功しました。
私の私見ですが、ハヤブサは、完全に日本の理系が出した結果です。
しかし、これまでの日本は、たまたま、一回目上手くいったら、
俺のお陰で上手くいった。
2回上手くいったら、神様仏様、〇〇様になり、
3回上手くいったら、前例主義で、絶対に替えたらあかんとなり、
そこから、4回失敗し続けても、
変える勇気が出ず、コテンパンになるまで続けます。
太平洋戦争では、相手が気を抜いてる真珠湾で成功しただけで、天狗になり、
2回目のミッドウェー海戦でコテンパンにやられ、
そこから、負け続けているのに、
勝った勝った、また勝ったと、国民に言っていました。
失敗から学ぶではなく、失敗したと認めたらあかん。
そして、見ざる聞かざる言わざるで、事なかれになり、
意味が無くても続ける事に意味が有り、成功した数より失敗する。
原発事故では、想定外の事は起こらないという考えで、
想定外の事故訓練はしないという、
何故か非合理のような合理性が出来ていました。
今また、二酸化炭素削減の為に原発をいっぱい作ろうとしています。
日本人の安定した思考回路なら、しっかり同じ轍を踏むでしょう。
絶好調です。